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2023年12月26日
中部国際空港会社が2023年11月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると国際線旅客数は前年比295%増の28万9100人、国内線旅客数は3%増の48万4632人で、国際線と国内線を合わせた総旅客数は43%増の77万3732人となった。国際線のうち、日本人旅客は413%増の12万4500人、外国人訪日客は238%増の16万4600人となった。旅客便の発着回数は国際線が前年比220%増の1756回、国内線が5%減の4347回。貨物取扱量は国際貨物が前年とほぼ同じ1万1103トン、国内貨物は4%増の869トンであった。給油量は16%増の3万8286キロリットル、構内営業売上高は103%増の18億2400万円。このうち、免税店での売り上げは265%増の8億4300万円となった。駐車場利用台数は19%増の10万5000台であった。

2023年12月23日
政府は22日、2024年度予算案を閣議決定し、中部国際空港の滑走路増設にかかる整備などに7億円を計上した。中部国際空港は滑走路が1本しかなく大規模な修繕に対応できないため、現滑走路の東側に新たな滑走路を設け補修を進める方針。中部国際空港は2027年度までに新滑走路の稼働を目指しており、修繕が終わり2本の滑走路が使えるようになると年間の発着回数が2割ほど引き上げられる見込み。中部国際空港の担当者は「地域の期待に応えられるように引き続き環境アセスメントを進めていきたい」としている。

2023年12月22日
中部国際空港は2023年度の年末年始期間(12月28日から1月3日までの7日間)における中部国際空港を発着する国際線旅客便の予約状況について発表した。それによると国際線予約数は、出発旅客が4万3,298人、到着旅客が3万2,844人、総数は7万6,142人で、前年比274%、コロナ前の2019年比で51%となった。期間中の合計便数は256便で前年度の125便から倍増。うち定期便が252便、臨時・チャーター便が4便となっている。ピークは出発の第1ピークが12月29日の7,051人、第2ピークが12月30日の6,807人、到着の第1ピークが1月3日の6,163人、第2ピークが12月29日の5,238人と予測している。方面別(出発)では、「台湾・香港」が最多の12,948人。次いで「韓国」11,569人、「東南アジア」10,700人となっている。

2023年12月21日
愛知県常滑市は2025年にも旅館やホテルなどの宿泊者に課税する「宿泊税」を導入する。24年3月にも市議会に条例案を提出する予定で、1人当たり1泊200円を想定しており、年間約100万人の宿泊客から総額2億円ほどの税収を見込んでいる。市内には中部国際空港近くのホテルをはじめ30ほどの宿泊施設があり、宿泊税により増える財源は、空港と市街地を結ぶシャトルバスの運行といった観光施策に活用するという。宿泊税は地方税法に基づく法定外目的税で、総務相の同意を得て開始する。市によると宿泊税を徴収するのは中部3県で初めてで、東京都や京都市、金沢市などが既に導入している。

2023年12月18日
愛知県とNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル、ジェイタワーの通信大手5社は、セントレアの共用アンテナを使った高速大容量第5世代(5G)移動通信システムの運用を12月19日より開始する。人の代わりに動く「アバターロボット」での道案内など、近未来のサービスに向けたインフラの整備を前進させる。愛知県と常滑市は昨年3月、5社と協定を結び、空港や周辺の3か所で複数社が使う5G共用アンテナの整備を進めてきており、このうち空港バス・タクシーのりば付近に設置したアンテナは19日から運用する。空港周辺を含む他の2か所は来年3月までに順次運用を始める予定となっている。

2023年12月17日
マレーシア航空委員会は、バティックエアー・マレーシアが申請していた中部〜高雄〜クアラルンプール線の運航申請に対し、航空交通権を与える決定を行ったと発表した。発表内容などによると2024年4月以降に週3往復を運航する計画となっており、同社では2月2日からの運航開始を予定して航空券の販売を開始していたが、就航日が約2か月遅れるものとみられる。

2023年12月12日
中部国際空港会社は空港でのハンドリング業務や保安検査、警備などを担う空港内事業者9社による合同採用説明・選考会を12月19日に開催する。各企業で正社員や契約社員、アルバイトとして就職希望の人が対象で、2024年新卒や第2新卒、経験者などの採用になる。参加企業はエーシーオー、スイスポートジャパン、全日警、名古屋エアケータリング、ピュアライン、マイナミ空港サービス、ライジングサンセキュリティーサービス、中部国際空港施設サービス、中部国際空港会社の9社。場所は第1ターミナル直結のセントレアホールで、19日午後0時30分から午後4時30分まで。参加費は無料で、セントレアのウェブサイト内にある専用ページ「セントレア合同採用説明会」から事前予約が必要となる。同社による合同説明会は、今年3月20日に続いて2度目で、2024年2月25日には3度目の説明会を予定しているという。

2023年12月11日
スターラックス航空は中部〜台北線を1月から2月にかけて6往復増便することを発表した。増便運航されるのは2024年1月19日・31日、2月4日・9日・12日・16日で、定期便と同様のビジネスクラス8席とエコノミークラス180席の計188席を配置した、エアバスA321で運航する。増便分のフライトスケジュールは台北発のJX1838便が台北06:55発、中部10:30着。中部発のJX1839便が中部11:30発、台北14:05着。運航日はいずれも2024年1月19日・31日、2月4日・9日・12日・16日の予定となっている。

2023年12月 9日
中部国際空港は12月22日(金)、フライト・オブ・ドリームズ1階に航空グッズ専門店「LUXURY FLIGHT」をオープンする。シアトルから直輸入したボーインググッズや、エアライングッズ等、航空ファンが楽しめる商品から飛行機に関連するおもちゃなど、子供から大人までわくわくするようなアイテムを数多く取り揃える。「LUXURY FLIGHT」はフライト・オブ・ドリームズ開業以来、同施設でフライトシミュレーターを運営する「LUXURY FLIGHT」が物販店舗として新規オープンするもので、今年10月末に営業を終了した「ボーイングストア」区画を一部改修して出店する。オープンを記念して、2023年12月22日(金)〜12月25日(月)の期間中、来店者1会計につきオリジナルシール1枚を贈呈する。なお、フライトシミュレーターについてはフライト・オブ・ドリームズ1階にて引き続き営業するが、12月8日(金)〜21日(木)は改修に伴い、臨時休業となる。

2023年12月 5日
河村たかし名古屋市長は12月11日から14日まで、ベトナムのハノイ市とダナン市に出張する。ベトナム航空にセントレア〜ダナンの直行便開設とホーチミン便の増便を働きかけるのが目的。市によると、セントレアからリゾート地のダナンへは近年、旅行会社がチャーター便を用意するなど、東海地方の需要が高まっているという。現在、セントレアからハノイ便が毎日運航している一方、ホーチミン便はコロナ禍以降、週5便に減便されており、コロナ禍前の毎日運航の復活を要請する。

2023年12月 2日
JALはボーイング767-300ERを改修した貨物専用機を使用し、成田と中部を起点として台北、仁川、上海の東アジア3都市へ運航する貨物便を2024年2月19日に就航させると発表した。3都市への貨物専用便はいずれも三角運航で、台北とソウルは2月19日から週5便ずつ、上海は3月1日から週6便運航する。台北線は成田〜台北〜中部、仁川線は中部〜仁川〜成田、上海線は成田〜中部〜上海〜成田をそれぞれ週5便運航するほか、成田〜上海直行便を週1便設定する。貨物専用機はJALが保有するB767-300ERを改修して3機導入。最大搭載重量は上部貨物室が32トン、下部貨物室が16トンで、上部にはパレットを24台、下部にはパレット3台に加え、コンテナを9台搭載できる。JALが貨物機を導入するのは13年ぶりで、物流の2024年問題に対応する。

2023年12月 1日
国土交通省航空局は、空港脱炭素化推進計画について申請のあった成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港、大阪国際空港の4空港の計画を認定した。これは航空分野の脱炭素化を図るため、昨年6月に航空法・空港法等を改正し、各空港の管理者が空港関係者と一体となって、具体的な目標や取組内容等を定めた空港脱炭素化推進計画を策定する制度を創設したもので、今回は初の認定となるため、令和5年12月1日午後3時より斉藤国土交通大臣が認定証を各空港の管理者に直接交付する認定式を国土交通大臣室で開催する。

2023年11月30日
吉祥航空は12月22日から、すでに発表されていた南京〜中部線に加え、北京(大興)〜中部線も再開することを発表した。また、2024年1月20日からは、南京線を週7往復(1日1往復)に増便するほか、上海線も週4便増便し週11便運航する。北京線は今年7月1日に開設した新路線だったが、冬スケ期初の10月29日から運休しており、2ヶ月ぶりの再開となる。北京線のフライトスケジュールは、12/22以降の火水金、北京発のHO1627便が北京15:55発、中部19:40着。中部発のHO1628便が中部20:40発、北京23:15着。増便となる上海線のフライトスケジュールは、1/20以降の月木土日、上海発のHO1389便が上海16:05発、中部19:40着。中部発のHO1390便が中部20:40発、上海22:35着となっている。

2023年11月29日
中部国際空港会社は12月8日から、手荷物受取場で食品サンプルを常設展示すると発表した。食品サンプルの製造は岐阜・郡上八幡の地場産業のひとつで、スーツケースの中に詰め込まれた大きな食品サンプルを、第1ターミナル国内線手荷物受取場にあるターンテーブルに乗せて回転させる。食品サンプルは名古屋めし盛合せと寿司の2種類で、空港内に店舗を構える岐阜・郡上市の「さんぷる工房」製造した特注品で、名古屋めしのサンプルは手羽先とみそカツ、ひつまぶし、台湾ラーメン、エビフライの5種類。寿司はいくら丼とウニ、各種握り寿司を、マグロやイカなどの海産物のサンプルとともにPRする。

2023年11月27日
中部国際空港会社が2023年10月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると国際線旅客数は前年比430%増の23万200人、国内線旅客数は11%増の54万2568人で、国際線と国内線を合わせた総旅客数は51%増の81万2768人となった。国際線のうち、日本人旅客は475%増の10万5700人、外国人訪日客は408%増の16万4500人となった。旅客便の発着回数は国際線が前年比303%増の1743回、国内線が4%減の4711回。貨物取扱量は国際貨物が19%減の1万95トン、国内貨物は32%増の1056トンであった。給油量は40%増の4万3215キロリットル、構内営業売上高は116%増の18億800万円。このうち、免税店での売り上げは358%増の8億3400万円となり、国際線の回復が棟内売り上げの増加に貢献した。

2023年11月22日
中部国際空港は21日、第1ターミナル4階に駄菓子店「あまのや繁田商店」が11月30日に新規オープンすると発表した。あまのや繁田商店は1925(昭和元)年に創業した静岡発の駄菓子店で「現代の駄菓子問屋」をコンセプトとし、まとめ売りコーナーからばら売りコーナーまで豊富な種類の駄菓子などを販売する。駄菓子のほかブリキ玩具なども取り扱う。場所は4階フードコートそばのレンガ通りで、営業時間は午前10時から午後9時まで。当面の間は午後8時までの短縮営業となる。

2023年11月20日
バティックエア・マレーシアは、2024年2月2日より中部〜高雄経由〜クアラルンプール線に就航する計画を発表した。運航は水曜日・金曜日・日曜日の週3便を予定しており、機材はB737MAX8を使用する計画。計画通りに就航するとセントレアからの利用者にとっては高雄までの新たな選択肢が増えるのと同時に、既存の中部〜台北経由〜クアラルンプール線と合わせ、クアラルンプールまで週6便が運航されることになり利便性が向上する。フライトスケジュールは中部発のOD892便が中部13:10発、高雄15:30着16:50発、クアラルンプール21:15着。クアラルンプール発のOD891便がクアラルンプール02:25発、高雄06:45着08:10発、中部12:10着。いずれも毎週水金日運航予定となっている。

2023年11月19日
中部国際空港会社の犬塚力社長が17日の会見で、航空機の地上誘導などを担う「グランドハンドリング」の人手不足から、航空便の就航や再開を断念せざるを得ないケースが出ていることを明らかにした。「グランドハンドリング」は航空機の地上誘導やチェックインの受け付けなどを行うが、空港会社によるとコロナ禍の需要減少で離職者が相次いだため人手不足が課題になっているという。こうした「グランドハンドリング」の人手不足が国際線に与える影響について、犬塚社長は「希望する便と実際に飛んでいる便に数十便単位の差が生じていることは確かだ」と述べ、航空便の就航や再開を断念せざるを得ないケースが出ていることを明らかにした。そのうえで犬塚社長は「グランドハンドリング」の会社に対し、人材確保や労働環境の改善を支援していきたいという考えを示した。

2023年11月18日
中部国際空港は17日、2023年4〜9月期の連結決算を発表した。それによると最終損益が58万円の黒字(前年同期は36億円の赤字)となった。新型コロナウイルスの影響緩和で空港利用者が増え、わずかだが中間期としては4期ぶりに最終黒字を確保した。売上高は63%増の180億円、営業損益は2億円の黒字(同34億円の赤字)だった。これに伴い24年3月期通期の業績見通しも見直した。最終損益は3億円の赤字、売上高は63%増の400億円とそれぞれ従来予想から39億円と58億円上方修正した。年間旅客数は国内線が新型コロナ禍前の19年度比93%の595万人、国際線が同49%の305万人を見込むとしている。同日、犬塚力中部国際空港会社社長が記者会見し、「新型コロナ禍前は中国客が多かった。中国の戻りが遅れており、国際線の回復が他空港に比べ遅れている。また、地上業務を担うグランドスタッフなどの不足で、就航したいのに出来ないという状況もある」と話した。

2023年11月17日
吉祥航空は南京〜中部線を12月22日より再開すると発表した。月曜日・水曜日・金曜日・日曜日の週4往復便を運航する。同社の中部発着路線はコロナ前に南京線のほか、上海線と無錫線の3路線があったが、上海線は8月8日から運航を再開しており、未だ再開予定がないのは無錫線のみとなる。フライトスケジュールは、南京発のHO1615便が南京15:40発、中部19:20着。中部発のHO1616便が中部20:20発、南京22:45着となっている。機材は上海線と同じエアバスA320を使用する。

2023年11月14日
チェジュ航空は2023年12月1日より、中部〜仁川線を増便しダブルデイリー化する計画であることが明らかになった。同路線は現在、1日1往復のデイリー運航となっているが、12月1日より夕方便を追加しダブルデイリー化する。中部〜仁川線はジンエアーがダブルデイリーで就航するなど競争が激しい路線となっており、航空会社間の顧客獲得競争が激化することが予想される。フライトスケジュールは中部発の7C1601便が中部13:50発、仁川16:00着。7C1603便が中部17:30発、仁川19:40着。仁川発の7C1602便が仁川11:10発、中部13:00着。7C1604便が仁川14:40発、中部16:30中部着。使用機材はいずれもB737-800となっている。

2023年11月 9日
中国東方航空グループの上海航空は、中部〜上海線の運航を12月1日に再開する。同路線は今年9月に開設したが、就航開始わずか1週間後の10月6日から運休していた。運航再開後は1日1往復(週7往復)に増便する。フライトスケジュールは上海発のFM889便が上海11:25発、中部15:00着。中部発のFM890便が中部16:00発、上海18:10着。機材はボーイング737-800(2クラス168席:ビジネス8席、エコノミー160席)を使用する。上海航空は1985年に設立され、2010年に中国東方航空と統合し、現在は同社傘下となっている。セントレアには2019年4月に就航した。中部〜上海線は中国東方航空も1日1往復を含む週10往復を運航しており、グループでは週17往復となる。

