最新情報に戻る 2023年 2022年 2021年 2020年 2019年 2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 
2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 
2006年 2005年 2004年以前

2020年12月31日
中部国際空港は31日、各務正人副社長が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。各務氏が最後に出社したのは12月28日で、翌29日に発熱を確認。30日にPCR検査を受けたところ、陽性が同日確認された。31日の時点で容体は安定しており、保健所の指示で自宅待機しているという。同社は29日から2021年1月3日までは年末年始で休業中。濃厚接触者の有無は、保健所の指導を受けて確認しており、各務氏と接触があった可能性のある従業員は自宅で経過観察中という。

2020年12月29日
中部国際空港は28日、2021年1月の旅客便運航計画を発表した。国際線は週13便の運航で、前月から3往復の増便となるが、2020年1月の週482往復から急減する。就航地はマニラ、台北、ソウル、シンガポールの4都市で、6社が運航を予定している。同日から外国人の新規入国が一時停止されたものの、中部発着の国際線は主に日本人の利用を想定しており、空港会社に運休などの情報は入っていないという。国内線は週66便の運航で、12月に札幌と仙台に新規就航したピーチ・アビエーションが、1月22日から沖縄・石垣両線にも就航を予定している。

2020年12月26日
中部国際空港が2020年11月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると、国際線の航空旅客数は対前年比99.6%減となる2,000人、国内線の旅客数は対前年比45%減の311,693人となり、航空旅客数は対前年比72%の313,693人となった。旅客便の発着回数は国際線は50回、国内線が3,606回となった。貨物取扱量は国際貨物が42%減の8,649トン、国内貨物は34%減の991トンであった。給油量は64%減の2万280キロリットル、構内営業売上高は88%減の4億1800万円、免税店は600万円、一般物販店での売り上げは69%減の2億4900万円、飲食店が68%減の1億6300万円となった。

2020年12月24日
中部国際空港は23日、年末年始期間(12月25日〜来年1月3日)の同空港発着の国際線予約状況を発表した。それによると、旅客総数は前年比99.5%減の1,060人で、過去最高となった昨年から一転、今年は新型コロナウイルスの影響を受け過去最低となった。内訳は出発旅客が同99.6%減の480人、到着旅客が同99.5%減の580人。1日あたり運航便数は最大で3便、期間中の合計も14便と同98%減にとどまる。行き先もソウル、台北、マニラ、シンガポールの4都市のみとなった。

2020年12月22日
政府は21日、2021年度予算案を閣議決定した。中部国際空港関連では保安検査場の改修工事費として221億円を計上。JALやANAが就航する第1ターミナルビルの保安検査場を現在の677平方bから910平方bに3割ほど広げる計画。コロナ前は駐車場と検査場入り口付近が訪日客らで混雑していた。駐車場は拡張済みで、中部国際空港会社は資金手当てを含めた第1ターミナルの改修を政府に求めていた。しかし、愛知県や地元経済界などから2本目滑走路を求める声が上がっているが、整備には発着回数の増加実績を示す必要がある。コロナ下で足元の旅客数は急減しており、2本目滑走路の機運は停滞しつつある。政府の21年度予算案でも目立った計上項目はなかった。

2020年12月21日
アシアナ航空は、2021年1月の日本路線の運航計画を発表した。それによると、関西・福岡・中部〜仁川線が増便となる。中部〜仁川間のOZ121/122便は、12月が特定日(12/14.25)運航だったが、1月は毎週金曜日運航となる。ただし、1/1は運休する。アシアナ航空はこのところ、日本側が指定している韓国からの受け入れ可能な空港への運航路線を全て再開させている。今月21日からは、新千歳空港が韓国便の受け入れ再開を予定しており、今後新千歳線を運航再開させるの注目となる。

2020年12月20日
JALはロンドン発中部行き臨時便JL8042便を、2021年2月1日から4月15日まで毎週金曜に、計10便運航すると発表した。欧州在住者が春休みに中部地方へ帰任や一時帰国する需要に応じるもの。JL8042便のフライトスケジュールは、2月1日から3月31日までがロンドン12:45発、中部翌09:00分着。4月1日から15日までは、出発時刻が1時間早発となるが、到着時刻は変わらない。使用機材はボーイング787を予定。航空券は12月21日午後3時から販売する。JALは17日に羽田〜ロンドン線を2月から増便すると発表したが、このうちロンドン発羽田行きの一部の到着地を中部に変更して運航する。

2020年12月19日
中部国際空港は飛行機好きによる飛行機好きのためのイベント「第5回航空ファンミーティング “AIRLINE EXPO IN JAPAN”」を来年3月27日(土)・28日(日)に開催する。イベント内、企画の一つとして2021年1月24日(日)まで、「あなたの機内食、実現させます!」と題した機内食の考案コンテストを開催。テーマは、夢やアイデアが詰まった「エコノミークラスで提供されるオリジナル機内食」で、前菜、主菜の内容を考え、考案した機内食のイラストとともに、アピールポイントや使用食材、味のイメージをセントレアのウェブサイトからダウンロードできる応募用紙に記載して応募する。最優秀賞に選ばれるとイベントで、その機内食が再現され、販売される。

2020年12月18日
ANAとJALの国内大手航空2社は、2020年12月25日から2021年1月3日までの年末年始繁忙期間中の、中部国際空港を発着する便の予約状況を発表した。いずれも国内線のみの運航で、ANAの予約数は前年同期比36.3%減の6万1812人、ANAの予約数は同58.1%減の1万4287人と大幅な減少となった。JALの担当者は「12月14日にGoToトラベルの一時停止が発表されてから、予約の取り消しが発生していて今後さらに増えるだろう」と話していて、今後さらに減少することが予想される。

2020年12月16日
中部国際空港利用促進協議会が運営する「セントレアキッズクラブ」は、2021年1月17日(日)に会員限定向けイベントとなる「セントレアキッズクラブ親子航空教室」を開催する。このイベントでは、元航空管制官である田中秀和さんを招き、素朴な疑問や飛行機やセントレアがもっと楽しくなるトリビアについて紹介する。開催日時は2021年1月17日(日)13:30〜16:30で、対象はセントレアキッズクラブ会員 親子30組(計60人)。参加費は無料で、応募期間は2020年12月23日(水)まで。希望者はセントレアのウェブサイト応募フォームに入力する。抽選で選ばれた親子30組には、後日記入したアドレス宛てに案内のメールが届く。

2020年12月15日
中部国際空港に隣接するセントレアホテルは、滑走路が望める高層階の客室で弁当を食べながらひとときを過ごす日帰りプランを12月15日から提供する。新型コロナウイルスの影響に伴う航空需要の急落で宿泊客は激減したが、滑走路が望める客室は根強い人気があり、強みを生かそうと企画した。このプランでは、11階建ての新館8、9階フロアを使用。弁当は1日10個限定。提供する弁当は「知多ボックス」と名付け、「日間賀島産たこと師崎産釜揚げしらすのマリネ」「美浜の塩を使った三元豚ロースハム」など、知多半島の食材をふんだんに使っている。料金は二人で利用する場合、9900円から。利用時間は、午前11時〜午後7時。弁当付きの宿泊プランも計画している。

2020年12月14日
中部国際空港と中部国際空港利用促進協議会は、「セントレア乗り継ぎコンシェルジュサービス」