2023年11月 8日
フィンエアーは新型コロナ感染拡大後運休中の中部〜ヘルシンキ線の運航を、2024年5月30日から再開する計画であることを明らかにした。実現すれば同路線の再開は約4年振りとなる。運航はヘルシンキ発が木曜日・日曜日、中部発が月曜日・金曜日の週2便となり、使用機材はA350-900の予定。フライトスケジュールは中部発のAY80便が中部22:50発、ヘルシンキ翌朝05:55着。ヘルシンキ初のAY79便がヘルシンキ00:15発、中部19:05着の予定。フィンエアーは2024年夏スケジュールにおいては、中部線のほかに羽田線を週7便、成田線を週6便、関西線を週5便運航する予定としており、合計で週20便で日本とヘルシンキを結ぶ計画になっている。

2023年11月 7日
中国国際航空は11月15日から1日1往復で再開する計画だった中部〜上海線の運航再開を、12月22日に延期すると発表した。中国国際航空は新型コロナ感染拡大前、中部〜北京線と上海線をそれぞれ1日1往復運航していたが、2020年2月から運休していた。中部〜北京/首都線はすでに5月19日から週2往復で運航を再開し、その後週3往復に増便している。延期となる中部〜北京線のフライトスケジュールに変更はなく、使用機材もエアバスA321の予定となっている。

2023年10月25日
中部国際空港会社が2023年9月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると国際線旅客数は前年比501%増の23万3900人、国内線旅客数は29%増の52万2739人で、国際線と国内線を合わせた総旅客数は70%増の75万6639人となった。国際線のうち、日本人旅客は535%増の10万3700人、外国人訪日客は478%増の12万9800人となった。旅客便の発着回数は国際線が前年比322%増の1571回、国内線が2%増の4825回。貨物取扱量は国際貨物が2%増の1万1004トン、国内貨物は33%増の1010トンであった。給油量は39%増の4万2488キロリットル、構内営業売上高は129%増の15億4000万円。このうち、免税店での売り上げは413%増の6億3400万円となり、すべての項目で前年同月を上回った。
 同時に2023年度上半期実績も発表され、航空旅客数は国際線が前年比588%増の128万3818人、国内線は29%増の306万8963人、国際線と国内線を合わせた総旅客数は69%増の435万2781人となり、前年を大幅に上回ったが、コロナ禍前の過去最高だった19年度の約6割に留まった。発着回数は国際線旅客便が前年比159%増の1万1599回、国内線旅客便が2%増の2万8721回、国際線貨物便が33%増の2891回となった。

2023年10月24日
春秋航空は2023年11月20日より、中部〜大連線の運航を再開することが明らかになった。運航は月曜日・水曜日・金曜日の週3便を予定しており、機材はエアバスA320。同路線の再開により、同社の中部国際空港発着路線は既存の上海線に続き2路線に拡大する。フライトスケジュールは大連発の9C6499便が大連08:40発、中部12:00着。中部発の9C6500便が中部13:00発、大連14:55着となっている。中部からの大連線は中国南方航空も運航を再開しており、2023・24冬スケジュールからが増便を予定している。

2023年10月23日
中部国際空港は「FLIGHT OF DREAMS(フライト・オブ・ドリームズ)」1階のオフィシャルグッズストア「ボーイングストア」を、10月31日をもって閉店すると発表した。「ボーイングストア」は、アメリカ外初出店となるボーイングのオフィシャルストアで、ボーインググッズや本物の航空機の部品を用いたオブジェや家具などを取り揃えている。中部国際空港では新たな航空関連グッズの店舗誘致を検討しているとしている。

2023年10月18日
タイの新興エアラインのリアリークール航空は、現在就航に向けて準備を進めている成田〜バンコク線に続き、中部〜バンコク線の開設を検討していることが明らかになった。格安航空会社ノックエアの元CEOで、現在はリアリークール航空CEOを務めるパティ・サラシン氏が明らかにしたもので、成田に続き中部にも就航することを検討しているとともに、日本市場においては、日本航空と協力を模索しているという。同社は早ければ2023年12月にもチャーター運航を開始する見込みとなっており、現時点では定期便の就航は2024年第2四半期頃になるとみられている。

2023年10月16日
中国国際航空は中部〜北京(首都)線を、11月4日から増便すると発表した。同便は5月19日から月・金曜の週2往復で運航を再開し、その後火曜の運航を追加し週3便で運航していた。11月4日からは土曜便が加わり週4往復の運航とする。フライトスケジュールは北京発のCA759便が北京09:00発、中部13:00着。中部発のCA760便が中部14:15発、北京17:00着。使用機材はボーイング737-800となっている。

2023年10月15日
中部国際空港は10月21日(土)と22日(日)の2日間、セントレア定番のハワイイベント「Aloha Hawai’i Nei Festival」を開催する。地元のフラダンサーが集結し、フラダンスやハワイアンバンドによる生演奏でハワイ気分を楽しめるイベントで、今年はハワイアン雑貨の物販ブースも出展し、以前にも増してセントレアがハワイアンムードに彩られる。出展ブースは「ハワイアンショップ ククイ」「ラニカイハワイ」「ナニプア」「セブンウェーブス」「マウオアフ」「ロコッツ」「ラブアロハ」となっている。開催場所は第1ターミナル4階「イベントプラザ」、時間は両日とも10:00〜18:00。観覧は無料。

2023年10月14日
中国国際航空は11月15日から、中部〜上海線の運航を1日1往復で再開する。同社の中部〜上海線は新型コロナウイルスの影響で、2020年2月から運休しており、運航再開は約3年9か月ぶりとなる。中国国際航空はコロナ前、中部〜北京線と中部〜上海線をそれぞれ1日1往復運航していた。中部〜北京線は首都空港発着で5月19日から週2往復で運航を再開しており、その後週3往復に増便している。フライトスケジュールは上海発のCA405便が上海08:00発、中部12:00着、中部発のCA406便が中部13:20発、上海14:55着。使用機材はエアバスA321となっている。

2023年10月13日
・J
ALは10月29日からの2023・24冬スケジュールにおいて、中部〜ホノルル線を現在の週3往復から1往復増便し、週4往復にすると発表した。新型コロナウイルス感染症の5類移行を受けて国際線の需要は回復しており、お盆期間(今年8月10〜20日)の利用率が89.4%と好調な実績を記録していた。増便となるのは中部発の火曜日とホノルル発の月曜日で、フライトスケジュールは中部出発のJL794便が中部20:30発、ホノルル08:30着。ホノルル出発のJL793便がホノルル13:55発、中部17:55(翌日)着。使用機材はボーイング787-9で、座席数はビジネスクラス28席、プレミアムエコノミークラス21席、エコノミークラス190席の計239席となっている。

2023年10月12日
独DHLエクスプレスは10月11日より、セントレアを経由するシンガポール〜米国間の貨物専用便2路線の運航を開始した。シンガポール航空が運航や整備を受託するボーイング777Fを使用し、機体にはDHLとシンガポール航空のロゴが描かれている。10月11日の1便目は、登録記号9V-DHDのB777Fが使用された。2路線のうち、シンガポール→中部→ロサンゼルス→ホノルル→シンガポール便が週5便、シンガポール→台北→中部→シンシナティ→ホノルル→シドニー→シンガポール便が週1便となっている。

2023年10月11日
中国南方航空は10月29日からの2023・24冬スケジュールにおいて、中部〜大連線を週4往復に増便すると発表した。現在同路線は月・火・土曜の週3往復を運航しており、日曜の運航を追加する。コロナからの需要は回復している状況が続いており、今後も増便が期待される。フライトスケジュールは大連発のCZ619便が大連09:20発、中部13:00着。中部発のCZ620便は月・火・土が中部14:00発、大連15:30着、増便となる日曜のみ中部14:00発、大連16:15着。使用機材はビジネスクラス4席、エコノミークラス155席の計159席のエアバスA320となっている。

2023年10月 7日
アシアナ航空は2023・24冬スケジュール期間中の日本路線の運航計画を発表した。成田〜仁川線を最大1日4往復、羽田〜金浦線と関西・福岡〜仁川線を同3往復、関西〜金浦線と中部〜仁川線を同2往復、新千歳・那覇〜仁川線を同1往復、仙台〜仁川線を週4往復、宮崎〜仁川線を週3往復運航する。また、仙台〜仁川線を週1往復増の週4往復に増便するほか、成田〜仁川線を11月15日から1日4往復体制で運航する。

2023年10月 5日
中部国際空港は2023年10月28日(土)に開催する「空の日エアポートフェスタ in セントレア」イベントのうち、事前募集イベントの「管制塔見学ツアー」、「機内食工場見学ツアー」、「空の日お仕事ランウェイ!キッズ制服ファッションショーinセントレア」の詳細を明らかにした。3つのイベントは共に参加費無料で、中部国際空港のホームページより応募を受け付ける。いずれのイベントも応募者多数の場合は抽選で参加者を決定。当選発表はメールにて、当選者にのみに通知される。 「管制塔見学ツアー」は10:00〜12:00(ツアー時間は1組あたり15分程度)に開催し、募集人数は小学生(4年生〜6年生)とその保護者(成人)を1組とする12組24名。応募締切は10月10日(火)23:59、当選発表は:10月13日(金)までに当選者にのみ連絡。 「機内食工場見学ツアー」は開催時間が11:00〜13:20、募集人数は小学生(4年生〜6年生)とその保護者(成人)を1組とする10組20名。応募締切は10月10日(火)23:59、当選発表は10月13日(金)までに当選者にのみ連絡。 「空の日お仕事ランウェイ!キッズ制服ファッションショーinセントレア」は開催時間が11:00〜12:10(イベントプラザ会場、ステージ20分)と13:00〜14:30(フライト・オブ・ドリームズ会場、ステージ35分)で、参加資格は指定衣服サイズ着用が可能な子供とその保護者(成人)。応募締切は10月18日(水)23:59、当選発表は10月20日(金)までに当選者にのみ連絡となっている。この他にも「セントレアスペシャル体験ツアー」として、滑走路内を歩く体験ツアーも実施予定で、詳細は後日発表される。

2023年10月 4日
韓国の新興エアラインで清州空港を拠点とするエアロケイのCEOが現地紙のインタビューに応じ、早ければ年内にも中部・福岡・那覇〜清州線を開設する計画であることを明らかにした。同社は現在、成田・関西〜清州線を運航しており、2023・24冬スケジュールでは日本路線を5路線に拡充する計画という。今後同社は上記日本路線のほかに、新千歳・熊本線の開設を計画していることもわかっており、国際線にさらなる比重を置き日本路線も注力していくものとみられる。

2023年10月 2日
中部国際空港は日帰りの飛行機利用で駐車場代が無料になるキャンペーンを、2024年3月29日まで延長すると発表した。このキャンペーンは2019年2月に開始した「日帰りヒコーキプロジェクト」の一環として実施するもので、日帰りでの飛行機利用を証明できる搭乗券、駐車券を第1ターミナル利用者はアクセスプラザ、第2ターミナル利用者はフライト・オブ・ドリームズの案内所で提示すると、普通車1日分の駐車場料金(最大1,600円)が無料になる。平日のみが対象で、12月25日から2024年1月5日までは除外となる。対象駐車場は中部国際空港が運営するP1〜P4駐車場。これまでの利用台数は約1万台に達しているという。

2023年10月 1日
大韓航空は2023・24冬スケジュール期間中の日本線の運航計画を決定した。新潟・岡山・鹿児島〜仁川線の運航を再開するほか、成田・中部・関西・福岡〜仁川線を増便する。これにより日韓線は15路線、1日最大32往復となる。中部国際空港発着では中部〜仁川線を現在の1日2往復から10月31〜12月26日まで週3便(火木土)増便し週17往復、中部〜金浦線を1日1往復で新規就航、中部〜釜山線は現在と同じ1日1往復運航する。

2023年 9月30日
中部国際空港は今年12月27日〜2024年1月5日の駐車場料金を値上げすると発表した。期間内の駐車場1日当たりの最大料金を通常の1600円から3000円に引き上げる。料金値上げは年末年始のほか、今後はゴールデンウイークやお盆期間も対象とする。今年8月のお盆期間は、7800台ある駐車場が一時埋まり、出入口付近で渋滞が発生した。空港会社は「自家用車は避け、公共交通機関を利用してほしい」と呼びかけている。

2023年 9月29日
BOTEJYU Groupホールディングスは、コリンソン・グループの共通ラウンジ利用サービス「Priority Pass(プライオリティ・パス)」の対応店舗を拡大し、中部国際空港の「ぼてぢゅう 中部国際空港店」で、10月4日から会員向けサービスを開始する。搭乗券とプライオリティ・パスもしくはラウンジキーのカードを提示した人に、3,400円相当の「ぼてぢゅうセット」「大阪道頓堀セット」のコースメニューを提供する。場所は第1ターミナルのスカイタウンで、営業時間は午前10時から午後9時まで、ラストオーダーは午後8時半までとなっている。

2023年 9月28日
中部国際空港は第2ターミナル(T2)の再開に合わせて5月8日から9月30日まで実証実験を行ってきた第2ターミナル(T2)と第1ターミナル(T1)のアクセスプラザ間の連絡バスについて、期間中に約10万人が利用したことや利用者の声を反映し、10月以降についても継続して運用することを発表した。空港会社は「今後さらなる旅客数の増加を見込む中、中部地域の玄関口としての役割を果たすべく、さらに利便性の高い空港を目指す」と表明。また、T2の国内線到着旅客向けに、航空機から手荷物受取所までの移動距離の低減のためのシャトル車両の運行も引き続き実施するとしている。

2023年 9月27日
名古屋鉄道は10月28日(土)に中部国際空港で開催される「空の日エアポートフェスタ in セントレア」に合わせ、中部国際空港駅を発着する特急(一部特別車)を1200系(パノラマスーパー)車両で運行する。パノラマスーパーで運行されるのは、名鉄岐阜発中部国際空港行きが名鉄岐阜10:32発、名鉄名古屋11:01発着、中部国際空港11:36着と名鉄岐阜13:02発、名鉄名古屋13:31発着、中部国際空港14:06着の2本で、名鉄岐阜行きが中部国際空港11:47発、名鉄名古屋12:25発着、名鉄岐阜12:54着と中部国際空港14:17発、名鉄名古屋14:55発着、名鉄岐阜15:24着の2本。また、当日は「空の日エアポートフェスタ in セントレア」のイベント会場にて名鉄ブースを出展し、子供が制服を着用しての運転士なりきり体験やオリジナルグッズ等の販売を実施。当日に限り中部国際空港駅の硬券入場券と特製スタンプ押印セットを発売する。ひとり1回につき2セットまで購入可能で、100セット限定となっている。

2023年 9月26日
中部国際空港会社が2023年8月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると国際線旅客数は前年比482%増の26万7000人、国内線旅客数は13%増の59万5153人で、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比50%増の86万2153人となった。国際線のうち、日本人旅客は469%増の11万9800人、外国人訪日客は500%増の14万7200人。旅客便の発着回数は国際線が前年比303%増の1539回、国内線が8%減の4947回。貨物取扱量は国際貨物が6%減の8499トン、国内貨物は41%増の1120トン、給油量は30%増の4万1026キロリットルであった。構内営業売上高は133%増の18億6500万円で、このうち免税店での売り上げは471%増の7億8000万円となった。

2023年 9月25日
JALは9月25日、残り1機となったボーイング777-200ERを見学するイベントを中部国際空港で開催すると発表した。全11機あったJALの777-200ERのうち、現在運航しているのは3号機(W64仕様、2クラス312席)のみで、ほかの10機は退役済み。セントレアへの飛来最終日となる10月27日に開催し、「JALマイレージバンク」の会員が先着で参加できる。当日は午後6時30分にセントレアへ集合し、3号機(登録記号JA703J)を使用する羽田発JL209便の着陸を制限区域のバス車内から見学。午後8時10分の同便到着後は駐機場で見学し、その後機内へ移動して、26席あるビジネスクラス(クラスJ)でパイロットと整備士が航空教室を開き、コックピットを見学する。解散は午後10時ごろを予定している。参加マイルは1人1万5000マイル。定員はビジネスクラス座席数と同じ26人で先着順となる。

2023年 9月23日
中部国際空港は2023年10月28日、「空の日エアポートフェスタ in セントレア」を開催する。「空の日エアポートフェスタ in セントレア」は毎年9月20日の「空の日」に合わせて、より多くの人に航空に対する興味・関心や理解を高めてもらうことを目的に開催しているイベントで、管制塔・機内食工場の見学イベントを開催する。開催日時は2023年10月28日(土)、開催場所は第1ターミナル4階イベントプラザ及びフライト・オブ・ドリームズ。事前募集イベントとして「管制塔見学ツアー」10:00〜12:00(120分)、「機内食工場見学ツアー」11:00〜13:20(140分)が予定されているほか、見学ツアー以外の企画や参加事業者については、決まり次第、順次イベントWEBにて公開される。

2023年 9月22日
中部国際空港は2023年10月29日(日)から新千歳空港、函館空港とセントレアの間を往復利用する北海道在住者に、「伊勢名物 赤福」や観光地の無料入場をプレゼントする「セントレア道民割」を実施する。コロナ禍で中断していたキャンペーンで、3年7か月ぶりに復活、道民のセントレア利用を呼びかける。中部国際空港は2018年7月から北海道の往復搭乗者に名産品などをプレゼントするキャンペーンを実施していたが、コロナ禍で中断していた。中断するまでの1年半の間に累計約1万4000人の道民がセントレアを利用するなど、一定の効果があったと判断し、このほど復活することにしたという。

2023年 9月21日
アイベックスエアラインズは9月21日、仙台〜中部線の利用促進を目的としたキャンペーンを開始した。アンケートの回答者に同路線の往復航空券などを進呈し、地域間の観光流動促進を図る。同時に同路線を対象としたタイムセールも実施する。キャンペーンは同社の特設ページでアンケートに回答し、エントリーする。回答者の中から抽選で同路線の往復航空券を1組2人に、中部地区の特産品セットを30人にプレゼントする。キャンペーン期間は2024年1月31日までで、期間中に同路線を利用した場合は当選確率が2倍となる。タイムセールは9月27日までで、名古屋にちなみ片道運賃を7580円から設定する。運賃には空港の旅客施設使用料が含まれる。搭乗期間は年末年始の一部を除き、11月1日から2024年1月31日までとなっている。

2023年 9月12日
中部国際空港はセントレアオフィシャルショップSORA MONO、セントレアオンラインショップで販売した「セントレアカレンダー2023」において、11月29日、30日の日付を黒字で表記すべきところがグレー(翌月の表記)となっていたと発表。「ご購入いただいたお客様にはご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。今後はより制作工程の管理を強化・徹底し、再発防止に努めてまいります」と、セントレア・オフィシャルサイトにお詫びメッセージを掲載した。

2023年 9月 9日
名鉄バスは新型コロナウイルス感染症の影響で2020年4月から全便運休していた名古屋の伏見・栄と中部国際空港を結ぶ「セントレアリムジン」の運行を、10月1日から再開する。1日往復14便を毎日運行し、予約は不要。名古屋市内では名古屋観光ホテル、錦通本町、栄オアシス21から乗車でき、中部国際空港第2、第1ターミナルに到着する。中部国際空港からは第1ターミナルで乗車し、名古屋東急ホテル、栄、錦通本町、名古屋観光ホテルで降車する。所要時間はいずれも約1時間。運賃は片道大人1500円、6歳以上12歳未満の子どもが750円。1〜6歳未満は同伴につき1人無料。交通系ICカードなどが利用できる。

2023年 9月 8日
中部国際空港は女子バスケット選手馬瓜エブリンが運営するスタートアップ企業「Back Door」と共同で、アスリートとファンが交流できる機会を創出する取り組みを開始した。この取り組みはBack Doorと協力し、アスリートとファンが交流できる機会を提供するもので、アスリートが空港を利用する際、搭乗までに余裕があることが多く、その時間をファンとの交流に活用できないかというアイディアから交流企画が生まれた。セレモニーでは、セントレアを利用して試合で岩手に遠征する地元企業デンソーの女子プロバスケットボールチーム『デンソーアイリス』の協力を得て、飛行機の搭乗前に開催された。今後はこういった時間に直接ファンと交流を深められる取り組みとしていく予定という。

2023年 9月 7日
中国東方航空は2023年10月5日から中部〜上海線を週10往復に増便すると発表した。増便となるのは木・土・日曜で、現在のデイリー運航便と合わせ週10便の運航となる。同路線は5月18日から約3年3か月ぶりに週2往復で運航を再開し、8月1日から週5往復、8月18日からデイリー運航に増便していた。増便分のフライトスケジュールは、上海発のMU719便の上海木曜・日曜発便が、上海11:45発、中部15:10着。土曜発便が上海11:50発、中部15:10着。中部発のMU720便の中部木曜・日曜発便が、中部16:10発、上海18:15着。土曜発便が中部16:10発、上海18:10着となっている。使用機材はビジネスクラス8席とエコノミークラス148席の計156席のエアバスA320の予定。

2023年 9月 6日
台湾のスターラックス航空は2023年12月1日に中部〜台北線を就航する計画を発表した。週7便のデイリー運航で、機材はA321neoを使用する。計画どおりに中部線が開設されると、同社の日本路線は、新千歳・仙台・成田・中部・関西・福岡・熊本・那覇の計8路線にまで拡大することになる。フライトスケジュールは台北発のJX838便が台北14:40発、中部18:15着。中部発のJX839便は中部19:15発、台北21:50着となっている。

2023年 9月 5日
中部国際空港はIPコンテンツ「アイドルマスター シンデレラガールズ」を活用した愛知県活性化プロジェクト「でらます」に参画する。セントレアの担当アイドルは、元CAアイドル「相馬夏美」で、ほかに愛知県出身アイドル5名(愛野渚、小室千奈美、財前時子、丹羽仁美、水野翠)とのフォトスポットを空港館内に設置。空港内でアイドルとの写真撮影ができる。期間は2023年9月7日(木)〜11月6日(月)の開館時間中で、場所は第1ターミナル4階スカイタウン、4階まるや本店、フライト・オブ・ドリームズ館内など計9箇所。また、「でらます」×セントレア限定のオリジナルコラボグッズを販売。セントレアオフィシャルショップSORAMONOで「ウォッシュタオル 1,100円(税込)」、cassettoで「スマホアクリルスタンド 1,980円(税込)」、くつろぎ処で「お風呂セット(フェイスタオル、キーホルダー、入浴剤) 3,000円(税込)」などとなっている。

2023年 9月 3日
顧客満足度(CS)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関であるJ.D. パワー ジャパンは、「2023年空港旅客満足度調査」の結果を発表した。調査は年に1回、直近1年以内に旅行や出張の際に国内線往復フライトを利用した5324人を対象に、インターネット調査で実施。国内に8空港ある「大規模空港部門」で中部国際空港が第1位になった。同社の調査では総合的な顧客満足度に影響を与えるファクターを設定。各ファクターの詳細評価項目に関するユーザーの評価を基に1000ポイント満点で総合満足度スコアを算出し、中部国際空港は「チェックイン/手荷物対応/保安検査」の3つのファクターで最高評価となり、677ポイントを獲得した。第2位は羽田空港の676ポイントで、「ターミナルビル設備」ファクターで最高評価。第3位は新千歳空港の669ポイントで、「商業店舗」ファクターで最高評価となった。

2023年 9月 2日
常滑市は9月1日、1600万円の寄付の返礼として貸し切りの小型ジェット機で周遊できる愛知県常滑市のふるさと納税について、締め切りの8月31日までに寄付の申し込みがなかったことを明らかにした。同市がJALと協力して企画し、最大75人が搭乗でき、セントレアから所定のコースを2時間周遊する内容で、6月中旬に受け付けを始めた。しかし、問い合わせがない状況が続き、当初は8月22日だった締め切りを31日まで延長したが、寄付者は現れなかった。市の担当者は「子どもの招待飛行などでの利用を想定していたが、金額の壁が高かった。今回はだめだったが、今後も空港がある街らしい返礼品を開発したい」と話した。同様の返礼品では、宮城県名取市が1200万円の寄付を受け、2月にチャーター便を運航。寄付額370万円の周遊フライト3件を用意した鹿児島県霧島市では1件で寄付があり、来年2月の運航が決まっているという。

2023年 8月31日
上海航空は中部〜上海線を2023年9月25日から週4往復で開設すると発表した。同社は2019年4月に中部〜広州線を開設して中部国際空港に初めて就航し、2019年12月には中部〜温州線も開設。コロナ前には2路線を運航していた。今回就航する中部〜上海線は月・水・木・日曜の週4往復で、ビジネスクラス8席とエコノミークラス160席の計168席を備えたボーイング737-800を使用する。フライトスケジュールは上海発のFM889便が上海09:00発、中部12:30着。中部発のFM890便が中部13:40発、上海15:35着となっている。中部〜上海線は現在、中国東方航空と吉祥航空が週7往復ずつ、春秋航空が週3往復の3社が週17往復を運航しており、コロナ前には6社が週70往復を運航していた。

2023年 8月29日
長崎空港を拠点に離島路線を運航するオリエンタルエアブリッジが、2023年10月29日に始まる冬ダイヤにおいて福岡〜中部線を開設し、期初から1日1往復運航する。また中部〜秋田線も増便し、第3拠点とする中部空港発着路線を強化する。新路線・増便分ともにANAとのコードシェアとなる。冬ダイヤで同社が開設・増便する中部2路線は、いずれも現在の夏ダイヤはANAが運航しているが、冬ダイヤではANA便を運休・減便する。このうち1日2往復の福岡線は同1往復に減便。1日1往復の秋田線は運休となる。中部2路線の機材は、ANAを傘下に持つANAホールディングスからリース導入するANA塗装のボンバルディアDHC-8-Q400(1クラス74席)を投入する。

2023年 8月28日
国土交通省航空局は令和6年度予算の概算要求を公表し、各空港の事業内容と要求額の詳細が明らかになった。中部国際空港においては24時間運用のため、大規模補修時においても継続的な空港運用を可能とすること及び完全24時間運用を実現すること等を目的として、滑走路の増設等の機能強化の取り組みを進める。令和6年度は財政投融資の活用も含めて、航空機の安全な運航を確保するために航空保安施設の更新等を実施する。令和6年度は空港会社により、第1ターミナルの改修や航空灯火をLED化する事業等を引き続き実施するとともに、滑走路の増設にかかる環境影響評価等を引き続き実施するとしている。

2023年 8月27日
名古屋出入国在留管理局中部空港支局は、お盆期間(8月10日〜20日の11日間)の中部国際空港の出入国者数の速報値を発表した。それによると総数は9万9260人で、新型コロナウイルス流行前の2019年のお盆期間10日間の45%となった。台風7号の影響で15日を中心に多くの便が欠航したが、直近のゴールデンウイーク期間の10日間と比べ1.7倍に増えた。内訳は日本人が4万9650人、外国人が4万9610人で、行き先別では韓国が1万2400人でトップ、中国、台湾、香港、ベトナムと続いた。

2023年 8月26日
中部国際空港会社が2023年7月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると国際線旅客数は前年比504%増の21万9300人、国内線旅客数は19%増の52万4653人で、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比55%増の74万3953人となった。国際線のうち、日本人旅客は474%増の8万6500人、外国人訪日客は527%増の13万2000人。旅客便の発着回数は国際線が前年比308%増の1388回、国内線が1%減の5008回。貨物取扱量は国際貨物が前年とほぼ同じ9542トン、国内貨物は23%増の1104トン。給油量は27%増の3万8875キロリットルであった。構内営業売上高は115%増の15億300万円で、このうち、免税店での売り上げは359%増の5億7700万円となった。

2023年 8月22日
JALは8月22日、2023年度下期の路線計画を発表した。10月29日に始まる2023-24国際線冬スケジュールにおいて、成田〜香港線と関西〜ロサンゼルス線、11月からは関空・中部〜ホノルルの計4路線を増便する。国際線は新型コロナの「5類」移行を受けて訪日・出国需要が高まっており、利便性向上を図る。成田〜香港線は現在の週3往復から5往復、週4往復の関空〜ロサンゼルス線は11月6日から週5往復へ増便。関空・中部〜ホノルル線も増便する。現在週4往復の関空線は同5往復に、週3往復の中部線は中部発火曜とホノルル発月曜の運航を追加し週4便となる。使用機材もB787-9に統一する。

2023年 8月21日
ANAとJALの国内大手航空2社は21日、お盆期間(8月10〜20日)の中部国際空港発着便の利用実績を発表した。それによると、国内線旅客数はANAが前年同期比11%増の10万9179人、JALが同19%増の4万2698人で、ともに前年同期を上回った。台風の影響で欠航や遅延が生じたが、新型コロナウイルスの5類移行で需要が伸びた。ANAの利用率は82.7%で前年同期比10.8ポイント改善し、コロナ禍前の19年の85.6%並みまで回復した。北海道や沖縄方面の利用が好調だったほか、国際線乗継便の成田線の利用率が92.7%、羽田線も86.5%と高水準だった。JALの国際線旅客数は約3倍の2563人で、まだ便数が少ないため旅客数自体は19年の2割以下だったが、利用率は中部〜ホノルル線が89.4%に達し好調だった。

2023年 8月18日
中部国際空港はオフィシャルショップSORA MONOに、この夏から新商品を追加発売したと発表した。新商品は「NGO BASE フーとひこーきくんSステッカー」385円(税込)と「セントレアフレンズフー ピンバッチ」715円(税込)で、「NGO BASE フーとひこーきくんSステッカー」は空港の3レターコードをメインにしたステッカーに、セントレアフレンズの「ひこーきくん」に「なぞの旅人フー」が乗って飛び立つかわいらしいデザイン。「セントレアフレンズフー ピンバッチ」は「なぞの旅人フー」デザインのピンバッチで、プラスチック素材で軽く、服やカバンのワンポイントにおすすめの商品となっている。また、その他おすすめ商品として、「The Crew NGOキーチェーン」各種1,650円(税込)、【peach×centrair】「コラボキーホルダー」980円(税込)、「NGOエコバック」880円(税込)、「フーボールペン エビフライ」357円(税込)などをPRしている。オフィシャルショップSORAMONOでは、オリジナルキャラクターのセントレアフレンズ商品に加え、SORA MONO オリジナルグッズ、航空ファン必見のエアライングッズ、など豊富な品揃えとなっている。

2023年 8月16日
中部国際空港は8月18日(金)から8月28日(月)まで、空港最大規模の北海道物産展「第12回大雪おみやげ博2023 in セントレア」を開催する。今回は約4年ぶりの開催となり、海鮮をふんだんに盛り付けた海鮮弁当をはじめ、道産牛が味わえるローストビーフ海鮮弁当や、おこっぺ町の牛乳を使った濃厚な牧場ミルクソフト、北海道ミルクに赤肉メロンをたっぷりトッピングしたかき氷などが用意されるほか、東川町で採れた新鮮なとうもろこし「朝採れとうきび」を直送販売する。ステージイベントでは、東川町のことを知る「写真の町」、大雪圏の動画放映や旭川大雪圏の魅力を発信&体験できるコーナー、旭川市のイラストレーターあべみちこ氏のイラスト展示&グッズ販売などを実施する。場所は第1ターミナル4階イベントプラザ及び3階スカイスイーツコーナーで、時間は開催期間中の10時00分から18時00分までとなっている。

2023年 8月 4日
中部国際空港は2023年のお盆期間(8月10日から20日までの11日間)における中部国際空港を発着する国際線旅客便の予約状況について発表した。それによると国際線予約数は、出発旅客が4万6,160人、到着旅客が4万6,780人、総数は9万2,940人で、前年比529%、コロナ前の2019年比で43%となった。期間中の合計便数は236便で、うち定期便が234便、臨時・チャーター便が2便となっている。ピークは出発の第1ピークが8月11日の5,759人、第2ピークが8月12日の4,792人、到着の第1ピークが8月18日の4,964人、第2ピークが8月16日の4,843人と予測している。

2023年 8月 3日
中部国際空港は第1ターミナル2階国際線制限エリア内の到着免税店「Centrair Duty Free ARRIVAL SHOP」の営業を、8月1日に再開した。国際線の手荷物受取所内に位置し、第1ターミナルの国際線到着便の利用者のみ購入できる。酒類とタバコ類のみを取り扱い、営業時間は午前8時から午後4時までとなっている。

2023年 8月 2日
中部国際空港はタイ国際航空、タイ国政府観光庁、ヤマモリ株式会社とのコラボ企画として、バンコク往復航空券や、タイグッズ、タイフード詰め合わせが抽選で当たる「セントレアから行きターイ!プレゼントキャンペーン」を開催する。このキャンペーンは、タイ好きの人、タイグルメが好きな人、コロナ禍でタイ旅行へ行きたくても行けなかった人たちに向け、アンケートに回答すると中部〜バンコク往復航空券やタイ関連の豪華景品が抽選で当たる嬉しい企画となっている。期間は2023年8月1日(火)から9月17日(日)までで、専用サイトからアンケートに回答のうえ、セントレア公式LINEの友だち追加。友だち追加の後にLINEトーク画面でキーワード「バンコク」と入力後、アンケートに回答し応募商品を選択する。

2023年 7月31日
国土交通省は31日、中部国際空港の第2滑走路建設の事業化へ向けた交通政策審議会航空分科会事業評価小委員会を開催し、中部国際空港滑走路増設事業における新規事業採択時評価の審議を8月1日に実施すると発表した。中部国際空港は滑走路増設が必要との認識を示しており、既に第2滑走路建設に向けた環境アセスメントの手続きを開始している。現在IATAが指定するレベル2以上の日本の混雑空港は、羽田・成田・関西・福岡・新千歳・中部となっているが、これらの空港で滑走路が1本だけなのは福岡空港と中部国際空港となり、既に福岡空港は増設が決定していることから、今後中部国際空港も建設が決まると日本のレベル2以上の全空港が滑走路を2本以上有することになる。中部国際空港は事業化が決定した場合、2027年に供用開始する方針としている。

2023年 7月28日
中部国際空港は7月27日、空港内で無料利用できる公衆無線LAN「セントレア Free Wi-Fi」をリニューアルしたと発表した。従来の利用制限を緩和して通信速度が大幅に向上し、つながりにくかった搭乗口付近などの通信環境を改善した。利用可能エリアは、第1と第2両ターミナル、アクセスプラザ、複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS」で、SSIDは「FreeWiFi-centrair」。これまでは搭乗口のほか、保安検査場周辺や出入国エリアでつながりにくくなることがあったが、これらの場所でも接続が途切れないようなった。そのため、訪日客が空港到着後すぐに観光案内を調べたり、翻訳アプリなどをダウンロードしやすくなったとしている。また、接続時に再認証が必要になる時間制限を従来の1時間から24時間に延長した。

2023年 7月27日
中部国際空港は夏の観光シーズンを迎え航空需要を高めようと様々な取り組みを開催している。ANAの中部着便で北海道・旭川空港から到着した利用客には東山動植物園の入園券をプレゼント。観光案内所の名鉄トラベルプラザで搭乗券を掲示するともらえ、9月30日まで計600枚限定。また、中部発のANA旭川便の利用客が、旭山動物園で搭乗券を見せると、ポストカード(3枚1組)がもらえる。先着で計1000組。ANAが9月30日まで期間運航している中部〜旭川線の利用客を増やそうと、名古屋市などによる利用促進協議会が企画した。
 また、香港国際空港及び格安航空会社「香港エクスプレス」と共同で、往復の香港便無料航空券が抽選で100人に当たるキャンペーンを開催中。8月18日までで、応募はセントレア公式LINEに友だち登録をしてアンケートに答える。香港国際空港は、香港への観光を促すことを目的に、世界各地の空港を対象に香港便の往復航空券計50万枚を贈るキャンペーンをしており、その一環として実施している。
 さらにLOVE SQ TABI♡ に合わせて、セントレアからの海外旅行でシンガポール航空(SQ671便/672便)を利用する12歳以下の子連れ家族を対象に、4階フードコート「DAYS SANDWICH CAFÉ」でサンドイッチ1セットを注文につき、カップのミルクアイス(380円(税込))を1つプレゼントする。期間は8月2日〜8月30日までとなっている。

2023年 7月26日
大韓航空はシンガポール発中部行きのチャーター便を運航する計画であることが、予約システム上の情報から判明した。運航日は9月19日(火)で、エアバスA380を使用する。9月22日から24日に鈴鹿サーキットでF1日本グランプリが開かれるためのもので、9月17日に決勝が行われるシンガポールグランプリの後に運航される予定。2022年にもシンガポールから中部へチャーター便が運航され、10月10日に大韓航空が同じくエアバスA380を使用しチャーター便を運航していた。フライトスケジュールはシンガポール発のKE9648便がシンガポール13:50発、中部21:20着の予定となっている。

2023年 7月25日
中部国際空港会社が2023年6月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると国際線旅客数は前年比707%増の19万2800人、国内線旅客数は36%増の47万7048人で、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比78%増の66万9848人となった。国内線の旅客数は新型コロナウイルス禍前の19年比で88%の水準まで回復したが、国際線は19年比で33%の水準にとどまった。国際線のうち、日本人旅客は679%増の6万9600人、外国人訪日客は731%増の12万3000人。旅客便の発着回数は国際線が前年比360%増の1234回、国内線が5%増の4573回。貨物取扱量は国際貨物が5%増の9603トン、国内貨物は50%増の1110トン。給油量は34%増の3万6836キロリットルであった。構内営業売上高は136%増の13億500万円で、このうち、免税店での売り上げは505%増の5億2500万円となった。

2023年 7月24日
ベトナム航空は2023年10月29日から始まる冬スケジュールにおいて、中部〜ホーチミン線を週5便に増便する。現在同路線は毎週月・水・木・日の週4便の運航となっているが、11月4日から土曜日の運航分を追加して週5便体制とする。フライトスケジュールは中部発のVN341便が中部10:00発、ホーチミン13:25着。ホーチミン発のVN340便がホーチミン00:05発、中部07:35着となっている。機材は現在と同じエアバスA350-900を使用する。

2023年 7月20日
大韓航空は中部〜釜山線と福岡〜釜山線の運航を9月27日に再開すると発表した。中部線は1日1往復、福岡線は同2往復運航。機材は2路線ともボーイング737-900ER(ビジネス:8席+エコノミー:165席の2クラス173席)を使用する。釜山は韓国第2の都市で、ビーチリゾート地の海雲台や海東龍宮寺、チャガルチ市場などのほか、甘川文化村や海雲台ブルーラインパークなどの新しい観光スポットが多くできたことから、若年層にも人気の観光地になっている。フライトスケジュールは中部発のKE2134便が中部15:25発、釜山17:05着。釜山発のKE2133便が釜山13:00発、中部14:25着となっている。

2023年 7月15日
中国東方航空は中部〜上海線の増便計画を変更し、段階的に1日1往復に増便すると発表した。8月1日からは月・火・土曜の運航を加えた週5往復、8月18日から水・金曜の運航を加えた1日1往復とする。ビジネスクラス8席とエコノミークラス148席の計156席を配置したエアバスA320で運航する。また、すでに発表されている7月16日から30日までの5便は、機材をエアバスA330に大型化して運航することに変更はない。同路線へのワイドボディ機の導入は、2010年の愛知万博以来となる。

2023年 7月14日
中部国際空港は空港内にSDGsへの取り組みに関するパネルを展示するとともに当社ウェブサイトに特集ページを新設する。この取り組みは2022年1月から空港内店舗と共同で行っている「お店とともに!セントレア SMILE SDGs」というプロジェクトの一環。今回新たに行われるのは、セントレアが空港内店舗とともに行うSDGsの取り組みに関してのパネル設置と、愛知県産の木材を使用したテーブルおよび椅子の設置。パネル等の設置場所は第1ターミナル4階レンガ通りで、ウェブサイトに特設ページを新設し、セントレアが空港内店舗とともに行うSDGsの取り組みに関して情報発信を行う。https://www.centrair.jp/assets/doc/corporate/SmileSDGs.pdf

2023年 7月13日
中国国際航空は2023年8月1日より、中部〜北京/首都線を増便する。中部〜北京/首都線は現在、月曜日と金曜日の週2便の運航となっているが、8月1日からは火曜日の運航分を追加し、毎週月火金の週3便となる。フライトスケジュールは中部発のCA760便が中部14:15発、北京16:55着。北京発のCA759便が北京09:00発、中部13:00着となっている。使用機材はボーイング737-800。

2023年 7月12日
ANAとJALの国内大手航空2社は、毎年恒例となっている夏季期間中におけるセントレアから北海道各地への臨時便を運航する。ANAは7月14日(金)から9月30日(土)まで、中部〜旭川線と女満別線の2路線を運航する。いずれも毎日1往復の運航で、使用機材はプレミアムクラス:8席、普通席:158席の計166席仕様のボーイング737-800。フライトスケジュールは旭川線が中部発のNH325便が中部09:00発、旭川10:45着。旭川発のNH326便が旭川11:25発、中部13:20着。女満別線は中部発のNH327便が中部14:05発、女満別16:00着、女満別発のNH328便が女満別16:40発、中部18:40着。
 いっぽうJALは8月1日(火)から31日(木)まで、中部〜帯広線と釧路線を運航する。帯広線は月・水・金・日の週4便、釧路線は火・木・土の週3便で、使用機材はクラスJ:20席・普通席:145席の計165席仕様のボーイング737-800。フライトスケジュールは帯広線が中部発のJL3303便が中部12:10発、帯広13:55着。帯広発のJL3304便が帯広14:30発、中部16:20着。釧路線は中部発のJL3131便が中部12:10発、釧路14:00着。釧路発のJL3132便が釧路14:40発、中部16:35着となっている。

2023年 7月11日
中部国際空港は7月16日に「第13回セントレア盆踊り」を開催する。セントレア盆踊りはスカイデッキで飛行機を眺めながら踊ることができるイベントで、夏を感じられる縁日やスカイデッキで提灯の装飾も実施する。2009年から開催していたが、2020年からは新型コロナウイルスの影響で見送っていたため4年ぶりの開催となる。今回は復活を記念して、セントレアオリジナルキャラクター「なぞの旅人フー」が浴衣姿でかわいく盆踊りを踊るデザインの新ロゴも作成した。場所は第1ターミナル4階スカイデッキとイベントプラザで、時間は盆踊りが午後6時半から8時まで、縁日イベントが午後1時から7時まで。盆踊りは雨天中止となる。提灯のライトアップは7月14日から23日まで、午後6時から10時半まで行う。

2023年 7月10日
韓国のLCC「ジンエアー」は、2023年9月15日に中部〜仁川線を1日2往復便で就航することを発表した。運航は午前と午後に1往復ずつするスケジュールで、使用機材はB737-800となっている。フライトスケジュールは中部午前発のLJ266便が中部10:25発、仁川12:35着。午後発のLJ268便が中部19:55発、仁川22:00着。仁川午前発のLJ265便は仁川07:35発、中部09:25着。午後発のLJ267便が仁川17:05発、中部18:55着となっている。

2023年 7月 9日
中国のLCC「春秋航空」は、中部〜上海線を8月6日から週3往復に増便する。現在は水・金曜の週2往復を運航しており、これに日曜の運航を加える。使用機材は従来便と同様にエコノミークラス180席を配置したエアバスA320で運航する。春秋航空は2015年6月に中部〜上海線を開設していたが、新型コロナウイルスの影響で、2020年2月8日をもって運休していたものの、5月19日から約3年3か月ぶりに運航を再開していた。

2023年 7月 8日
中国東方航空は中部〜上海線を8月1日から週3往復に増便する。同便は5月18日から約3年3か月ぶりに、木・日曜の週2往復で運航を再開していたが、8月1日からは土曜便を加え、週3往復とする。ビジネスクラス8席とエコノミークラス148席の計156席を配置したエアバスA320で運航する。また、7月16日から30日までの5便は、機材をエアバスA330に大型化して運航することも同時に発表された。同路線へのワイドボディ機の導入は、2010年の愛知万博以来となる。

2023年 7月 7日
中国南方航空は8月21日から、中部〜大連線を週3往復に増便する。同便は5月20日から火・土曜の週2往復で運航を再開しており、8月21日から月曜の運航を追加する。フライトスケジュールは中部発のCZ620便が中部14:00発、大連15:30着、大連発のCZ619便が大連09:30発、中部13:00着となっている。使用機材はビジネスクラス4席、エコノミークラス155席の計159席を配置した、エアバスA320を使用する。

2023年 7月 6日
JALグループの日本トランスオーシャン航空は、毎年夏休みの恒例となっている中部〜石垣・宮古への直行便を今年も運航することを発表した。運航は両路線ともに2023年7月14日〜8月31日までで、機材はB737-800を使用する。今季は宮古線は着いたその日からビーチリゾートを楽しめるよう、中部発を朝に出発するダイヤで運航するほか、石垣線は最終日にも島めぐりなどの観光を楽しめるよう、石垣を夕方に出発するダイヤで運航するとしている。フライトスケジュールは石垣線が中部14:50発、石垣17:20着。石垣18:00発、中部20:45着。宮古線が中部09:05発、宮古11:30着、宮古12:10発、中部14:40着となっている。

2023年 6月27日
アシアナ航空は現在順次増便中の中部〜仁川線を、7月28日から1日2往復に増便すると発表した。増便となるのは中部18:50発、仁川20:50着のOZ123便と仁川16:50発、中部17:50着のOZ124便。同便は現地7月1日から木・日曜の週2往復で運航を再開し、7月10日から月・火・土曜を加え週5便となる計画で、7月28日以降はダブルデイリーでの運航となる。使用機材はビジネスクラス12席+エコノミークラス162席を配置したエアバスA321の予定。

2023年 6月26日
中部国際空港会社が2023年5月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると国際線旅客数は前年比788%増の18万7700人、国内線旅客数は44%増の50万5773人で、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比86%増の69万3473人となった。総旅客数の60万人超えは3か月連続で、新型コロナウイルス感染症前の2019年同月比では39%減となり、コロナ前の6割超えまで回復した。国際線のうち、日本人旅客は967%増の6万4200人、外国人訪日客は697%増の12万300人でいずれも大幅に増加。旅客便の発着回数は国際線が前年比427%増の1238回、国内線が6%増の4791回。貨物取扱量は国際貨物が15%増の9328トン、国内貨物は43%増の1015トン。給油量は38%増の3万7082キロリットルであった。構内営業売上高は136%増の13億800万円で、このうち、免税店での売り上げは589%増の4億8500万円となり、5月に引き続き前年同月を大幅に上回った。

2023年 6月23日
中国の上海吉祥航空は、上海〜中部線を8月8日に再開すると発表した。1日1往復の週7往復便を運航する。同社の中部発着路線はコロナ前に上海線のほか、南京線と無錫線の3路線があったが、現在はいずれも運休が続いている。上海線は同社の中部再開1路線目となる。新路線の北京〜中部線は7月1日から1日1往復運航し、北京大興空港から中部空港へ初就航する。フライトスケジュールは、上海発のHO1389便が上海07:50発、中部11:15着。中部発のHO1390便が中部12:15発、上海13:55着となっている。

2023年 6月22日
シンガポール航空は2023年10月29日から始まる2023・2024冬スケジュールにおいて、中部〜シンガポール線を週5往復に増便することを発表した。現在は水・金・日曜の週3往復を運航しており、これに月・土曜の運航を追加し月・水・金・土・日曜日となる。また2024年3月5日からは、火・木曜日の運航分を追加してデイリー化する予定としている。機材は現在と同じボーイング787-10を使用。フライトスケジュールは中部発のSQ671便が、中部10:20発、シンガポール16:15着。シンガポール発のSQ672便が、シンガポール01:20発、中部08:30となっている。

2023年 6月16日
中部国際空港のある愛知県常滑市は、中部空港発着のチャーター便をふるさと納税の返礼品として提供すると発表した。1機まるごとチャーターするもので、寄付金額は1600万円。先着で1人のみ受け付ける。チャーター便を提供するのはJALグループのジェイエアで、運航日は10月22日限定、午前発を予定する。運航時間は約120分で、数種類の航路から好きなルートを事前に選ぶ。機材はジェイエアが保有するエンブラエル190(ERJ190)を投入。搭乗人数は寄付者含め最大75人まで。JALグループが運営するポータルサイト「JALふるさと納税」で、8月中旬まで受け付ける。

2023年 6月 8日
地域航空スタートアップのトキエアは、2023年冬をめどに新潟空港と中部国際空港を結ぶ路線を就航することを明らかにした。同社は近く新潟〜札幌丘珠路線から運航開始を予定しており、中部空港路線が第二弾となる。機材はATR製のプロペラ機を使用し、シートは革製で座席の間隔も一般的なLCCなどより余裕を持たせているほか、プレミアムエコノミー席を設定する。中部国際空港〜新潟間は現在運航便がないが、FDAが県営名古屋空港発着路線を運航していおり、阪口会長は「FDAとは競合ではなくお互いで地域を盛り上げていきたい。中部と新潟の経済交流の発展につなげたい」と述べた。

2023年 5月28日
キャセイパシフィック航空は中部〜台北〜香港線の運航を、2023・2024冬スケジュールが始まる2023年10月29日から再開する。1日1往復をエアバスA330-300で運航。フライトスケジュールは中部発のCX531便が中部16:35発、台北19:10着・20:10発、香港22:05着。香港発のCX530便が香港09:00発、台北11:00着・12:00発、中部15:30着となっている。これにより2023・2024冬スケジュールにおいて、同社の中部〜香港間の運航便数はダブルデイリーの週14便となる。

2023年 5月27日
中部国際空港は2023年〜2025年度の中期経営戦略を策定した。セントレアグループは、2030年には日本の主要な国際拠点空港として航空旅客数2000万人級を達成することを目指しながら、安全を堅持し安心して利用でき、地域社会の発展に貢献する、スマートで魅力的な空港づくりに取り組む計画。具体的な計画の一部として、売上げ及び利益向上並びに旅客利便の向上を目的とした将来の旅客ターミナルビル全体の在り方について計画を立案し、関係者との協議や工事に着手するとしており、2025年度までに全体計画の工事前手続きを完了する目標としている。また第2滑走路の2027年度供用開始に向けた準備を進めるとし、増設滑走路の工事着手に向けた取り組みの着実な実施、工事着手、増設滑走路供用開始後の飛行場面の運用に係る検討の深度化を図り、2025年度に工事に着手することを目標に設定したことを明らかにした。

2023年 5月26日
中部国際空港会社が2023年4月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると国際線旅客数は前年比797%増の18万2100人、国内線旅客数は48%増の44万3597人で、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比95%増の62万5697人となった。国際線のうち、日本人旅客は677%増の4万8900人、外国人訪日客は852%増の13万3200人でいずれも大幅に増加した。旅客便の発着回数は国際線が前年比427%増の1133回、国内線が10%増の4577回。貨物取扱量は国際貨物が2%増の8994トン、国内貨物は16%増の973トンであった。給油量は43%増の3万5491キロリットル、構内営業売上高は147%増の12億2400万円。このうち、免税店での売り上げは573%増の4億5500万円となり、3月に引き続きすべての項目で前年同月を上回った。

2023年 5月25日
空港ラウンジ「プラザ・プレミアム・ラウンジ」を運営するプラザ・プレミアム・グループは、日本市場への進出の第一弾として、5月27日に中部国際空港に有料ラウンジをオープンする。プラザ・プレミアム・ラウンジは航空会社や空港が運営しない独立系のラウンジで、保安検査場を通過後の第1ターミナル(T1)国際線出発エリア2階に開業する。18番搭乗口横に2021年6月まであったスターアライアンスラウンジの跡地にオープンする。プラザが制限エリアにあるラウンジとしては5か所めとなる。広さは440平方メートルで113席。ラウンジ内ではきしめんや手羽先などの“名古屋めし”を含む軽食やソフトドリンク、酒などを提供する。目に前には国際線の駐機場があり、滑走路も眺めることができる。営業時間は午前7時から午後3時45分までで、航空会社や利用クラス問わず誰でも利用できる。2時間制で利用料金は税込5630円。予約は1時間前まで受け付ける。

2023年 5月24日
香港航空は7月8日から中部〜香港線を開設すると発表した。運航は月・水・金・土曜の週4便で、使用機材はエアバスA330で運航する。また、8月22日からは1日1往復に増便する予定であることも同時に発表した。香港航空は4月に福岡〜香港線を開設したばかりで今回の中部線開設により、日本の乗り入れ空港は、新千歳・成田・関西・福岡・那覇をあわせた計6空港となる。フライトスケジュールは香港発のHX664便が香港09:30発、中部14:25着。中部発のHX665便が中部15:25発、香港18:30となっている。

2023年 5月21日
上海吉祥航空は中部〜北京(大興)線を7月1日に開設すると発表した。1日1往復をビジネスクラス8席とエコノミークラス150席の計158席を配置した、エアバスA320で運航する。中部と北京(首都)を結ぶ路線は5月19日から中国国際航空が運航を再開しているが、北京(大興)を結ぶ路線を運航するのは吉祥航空が初めて。フライトスケジュールは北京(大興)発のHO1627便が北京(大興)14:40発、中部19:05着。中部発のHO1628便が中部20:20発、北京(大興)23:10着となっている。

2023年 5月20日
中部国際空港は19日、2023年3月期の連結決算を発表した。それによると最終損益が73億円の赤字で3期連続の赤字となったが、前期の122億円の赤字からは改善した。旅客数は新型コロナウイルス下の行動制限が緩和され、前期比2.1倍の601万人に増えたが、収益の柱の国際線旅客数がコロナ前の20年3月期に比べ1割の水準にとどまった。売上高は前期比5割増の245億円、営業損益は67億円の赤字だった。24年3月期は国際線旅客数が20年3月期比で4割程度の水準に回復すると想定。売上高が前期比4割増の342億円となる見通しだが、黒字化には至らず最終損益は42億円の赤字と4期連続の赤字を見込んでいる。また、26年3月期を最終年度とする3ヶ年の中期経営戦略も発表し、路線の再開などに取り組み26年3月期の旅客数をコロナ禍前の20年3月期と同水準の1260万人へ回復を目指すという。

2023年 5月19日
アシアナ航空は現在デイリー運航している中部〜仁川線を、7月2日より順次増便すると発表した。現在運航中のOZ121/122便に加え、7月2日よりOZ123/124便を毎週木曜日と日曜日の週2便で運航再開する。また7月10日からは同便において月曜日・火曜日・土曜日の運航を加え週5便とし、計週12便体制とする。フライトスケジュールは仁川発のOZ124便が仁川16:50発、中部17:50着。中部発のOZ123便が中部18:50発、仁川20:50着となっている。使用機材はいずれもエアバスA321。アシアナ航空航空は今夏スケジュールにおいて、便数増加と共に大型機材を投入するなどして日本路線の提供座席数を増加させており、日韓路線を拡充している。

2023年 5月18日
エティハド航空は運休中の中部〜北京〜アブダビ線の運航再開時期について、現時点で未定であることを広報担当者が明らかにした。エティハド航空は現在、成田〜アブダビ線を1日1往復運航し、10月1日からは関西〜アブダビ線を新規開設することから、運休中の中部線の再開時期がクローズアップされていた。中部〜北京〜アブダビ線は新型コロナウイルス感染拡大前は週5往復運航していたが、今年3月には北京の乗り入れ空港を大興国際空港に移転しており、運航再開時には経由地が変更になるとみられる。

2023年 5月16日
中部国際空港は2023年6月10日(土)と11日(日)の2日間、「「CENTRAIR ALOHA Hula Festival 2023」を開催する。イベント期間中、フラダンスやウクレレ演奏のステージのほか、ハワイアン雑貨やリボンレイ作りを体験できるワークショップ、フェアトレードマルシェのブースも登場する。場所は第1ターミナル4階イベントプラザで、ステージスケジュールは後日発表する。開催時間は各日午前10時から午後6時までとなっている。なお、本企画の準備及び運営のため、空港ピアノ「ひこうピ」は、6月9日(金)16:00〜6月11日(日)19:00までの間、使用中止となる。

2023年 5月15日
ベトジェットエアは日本のお盆休み期間に合わせ、中部〜ダナン間のチャーター便を運航すると発表した。運航は中部発が8月11日、ダナン発が8月15日の計1往復を設定し、エイチ・アイ・エス(HIS)がツアーを販売する。セントレアからダナンへは、通常乗り継ぎで約9時間以上かかるが、直行便では約5時間半で到着できる。フライトスケジュールは現時点では未定とし、8月11日は中部を09:00〜11:00に出発し、ダナンに12:20〜14:20に到着。8月15日はダナンを09:00〜11:00に出発し、中部に16:00〜18:00に到着予定。機内泊がないスケジュールで、家族旅行にもおすすめとしている。機内食は往復とも各1回がツアーに組まれている。

2023年 5月13日
名古屋出入国在留管理局中部空港支局は12日、ゴールデンウイーク期間(4月28日〜5月7日の10日間)の中部国際空港の出入国者数の速報値を発表した。それによると出入国者数の総数は5万9500人で、新型コロナウイルス流行前の2019年のゴールデンウイーク(11日間)の26%にとどまる一方、直近の年末年始期間(12日間)と比べると約8400人増えた。内訳は日本人が2万5970人、外国人は3万3530人で、出国者の行き先別では、韓国が最多の8450人で、台湾、フィリピン、ベトナム、タイと続いた。

2023年 5月11日
大韓航空は5月12日から6月25日にかけ、中部国際空港と韓国南西部に位置する務安(ムアン)国際空港を結ぶチャーター便を13往復運航する。韓国からの旅行客が搭乗するインバウンドチャーター便として運航するもので、名古屋や北アルプス、関西方面の観光やゴルフツアー商品を務安や近辺の光州市、全羅南道、全羅北道などの旅行会社で販売しているという。中部国際空港と務安国際空港はいずれも24時間空港であることから深夜早朝便として運航。フライトスケジュールは務安発のKE9741便が5月12日からで、務安06:00発、中部07:55着。6月23日まで毎週月・金運航。中部発のKE9742便が5月14日からで、中部22:30発、務安翌00:30着。6月25日まで毎週木・日運航。使用機材は188席を配置したボーイング737-900を使用する。

2023年 5月10日
中部国際空港は5月27日(土)に「大型化学消防車見学会」を開催する。セントレアには8種類10両の消防車が配備されているが、開港から18年が経過し新たにドイツ製の新型車両も導入するなど、車両の更新も進めている。今回の見学会は新規導入のドイツ製新型車両も見学できるほか、運転席見学や放水デモンストレーションも予定している。募集人数はキッズクラブ枠が親子2人1組×20組、計40名(小学生以上対象・キッズクラブ入会は無料)、一般枠が40名で参加費は無料。5月14日までホームページにて申し込みを受け付ける。

2023年 5月 9日
JALとANAは9日、ゴールデンウイーク期間(4月29日〜5月7日)に中部国際空港を発着した国内線の旅客数を発表した。JALのGW期間中の国内線提供座席数は前年比29%増の4万300席で、搭乗率は75%だった。出発のピークとなった5月3日発の搭乗率は96%、到着のピークだった5月7日は90%と高い搭乗率となった。新型コロナウイルス禍前の2019年比で88%の水準に戻ったという。ANAの国内線提供座席数旅客数は7万748人で、搭乗率は前年比7ポイント増の73%だったが、ANAは19年との比較を開示しなかった。両社合計の搭乗者数は10万1035人と前年比19%増となった。また、両社でセントレア発着唯一の国際線であるJALのホノルル線は、GW期間中に1往復運航したが、利用者数は265人で搭乗率は55%、19年比でも利用者数は7%にとどまった。JALは19年のGW期間中に同路線を毎日1往復運航していた。

2023年 5月 3日
中部国際空港は2023年7月21日(金)まで、「第18回セントレアフォトコンテスト」を開催する。空港や航空へのあこがれ、空の旅の素晴らしさを感じられる作品をテーマに、作品にセントレアとわかる特徴的な対象が写っていること(飛行機が写っていなくても可)、セントレアを離着陸する飛行機が写っていることのいずれかが条件。応募資格の制限はなく、撮影期間の条件は過去およそ3年分(2020年1月以降撮影分)に限る。写真サイズはA4サイズ(約210mm×297mm)のプリントのみ。また、1人10点まで応募可能で、イカロス出版の月刊エアライン編集部内コンテスト事務局へ直接作品を送付し、応募となる。優秀作品のうち上位12点は、2024年のセントレアカレンダーに採用される。なお、新型コロナウイルスの影響により応募要項は事前の予告なく変更する場合があるとしており、表彰式ならびに作品展示の実施については未定。

2023年 4月29日
中国東方航空は中部〜上海線の運航を5月18日から再開すると発表した。再開するのは、上海・浦東空港を午前9時25分に出発し、中部空港に午後0時35分に到着するMU529便と、折返しの中部空港を午後1時35分に出発し、上海・浦東空港に午後3時30分に到着するMU530便。木・日曜の週2往復で再開し、利用者が回復すれば増便するとしている。使用機材はエアバスA320となっている。

2023年 4月28日
中部国際空港は第2ターミナルの全面的な供用を5月8日から再開すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大を受け、2020年3月20日から第2ターミナルでの国際線の運用を見合わせていた。その後、2022年10月30日からセブパシフィック航空と香港エクスプレス航空、10月31日からタイガーエア・台湾、11月22日からチェジュ航空が出発便に限って利用していた。検疫・入国・税関手続きを行う準備が整ったことに伴うもので、全面的な運用再開は3年2か月ぶりとなる。なお、5月8日から9月30日までの間、第2ターミナルと第1ターミナルのアクセスプラザ間で連絡バスの実証運行を実施する。また、第2ターミナル国内線の到着旅客向けに、航空機から手荷物受取所までの移動距離の低減のためのシャトル車両の実証運行も、同期間に実施する。

2023年 4月27日
中部国際空港会社が2023年3月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると国際線旅客数は前年比1242%増の15万1400人、国内線旅客数は66%増の54万2399人で、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比105%増の69万3799人となった。国際線のうち、日本人旅客は1350%増の6万4200人、外国人訪日客は1175%増の8万7200人となった。旅客便の発着回数は国際線が前年比383%増の826回、国内線が19%増の4769回。貨物取扱量は国際貨物が16%減の9948トン、国内貨物は1%減の825トンであった。給油量は14%増の3万859キロリットル、構内営業売上高は136%増の10億8300万円。このうち、免税店での売り上げは847%増の3億1600万円となり、すべての項目で前年同月を上回った。
 同時に2022年度実績も発表され、航空旅客数は国際線が前年度比1391%増の82万5236人、国内線は87%増の519万4537人、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比113%増の601万9863人となり、前年度を大幅に上回ったが、コロナ禍前の過去最高だった19年度の5割に留まり、過去3番目の低水準となった。国内線はコロナ前の8割まで回復したが、国際線は19年度比で13%の回復に留まったことが要因。発着回数は国際線旅客便が前年比383%増の4059回、国内線旅客便が33%増の5万5997回、国際線貨物便が11%増の4550回となった。

2023年 4月26日
中国国際航空は中部〜北京線の運航を5月19日から再開すると発表した。再開するのは、北京・首都空港を午前9時に出発し、中部空港に午後1時に到着するCA759便と、折返しの中部空港を午後2時15分に出発し、北京・首都空港に午後4時55分に到着するCA759便。月・金曜の週2往復で再開し、利用者が回復すれば増便するとしている。使用機材はボーイング737-800となっている。

2023年 4月25日
中部国際空港は「フライト・オブ・ドリームズ」の「Foodie's Stand & Pancake House HoiHoi」を移転し、「Foodie's Stand & Pancake House HoiHoi」として4月28日にオープンする。同店は2011年、名古屋・栄にオープンした名古屋パンケーキ界の元祖で、名古屋のパンケーキ火付け役と言われている「Pancake House HoiHoi」とのコラボ店舗で、「Foodie’s Stand」の人気商品であるジェラートに加え、一切添加物を使用していないオーガニックスフレパンケーキ、「Pancake House HoiHoi」では販売していないピザ、パスタなども販売する。営業時間は午前11時から午後5時まで。

2023年 4月23日
中国南方航空は運休中の中部〜大連線を5月20日から再開すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大で20年2月に運休以来、3年3か月ぶりとなる。同路線は運休前毎日1往復していたが、当面は火曜と土曜の週2便を運航する。中国に対する水際対策の緩和を受けて再開を決めたとみられる。大連線はコロナ前はレジャー客の利用が中心だった。中部国際空港発着で運航再開を決めた中国路線は、天津、上海に続き3路線目となる。

2023年 4月22日
ANAとJALの国内大手航空2社が、4月29日から5月7日のゴールデンウイーク期間に中部国際空港を発着する国内線旅客便の予約状況を発表した。それによるとANAが前年比23%増の6万5582人、JALが同23%増の2万7475人となり、JALは19年比で8割強に回復した。路線別では中部〜羽田、中部〜成田線が大幅に伸び、両空港から海外へ向かう乗り継ぎ需要の増加が要因とみられる。また、5月8日以降、新型コロナの感染症法上の分類が「5類」に移行することやマスク着用の緩和などを受け、「旅行に出かけやすい雰囲気が出てきている」ことも旅客需要の復活を後押ししているという。

2023年 4月21日
中部国際空港会社は21日、ゴールデンウィーク期間(2023年4月29日(土)〜2023年5月7日(日)の 9日間)における中部国際空港を発着する国際線旅客便の予約状況について発表した。それによると国際線予約数は、出発旅客が2万4400人、到着旅客が2万3900人、総数は4万8300人で、前年比1008%と大幅に増加したが、コロナ前の2019年比では27%に留まった。期間中の合計便数は171便で、うち臨時便・チャーター便が6便となっている。ピークは出発の第1ピークが4月30日の3500人、第2ピークが4月29日と5月4日の3400人、到着の第1ピークが5月7日の3900人、第2ピークが5月5日の3500人と予測している。

2023年 4月20日
FDAと中部国際空港は3月26日に中部〜高知線を開設したことを記念し、同路線の利用者を対象に「手羽先」をプレゼントする「セントレアのおきゃく」キャンペーンを共同で実施する。キャンペーン期間は4月20日から7月31日までで、5月31日までは「鶏三和」、6月1日以降は「世界の山ちゃん」の中部国際空港内の店舗で、「手羽先」1人前のテイクアウト商品をプレゼントする。店頭で電子クーポンを受け取り、クーポンと当日の搭乗券を提示する必要がある。ただし、毎月上限が250名となっている。

2023年 4月19日
春秋航空は4月19日、上海〜中部線を5月19日から水曜と金曜の週2往復で運航再開すると発表した。同路線は新型コロナ感染拡大の影響により運休しており、約3年3か月ぶりの再開となる。フライトスケジュールは上海発の9C8601便が上海09:35発、中部13:00着。折り返しの中部発の9C8602便が中部14:00発、上海16:00着となっている。使用機材はエアバスA320(1クラス180席)。中部国際空港会社によるとコロナ前の2020年1月1日時点で、中部〜上海線は春秋航空を含め6社が週70往復運航していたが、現時点で春秋航空が初の運航再開となる見込みだという。

2023年 4月16日
チェジュ航空は中部〜仁川線を5月12日から6月7日までの間、期間増便する。現在は1日2往復を運航しているが、期間中は1日3往復を運航する。同路線の2023年1月〜3月の利用者数は約6万人で、平均搭乗率は92%だった。同社によると訪韓需要の増加を受けて、夏休み期間の増便も検討しているという。増便分のフライトスケジュールは仁川発の7C1602便が、仁川09:00発、中部11:00着。中部発の7C1691便が、中部12:00発、仁川14:10着となっている。

2023年 4月15日
中部国際空港株式会社は、英国SKYTRAX社による格付けのリージョナル空港部門において、4回年連続で世界最高水準である5スターの評価を獲得したと発表した。同社による格付けは、500以上のサービス項目の調査に基づいて行われるもので、中部国際空港は空港利用者にとって分かりやすい動線づくり、空港内の清潔さなどで引き続き高評価を得ている。コロナ禍以降初となる今回の監査は3年3か月ぶりに実施されたが、コロナ禍にあっても空港全体が一体となり改善を続け、より高いサービスレベルを追求したことが高く評価された。空港会社は「セントレアをご利用いただく皆様へ感謝するととともに、より一層お客様に喜んでいただける空港を目指し、“チーム セントレア”で日々の改善を積み重ね、サービス向上に努めてまいります」とコメントしている。

2023年 4月13日
キャセイパシフィック航空は子会社のエア・ホンコンが運航するエアバスA300-600F貨物専用機を、2024年までに全機退役させる方針であることを明らかにした。エア・ホンコンのA300-600Fはセントレア貨物エリアで毎日のように見られる機体で、同社がDHL向けに運航を行なっているため、機体のカラーリングはDHLを踏襲している。エア・ホンコンは9機のA300-600Fのほか、2機のA330-200Fと、5機のA330-300Fを運航しており、今後9機のA330Fを追加導入し置き換えを進めるとしている。

2023年 4月11日
中部国際空港は沖縄3路線の搭乗を促進するため、フォトブック(クーポンコード)をプレゼントする「美ら島直行便」キャンペーンを開催する。対象となるのは2名以上でセントレア発着の沖縄路線(那覇・宮古島・石垣島)を往復利用するグループで、キャンペーン期間は4月10日から11月30日まで。先着5,000組限定で、上限に達し次第終了する。

2023年 4月10日
大韓航空は日本線6路線の2023年夏スケジュール期間中の運休・減便を発表した。全便を運休するのは成田〜ホノルル線、中部〜釜山線、福岡〜釜山線、岡山〜仁川線の4路線。また減便となるのは成田〜仁川線のKE1/2便と新千歳〜仁川線のKE770/769便の2路線で、成田〜仁川線は1日2往復、新千歳〜仁川線は1日1往復を運航する。

2023年 4月 8日
アシアナ航空はゴールデンウイーク期間中における利用者増に対応するため、日本路線3路線で臨時便を設定する。対象路線は成田・中部・福岡〜仁川線で、各路線とも5月5日と7日にそれぞれ1往復を設定する。中部発着便のフライトスケジュールは、仁川発のOZ1223便が仁川14:50発、中部16:40着。折り返しの中部発OZ1213便が中部17:40発、仁川19:40着となっている。

2023年 4月 6日
中部国際空港はコリンソン・グループが運営するラウンジプログラム「Priority Pass(プライオリティ・パス)」の対象店舗に、2軒の施設を追加すると発表した。4月4日から「FLIGHT OF DREAMS」3階の「THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR」を利用可能施設に追加したほか、温浴施設「くつろぎ処」も、4月11日から利用可能とする。「プライオリティ・パス」としては日本初のスパ施設の展開となり、マッサージもしくは入浴&食事メニューから選択できる。

2023年 4月 5日
JALは国内で混合した代替航空燃料「SAF(持続可能な航空燃料)」を、4月から中部国際空港で使用開始する。中部国際空港でSAFを使用するのは航空会社では初めてとなる。混合前のSAFの原液(ニートSAF)を輸入し国内で混合するもので、ニートSAFはフィンランドのネステ社が製造し、ジェット燃料との混合は富士石油が担う。JALは現在の中期経営計画で、SAFの利用目標を2025年度に全燃料搭載量の1%、2030年度に10%と定めている。2024年度以降の米西海岸発便で、SAFを加盟する航空連合ワンワールド・アライアンス各社との共同調達を予定しているが、SAFの供給量が不足していることから、調達先の多角化を目指すとしている。

2023年 4月 2日
中部国際空港の「世界の山ちゃん」が4月30日、第1ターミナル4階ちょうちん横丁に移転オープンする。従来のテイクアウトに加えてイートインも可能となる。広さは179平方メートル、座席数は74席で、このうち16席は加熱式タバコのみ喫煙可能となる。看板商品の「幻の手羽先」(1人前5本、税込605円)のほか、「幻の手羽先」をひつまぶし風にアレンジした「手羽まぶし」(同1,300円)、お土産商品などを用意する。営業時間は午前9時から午後9時までで、イートインは平日午前11時から、土日祝日午前10時からとなっている。なお、新店舗のオープンに伴い、現在のテイクアウト店舗は4月2日をもって営業を終了する。

2023年 3月29日
中部国際空港は4月1日から、全ての商業店舗で国内5社のQRコード決済に対応する。新たに導入するのは、「PayPay」、「d払い」、「楽天ペイ」、「au PAY」、「メルペイ」で、一部店舗では「メルペイ」のみ非対応となる。すでに独自のQR決済「セントレアペイ」も導入しているほか、AlipayやWeChat Payなどの海外のQRコード決済にも対応しており、国内外の空港利用者の利便性向上を図る。

2023年 3月28日
中部国際空港は日帰りの飛行機利用で駐車場代が無料になるキャンペーンを2023年9月29日まで延長する。日帰りでの飛行機利用を証明できる搭乗券、駐車券をアクセスプラザかフライト・オブ・ドリームズの案内所で提示すると、普通車1日分の駐車場料金(最大1,600円)が無料になる。4月からは平日のみを対象とし、8月4日から15日までは対象外となる。対象駐車場は中部国際空港が運営するP1〜P4駐車場で、これまでの利用台数は約8,700台に達している。

2023年 3月27日
JALは3月26日から始まった2023年夏スケジュール期間中、羽田〜中部線にボーイング777-300ERを投入する。この機材は国際線用でファーストクラス8席、ビジネスクラス49席、プレミアムエコノミークラス40席、エコノミークラス147席の計244席を配置している。対象は中部午前7時45分発のJL200便と、中部午後8時10分着のJL209便で、従来は主にクラスJ24席とエコノミークラス141席を配置した国内線用のボーイング737-800で運航していた。

2023年 3月26日
中部国際空港会社が24日、4月1日時点の2023年夏ダイヤの期初計画における就航路線と便数を発表した。国際旅客便数は週130便となり、冬スケの3月時点より5割増える。ANAグループの格安航空会社、ピーチ・アビエーションが中部から国際線を初めて就航するなど新路線も就航する。中部国際空港を発着する国際線は2020年1月にこれまでで最も多い週486便だったが、新型コロナ感染拡大で急減し一時はゼロになった。今年になり新型コロナに対する各国の出入国規制が緩和されるのに伴い、運航の再開が続いている。国内線でもフジドリームエアラインズが同社として初の中部発着の定期便となる高知線を就航する。

2023年 3月25日
中部国際空港会社が2023年2月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると、国際線旅客数は前年比2209%増の12万7200人、国内線旅客数は178%増の44万2341人で、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比246%増の56万9541人となった。国際線のうち、日本人旅客は1964%増の4万3500人、外国人訪日客は2314%増の8万1900人。総発着回数は前年比51%増の5526回で、うち旅客便の発着回数は国際線が472%増の721回、国内線が41%増の4186回、国際貨物が16%増の342回となった。貨物取扱量は国際貨物が13%増の9367トン、国内貨物は16%増の701トンであった。給油量は23%増の2万7363キロリットル、構内営業売上高は284%増の9億3900万円。このうち、免税店での売り上げは896%増の3憶1000万円となった。

2023年 3月24日
中部国際空港会社は3月23日、商業施設「FLIGHT OF DREAMS」で結婚式「フライトパーク挙式」を始めたと発表した。挙式はフライト・オブ・ドリームズ1階のフライトパークが会場となり、披露宴を開く場合は3階のレストラン「THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR」で開催する。申し込みは挙式希望日の1年前から1か月前まで受け付け、挙式は最大100人まで受け入れられる。10月末までの挙式を対象に、先着3組限定でモニター価格を用意。モニター価格では、ウエディングドレスなど貸衣装を自由に選べ、会場に飾る花を10万円相当分プレゼントし、挙式・披露宴の会場費も無料となる。空港会社によると総額約75万円分がお得になるといい、8月31日まで先着順で受け付ける。申し込みは挙式を手掛けるシアトルマリアージュのウェブサイトか電話で行う。

2023年 3月23日
天津航空は4月10日から、中部〜天津線の運航を再開すると発表した。天津航空は中部〜天津線を2020年2月から運休しており、約3年2か月ぶりの運航再開となる。月・水・金・日曜の週4往復をエアバスA320で運航する。フライトスケジュールは天津発のGS7981便が天津08:15発、中部12:00着。中部発のGS7982便が中部13:15発、天津14:55着。中部国際空港発着の中国本土路線では同路線が初の運航再開となる見通し。JALも5月11日から同路線の運航を週2往復で再開する見通しとなっている。

2023年 3月20日
中部国際空港はレストラン「Ethan Stowell Pizza & Pasta」が、3月26日をもって閉店すると発表した。「Ethan Stowell Pizza & Pasta」はイーサン・ストーウェル氏が手掛けた手作りピザやパスタが楽しめる店で、「Flight of Dreams」2階のシアトルテラスで営業している。コリンソン・グループが運営するラウンジプログラム「Priority Pass」が利用できるレストランとして知られており、2021年12月から利用対象に加えられていた。航空機を利用する会員は、1回あたり3,400円相当のピザかパスタ、サラダ、ドリンクのセットメニューを楽しめた。中部国際空港の一般エリアで利用できる唯一のレストランで、3月27日以降は第1ターミナル国際線の「KAL Lounge」と「Centrair Global Lounge」の2つのラウンジと、レストラン「海膳空膳」の3店舗のみとなる。

2023年 3月17日
中部国際空港は英国の航空業界専門格付会社SKYTRAX社が実施した国際空港評価「World Airport Awards 2023」において、「Regional Airport」、「Regional Airport Asia」ならびに初めて「Low-Cost Terminal」の3部門で世界第1位を獲得した。Regional Airport部門における第1位は9年連続、アジア地域のRegional Airpor Asiat部門では13年連続の1位となったのに続き、今回初めて「Low-Cost Terminal」部門でも世界第1位となった。特にスタッフによるサービスや空港の清潔さなどの評価が高かった。空港会社は「今後もこの評価を励みに、セントレアをご利用いただく皆様へ感謝するととともに、今後も“チームセントレア”で空港の安全を保ち、お客様に安心してご利用いただけるよう、日々の努力を積み重ねてまいります」とコメントしている。

2023年 3月10日
中部国際空港の旅客カウンター、航空機の誘導や貨物の積み下ろし、保安検査といった作業を担う企業の従業員採用のため、中部国際空港会社が初めての合同説明会を開催する。説明会は中部国際空港のセントレアホールで20日午後1〜5時に開催。旅客カウンター業務などのANA中部空港やドリームスカイ名古屋、給油作業のマイナミ空港サービス、保安検査の全日警など16社が参加する。新卒予定や既卒を問わず、経験者も参加できる。空港島で働く人は17年の調査では1万人強いたが、21年には8500人強まで減っていた。訓練や資格が必要な仕事も多く、こうした企業では従業員を急には増やしにくい。ANAやJALなどの労働組合が加盟する航空連合の内藤晃会長は「人手不足は深刻だ。中小企業は会社の知名度も低く、仕事の内容を知ってもらうことも難しい。空港会社が採用に音頭を取る動きは歓迎したい」としている。

2023年 3月 8日
JALは8日、日中両政府による更なる入国規制緩和措置を受け、羽田・成田・中部発着の中国路線の一部運航再開を発表した。中部国際空港発着では天津線の運航を、5月11日から3年2か月ぶりに再開する。JALによると天津は中部地方から進出した製造拠点が多く集まる都市で、この運航再開で中部地方の経済の活性化などが期待できるとしている。現時点では2023年夏スケジュールが終わる10月26日まで運航する計画だが、利用状況によっては増便を視野に、冬以降も継続する予定としている。中部〜天津線は毎週木日運航で、フライトスケジュールは中部発JL841便が中部10:35発、天津12:50着。天津発JL840便が天津14:00発、中部17:45分着となっている。使用機材はボーイング737-800で、ビジネスクラス12席、エコノミークラス132席の計144席仕様。

2023年 3月 5日
タイ国際航空中部日本地区は、中部〜バンコク線のプロモーションを名古屋のFM局・FM AICHIとのタイアップで、中部地区で活躍するモデルをアンバサダーに起用し、SNSを通じ旅行需要の喚起を図るイベントを展開している。「タイが君を待っている。」と題したプロモーションで、モデルの中田美由紀さんがアンバサダーを務める。中田さんはバンコクを訪れ、Instagramでバンコクの日常などを紹介する。中田さんのフォトギャラリーは、FM AICHIの特設ページにも掲載する。また、Twitterでのプレゼントキャンペーンも開催し、中部〜バンコク線の往復航空券や同社のオリジナルグッズ、中田さんが選んだタイ土産をプレゼントする。応募期間は3月31日まで。

2023年 3月 4日
キャセイパシフィック航空は日本政府が水際対策として行っていた便数制限が緩和されたことを受け、ほぼ全路線で段階的に再開・増便を行う計画を明らかにした。中部〜香港線は2023年03月31日から週5便で運航再開し、2023年07月03日からは週7便のデイリー運航の予定となっている。

2023年 2月28日
中部国際空港は28日、発達障害などがある人にも飛行機を楽しんで利用してもらおうと、パニックになった際に心を落ち着かせる「カームダウン・クールダウンスペース」と呼ばれる施設を国際線に設置した。この施設はは発達障害や知的障害などがある人がストレスを感じパニックになった際に心を落ち着けてもらうためのスペースで、世界中の空港などで設置が進んでいるという。28日はこのスペースをつくった愛知県森林組合連合会などの関係者などが集まり、贈呈式が行われた。中部国際空港会社の櫻井俊樹副社長は、「水際対策が緩和され国際線の利用者が今後さらに増えてくると思うので、障害のある人やその保護者の方がいたらこの施設を案内していきたい」と述べた。

2023年 2月27日
中部国際空港はFDAが3月25日に開催する富士山遊覧フライトに、セントレアキッズクラブ会員を招待することを発表した。参加できるのは、セントレアキッズクラブ会員と保護者の40組80名。保護者の同伴が必要となる。参加費は無料、応募期間は3月6日までで、応募者多数の場合には抽選となる。セントレアキッズクラブ未会員は、セントレアキッズクラブの公式LINEアカウントを友だちに追加した後、応募する必要がある。 飛行時間は約1時間で、元航空管制官さんのたなかひでたかさんよる航空教室も予定している。

2023年 2月26日
中部国際空港会社が2023年1月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると、国際線旅客数は前年比2456%増の12万6400人、国内線旅客数は68%増の40万7140人で、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比116%増の53万3540人となった。国際線のうち、日本人旅客は1226%増の3万7300人、外国人訪日客は4040%増の8万7900人。総発着回数は前年比23%増の5990回で、うち旅客便の発着回数は国際線が499%増の821回、国内線が15%増の4605回、国際貨物が5%減の334回となった。貨物取扱量は国際貨物が4%減の7748トン、国内貨物は3%増の676トンであった。給油量は11%増の2万9945キロリットル、構内営業売上高は168%増の10億800万円。このうち、免税店での売り上げは1073%増の3憶2700万円となった。

2023年 2月25日
ライオンエアグループのバティックエア・マレーシア(旧マリンドエア)は、中部〜台北〜クアラルンプール線を3月30日に開設することを発表した。運航は火・木・土曜の週3往復で、使用機材はビジネスクラス12席、エコノミークラス150席の計162席を配置したボーイング737-800。所要時間は中部発が8時間50分、クアラルンプール発が8時間40分。航空券の販売はすでに開始している。フライトスケジュールはいずれも毎週火木土で、クアラルンプール発のOD886便がクアラルンプール07:20発、12:15台北着13:15発、17:00中部着。中部発OD887便が中部17:45発、19:45台北着20:50発、翌01:35クアラルンプール着となっている。

2023年 2月24日
タイガーエア台湾は2023年3月26日からの2023年夏スケジュールより日本路線を拡大させ、中部〜台北線と中部〜高雄線の増便及び、2023年5月より旭川・函館・花巻〜台北線の運航を再開すると発表した。中部〜台北線は週5便→週7便へ2便増、中部〜高雄線が週3便(月水土)→週5便(月水木土日)へ2便増、旭川〜台北線が週1便(火)、花巻〜台北線が週2便(水土)、函館〜台北線が週2便(金日)で再開、旭川〜台北線が週1便→週2便(火土)、函館〜台北線が週2便→週5便(月水木金日)へ増便となっている。また、佐賀・岡山・茨城・仙台線の再開を決定しているほか、今後秋田線の開設を検討するなど日本路線のネットワークを積極的に拡大するとしている。

2023年 2月23日
マレーシア航空当局はライオンエアグループのバティックエア(旧マリンドエア)に対して、中部〜台北経由〜クアラルンプール線の開設を認可したことを公表した。現在同社は、成田〜クアラルンプール線、関西〜台北経由〜クアラルンプール線、新千歳〜台北経由〜クアラルンプール線を運航しており、昨年から日本路線の運航便数の拡大が続いている。なお既に認可済みの路線として成田〜コタキナバル経由〜クアラルンプール線もあるがまだ開設には至っていない。今回認可された中部〜台北経由〜クアラルンプール線は、2023年2月以降に週3便での運航が可能となるが、運航開始適用日から6ヶ月が有効期間となるため、今後何らかの動きがあるのか注目となる。

2023年 2月22日
ジェットスター・ジャパンは2023年3月26日からの2023年夏スケジュールより、中部〜マニラ線を再開すると発表した。中部発は3月26日から5月25日まで、マニラ発は翌3月27日から5月26日までは1日1往復運航し、運休前よりも増便となるがその後は週2往復のみの運航となり、5月30日までの中部発を火曜と土曜、同月31日までのマニラ発を水曜と日曜に設定する。5月下旬までのフライトスケジュールは、マニラ行きGK95便が中部20:50発、マニラ23:55着。中部行きGK94便はマニラ01:25発、中部06:30着。機材はエアバスA320(1クラス180席)を使用する。6月以降はスケジュール確定後に発表する。ジェットスターの中部〜マニラ線は2016年4月に就航。週4往復を運航していたが、コロナにより2020年3月23日以降は運休となっていた。

2023年 2月20日
キャセイパシフィック航空は日本路線の運航計画を変更し、2023年3月3日から再開を予定していた中部〜香港線の運航再開を延期すると発表した。同社は日本政府が引き続き、各航空会社の香港から日本へ運航できる最大便数の制限を行っていることから、成田・中部・福岡線に欠航便が生じるとしている。この影響により同社の日本路線は週13〜15便減便となる。なお4月と5月に予定されていた総便数は、香港から日本国内の6空港への運航を許可されている最大便数とほぼ同じであるため、フライトスケジュールへの混乱は最小限にとどまると予想されるとし、現時点で中部〜香港線は3月31日から週5便で再開する予定としている。

2023年 2月19日
大韓航空は2023年3月26日からの2023年夏スケジュールより、日本路線を大幅に増便する。同社は両国の入国規制の緩和に伴い、継続的に日韓路線の運航便数を拡大させているが、2023年夏スケジュールからは更に日本路線を拡大する。中部〜仁川線は新たにKE743/744便を週7便で運航再開し、昼便と合わせ1日2往復運航する。このほかの日本路線では関西〜金浦線が3月16日から1日1往復で運航再開し、さらに2023年夏スケジュールから1日2往復へ、羽田〜仁川線が1日1往復で運航再開する。なお関西〜金浦線の運航再開に伴い、関西〜仁川線は現在の1日3往復から2往復に減便となる。

2023年 2月18日
ユナイテッド航空は2023年3月26日からの2023年夏スケジュールより、日本発着グアム路線を大幅に増便する。中部〜グアム線は朝便を2便から週7便に増便し、夜便の運航も週7便で再開する。これにより中部〜グアム線は1日2往復となる。このほかの日本路線では関西〜グアム線が週2便から週10便、福岡〜グアム線も週2便から1日1往復に増便する。成田〜グアム線は夕方便UA865便/UA864便を4月9日から増便し週25往復を運航する。使用機材はいずれもボーイング737-800となっている。

2023年 2月14日
中部国際空港は2023年3月4日(土)と3月5日(日)の2日間、「空フラHawaii2023 in セントレア」を開催する。期間中、総勢1,500名以上の地元フラダンサーが集まり、フラダンスやハワイアンバンドによる生演奏などのステージショーを開催。また、ハワイアン雑貨やハワイアンアパレルなどが揃うハワイアンショップも開催される。ステージスケジュールは決まり次第公開する。会場は第1ターミナル4階のイベントプラザで、開催時間は9時30分から19時30分までとなっている。

2023年 2月11日
中部国際空港は2023年2月18日(土)、19日(日)、「第7回航空ファンミーティング」を開催する。イベントではセントレアに就航する航空会社がブースを出展するほか、ステージイベントやグッズ販売など航空ファンを中心に楽しめる。併せてジャンク市も開催し、セントレアの滑走路・誘導路で実際に使用されていた航空灯火などを販売する。またイベントに合わせ、チャイナエアラインが中部〜台北線に特別塗装機「ピカチュウジェット CI(機体記号:B-18101)」を投入し飛来する。「ピカチュウジェット CI」は両日ともに運航予定で、羽田、高松、那覇への飛来実績があるが、セントレアへの飛来は初めてとなる。飛来スケジュールは両日とも午前11時05分着、午後0時05分発となっている。

2023年 2月10日
中部国際空港はコロナ禍で2020年10月より臨時休業していた総合リラクゼーション施設「くつろぎ処」について、全面リニューアルを行い、2022年度内に営業再開としていたが、セントレア開港18周年の開港記念日である2023年2月17日(金)にリニューアルオープンすることを発表した。温浴施設は展望風呂「SOLA SPA 風の湯」としてリニューアルし、展望デッキではサウナイベントの定期開催を予定している。新聞やマンガを読みながらくつろげる、無料のリラクゼーションスペースを新設する。飲食施設は韓国料理・和食レストラン「お食事処 えびす」として、味噌煮込みうどんや海老フライ定食などの「名古屋めし」も提供する。また、アジアンスパ「SANATIO SPA」や、時間貸しのコワーキングスペースも設置した。温浴施設の料金は、大人1,500円、小人900円、幼児600円、2歳以下無料。タオルなしは200円引き。営業時間は午前10時から午後9時まで、最終受付は午後8時となっている。

2023年 2月 9日
キャセイパシフィック航空は、中部〜香港線を2023年3月3日より運航再開する計画に変更したことを発表した。当初の計画では2月18日からの再開予定されていたが、水際対策の影響等により計画が見直され、現時点では3月3日から火木金土日の週5便で再開する計画へと変更している。フライトスケジュールに変更はなく、中部発CX539便が中部16:10発、香港19:55着、香港発のCX536便が香港10:30発、中部15:05着。使用機材がA330-300に変更されている。

2023年 2月 4日
中部国際空港は2月19日(日)、「BOEING JAPAN presents 第7回航空ファンミーティング ZA001 スペシャルツアー」を開催する。航空ファンミーティングに“BOEING”が初登場するイベントで、フライト・オブ・ドリームズに展示している、B787初号機ZA001を目の前にして、ファンミーティング限定でBOEING JAPAN社員によるトークショーを開催する。日時は2月19日(日)17:15〜17:45(予定)、募集枠は先着50名で、募集期間は2023年2月3日(金曜)〜2月12日(日曜)まで。参加を希望者は「募集要項」を確認の上、セントレアウエブサイトの応募フォームから応募する。

2023年 2月 3日
ピーチ・アビエーションは2月1日、中部〜台北線を2023年3月27日に開設すると発表した。1日1往復運航する。台北線はピーチ初の中部発着の国際線となる。中部〜台北線の運航スケジュールは、台北行きMM727便が中部23時15分発、翌1時25分台北着。翌28日が初便となる中部行きMM722便は台北2時25分発、中部6時30分着となっている。ピーチは2月1日に、行き先を選べない「旅くじ」を無料でプレゼントする「押売り旅くじ」イベントを名古屋駅近くで開催。中部〜台北線の就航は、同イベントの目玉として発表した。「シンプルピーチ」の片道運賃は14,480円から58,780円までとなっている。中部発着の台北線は、チャイナエアラインが1日1往復、タイガーエア・台湾が週4往復の2社週11便が就航しておりピーチが3社目となる。

2023年 2月 2日
JALは2023年7月14日より、中部〜ホノルル線を順次拡大すると発表した。中部〜ホノルル線は2022年8月1日から週1便で定期便の運航を再開しているが、各国の水際対策緩和などの出入国条件の変化に伴い、予約が堅調に推移していることから週3便へ増便する。増便になるのは中部発の水曜と土曜で、現在の金曜便と合わせ毎週水金土の運航となる(ホノルル発は火木金出発)。また、2022年3月30日より現在運航中の金曜便の使用機材をプレミアムエコノミークラス搭載のボーイング787-9(C28席、PY21席、Y190席 合計239席)に大型化、7月14日より増便となる水曜と土曜便は2クラスのボーイング787-8(C30席、Y156席 合計186席)を使用する。

2023年 2月 1日
ANAホールディングス傘下のLCC「ピーチ・アビエーション」が、2023年3月26日からはじまる2023年夏ダイヤにおいて、中部〜台北線の就航を計画していることが明らかになった。同社はセントレアから新千歳、仙台、那覇、石垣へ国内線を運航しているが、実現すると初のセントレアからの国際線就航となる。新型コロナウイルス禍からの回復を見据え、訪日外国人観光客や日本人の海外旅行などで旺盛な需要が見込めると判断したもよう。中部〜台北線は現在、チャイナエアラインと傘下のタイガーエア台湾が運航しており、中華圏の旧正月「春節」もあり、1月の利用は好調だったという。

2023年 1月31日
ベトナム航空は2023年3月26日からはじまる2023年夏ダイヤにおいて、羽田・成田・関西・中部・福岡発着の各日本路線の運航便数を拡大する計画を発表した。中部国際空港発着路線では現在週5便で運航中の中部〜ハノイ線は水金の運航分を追加し週7便、現在週3便で運航中の中部〜ホーチミン線は木曜日の運航分追加し週4便の運航となる予定。同社によると日本路線全体では2019年夏スケジュール比で約90%の運航便数まで回復する見通しという。

2023年 1月30日
中部国際空港は英航空データ分析会社 CIRIUM(シリウム)が実施する2022年の定時出発率評価 「The On-Time Performance Awards 2022」において、「中規模空港部門」の世界第1位を獲得したと発表した。空港のカテゴリーは発着便数により、グローバル空港、大規模空港、中規模空港、小規模空港の4部門に分類され、中部国際空港は中規模空港に分類される。空港では出発予定時刻から5分未満を「定時出発」と定義づけられていて、中部国際空港の2022年の定時出発率は94.21%だった。空港会社は「利用者の協力ならびに就航する航空会社、国土交通省中部空港事務所、保安検査会社など空港関係者の日々の緊密な連携の積み重ねによって実現したもの。今後も利用者の利便性向上に向けて努力したい」とコメントしている。

2023年 1月29日
キャセイパシフィック航空は2023年2月18日より中部〜香港線の運航を再開すると発表した。運航は毎週火木土日の週4便を予定しており、機材はエアバスA350-900を使用する。また3月3日からは、金曜日の運航分を追加して週5便化する計画となっている。なお水際対策の推移により変更となる可能性があるとしている。同社は水際対策の緩和により、今後も日本路線をはじめとした国際線の再開を急ぐ方針を示しており、東アジア路線に限っては2023年内にはコロナ以前の運航体制に近づくとみられている。

2023年 1月28日
FDAは2023年3月26日からはじまる2023年夏ダイヤで開設する中部〜高知線において、JALとのコードシェアを始めると発表した。同路線は1日2往復で、いずれも初日からJAL便名を付与する。これによりFDAは全便でJALとのコードシェアを設定することになる。JALは今回の新路線もコードシェアすることで、中部国際空港発着路線網を広げ利便性を高める。FDAはJALの販売による集客増が期待でき、JALは自社で運航するよりも低いコストで路線を広げられるメリットがあるとしている。

2023年 1月27日
タイガーエア台湾は2023年3月26日からはじまる2023年夏ダイヤにおいて、羽田・関西・中部・福岡を発着する日本路線を拡大する計画を発表した。中部国際空港関連では、中部〜高雄線が月曜便を便増便し週3便、中部〜台北線は火曜便を増便し週5便となる。同社は今後も日本路線を拡大する方針を示しているほか、未就航の日本地方都市への路線展開も視野に入れており、日台路線で最大の路線網を構築していくものとみられている。

2023年 1月26日
中部国際空港会社が2022年12月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると、国際線旅客数は前年比1558%増の10万9000人、国内線旅客数は37%増の46万3142人で、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比66%増の57万2142人となった。国際線のうち、日本人旅客は756%増の3万4300人、外国人訪日客は2853%増の7万4500人。総発着回数は前年比23%増の6180回で、うち旅客便の発着回数は国際線が67%増の710回、国内線が16%増の4775回、国際貨物が15%増の442回となった。貨物取扱量は国際貨物が17%増の1万1340トン、国内貨物は3%減の998トンであった。給油量は27%増の3万5269キロリットル、構内営業売上高は106%増の10億8200万円。このうち、免税店での売り上げは869%増の3憶1200万円となった。

2023年 1月25日
名古屋税関中部空港税関支署が中部国際空港の2022年貿易概況の速報値を発表した。それによると輸出額は前年比10.8%増の1兆3201億円で、2005年の開港以来、最高を記録した。半導体の需要増を背景にアジア向けの電子部品が伸びたほか、電気自動車向けの部品など欧州向けの重両機器も押し上げた。輸入額は前年比25.0%増の1兆141億円で3年ぶりに増加。急速な円安などで膨らんだ。輸出額と輸入額の差引は2年連続で輸出超過となった。

2023年 1月24日
デルタ航空は中部〜デトロイト線を2023年2月28日をもって運休することを明らかにした。新型コロナウイルスの影響で2020年3月から運休していたものの、2021年4月から運航を再開していた。現在は中部発火・金・日曜と、デトロイト発月・木・土曜の週3往復をエアバスA330-200で運航している。デルタ航空は運休の理由を、「需要が期待値に届かなかったため」としている。予約客は羽田発着のデルタ航空便、もしくは共同事業を展開する大韓航空便などに振り替えるという。同路線の運休により、デルタ航空による中部国際空港発着便と、中部国際空港発着のアメリカ本土路線はなくなることになる。

2023年 1月23日
名古屋税関中部空港税関支署が中部国際空港の2022年貨物取扱量の速報値を発表した。それによると輸出量を含む積込量は2年連続増の6万3500トン、輸入量を含む取卸量は3年ぶりに増え5万5000トンで、総取扱量は前年比3.6%増の11万8500となった。しかしコロナ禍前の2019年比では67%に留まった。

2023年 1月22日
オリエンタルエアブリッジは、2023年3月26日から始まる2023年夏スケジュールより、中部〜宮崎・秋田線に就航することを発表した。両路線ともにデイリー運航となり、中部国際空港に初めて乗り入れを開始する。運航機材はANA WINGSからリース導入しているDHC-8-400を使用。両便はANA運航便が夏ダイヤで減便となることから、事実上のANAからの一部運航便の移管となる。

2023年 1月21日
ソラシドエアは2023年3月26日から始まる2023年夏スケジュールの運航計画を発表した。中部〜宮崎線、鹿児島線において各1日1往復増便し、毎日2往復を運航する。なおどちらもANAとのコードシェア便で、ANA運航便が夏ダイヤで減便となることから、事実上のANAからの一部運航移管となる。

2023年 1月20日
ANAグループは2023年度のANAグループ航空輸送事業計画を策定し発表した。中部国際空港発着の国内線では中部〜松山線が1日1往復増の3往復となるほか、期間増便を行うのが中部〜札幌線、鹿児島線、沖縄線で、札幌線は3月26日、7月18日〜8月3日、8月10日〜9月30日を1日1往復増便し5往復。鹿児島線は8月10日〜21日まで1日1往復増便し2往復。沖縄線は4月29日〜5月7日、7月14日〜8月31日まで1日1往復増便し3往復とする。期間運航するのが中部〜旭川線、女満別線、函館線で、いずれも7月17日〜9月30日まで運航する。いっぽう減便・運休となるのが中部〜秋田線、仙台線、新潟線、熊本線、宮崎線で、いずれも各1日1往復減便となり、1日1往復運航していた新潟線は運休し、宮崎線は8月10日〜21日のみの運航となる。

2023年 1月19日
アイベックスエアラインズは2023年3月26日から始まる2023年夏スケジュールの運航計画を発表した。仙台〜中部線と仙台〜広島線の2路線において、現在はいずれも1日2往復を運航しているが、それぞれ1往復ずつ増便し1日3往復する。一方で1日1往復運航の中部〜松山線と中部〜鹿児島の2路線は運休する。中部〜松山線は同社唯一の松山路線で、運休後は路線がゼロとなる。同社によると再開の見込みは立っておらず、事実上撤退するものとみられる。

2023年 1月18日
JALは中部国際空港において、トーイングトラクター(TT車、貨物牽引車)を遠隔運転する実証実験に参画すると発表した。トーイングトラクターは、貨物コンテナなどを牽引車両で、実験にはJALが運用中のトーイングトラクターをベースに、通信・IT事業を手掛けるソリトンシステムズが開発した遠隔運転操縦システム「Smart telecaster Zao」を搭載したものを使用する。中部国際空港内で車両を運転する資格を持つ中部スカイサポートの社員が、名古屋市内に設置したソリトンの遠隔センターから車両を遠隔操作する。実証実験は1月23日から27日までの5日間で、2022年5月に実施したトーイングトラクター単独の走行実験で安全性が確認されたことから、今回はコンテナ牽引の実用性を確認するため、遠隔で貨物用コンテナ2台を牽引するという。

2023年 1月17日
フジドリームエアラインズ(FDA)は1月17日、中部国際空港へ就航すると正式発表した。2023年夏スケジュール初日の3月26日に中部〜高知線を1日2往復で開設する。FDAが中部へ定期便を乗り入れるのは初めてで、同社の名古屋発着は既存の県営名古屋空港に中部国際空港が加わり2空港になる。中部〜高知線は2022-23冬スケジュールで1日3往復運航中の県営名古屋〜高知線のうち2往復を中部へ移管し運航する。また3月26日以降は中部と県営名古屋の両空港を同一空港と見なす「マルチエアポート(相互利用)」として運用し、中部〜高知線は県営名古屋発着便に変更できるようにする。同社は中部国際空港は国内線と国際線を同じターミナルで乗り継げることから、インバウンドの地方送客や地方から中部経由での海外旅行などを訴求していくとしている。

2023年 1月16日
県営名古屋空港を拠点にしている地域航空会社のフジドリームエアラインズ(FDA)は、2023年3月下旬から始まる夏スケジュールにおいて、中部〜高知便を就航させることで調整していることが明らかになった。FDAの中部空港発着はチャーター便としての運航実績はあるが、実現すれば初の定期便となる。ウイズコロナが定着し、中部空港の2022年度年末年始の国内線利用者数がコロナ禍前の19年度比で約9割まで回復。今後外国人観光客の往来が見込める中部空港に就航し、需要を取り込む狙いがあるとみられる。FDAは多くの人口を抱える名古屋市の近郊にある県営名古屋空港から同社最多8都市への定期路線を運航しているため、今後県営名古屋空港と中部国際空港の2空港問題にも注目が集まる可能性がある。

2023年 1月15日
名古屋出入国在留管理局中部空港支局は13日、12月23日から1月3日までの年末年始期間における中部国際空港の出入国者数を発表した。それによると総数は5万1090人となり、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年末から20年始の22%に留まった。内訳は日本人が1万8670人、外国人は3万2420人で、出国者の行き先別では韓国が最多の7640人で、ベトナム、タイ、フィリピン、台湾と続いた。中部空港支局が年末年始の出入国者数を発表するのは3年ぶりとなる。

2023年 1月14日
中部国際空港は13日、空港内に生理用ナプキンが無料で配られていることを案内するピクトグラム(絵文字)を掲示した。空港では2021年9月に国内線出発ロビーにある女子トイレの個室15室に、無料でナプキンを取り出せる装置を設置したが、利用者から「場所が分かりづらい」との声もあったため、一目で分かるピクトグラムの作成を名古屋市立大に依頼。産業イノベーションデザイン学科の3、4年の男女5人が取り組んできた。学生たちは分かりやすさと理解の広がりを重視して、ナプキンを手に取る様子を表現。ピクトグラムはトイレの個室の扉や空港内の案内板などに張られた。今後は日本産業規格(JIS)で定める標準的図案への認証を目指すという。空港会社の担当者は「将来的に全国の人の不安を解消できるマークになれば」と話している。

2023年 1月12日
中部国際空港会社は11日、同空港の滑走路増設に向けた環境アセスメントの作業項目などを記述した「方法書」の縦覧を開始した。縦覧期間は2月13日までで、方法書の内容は同社のホームページ、県航空空港課、常滑市生活環境課で確認できる。方法書では現在の滑走路の東側にある誘導路を転用して新たな滑走路を整備する案を説明。空港用地の大気環境や騒音、水質、動植物や生態系などへの影響を調査・評価するとしている。空港会社では1月20日・21日両日に常滑市の市民会館・市中央公民館で方法書の説明会を開催するほか、2月27日まで方法書に対する意見書の提出を受け付けている。

2023年 1月 6日
ANAとJALの国内航空大手2社が、年末年始休み期間中(12月28日から1月5日)の中部国際空港発着の国内線の利用実績を発表した。それによるとANAの旅客数は8万1172人、JALの旅客数が2万9768人と、コロナ禍前の2019年度の年末年始のANAは74%、JALは91%まで回復。1年前の年末年始に比べるとANAは28%増、JALは37%増となり大幅に回復した。両社とも北海道や沖縄行きといった長距離の便が好調だった。ANAの担当者は「ウィズコロナの旅が定着し、コロナ禍前のような光景が見られた」と話した。ただ、国際線ではJALの中部〜ホノルル線の搭乗率は60%で、旅客数は約1000人とコロナ禍前の2019年度の3割ほどにとどまった。1年前にくらべて旅客数は30倍に増えたものの、国内線にくらべて回復は遅れているという。

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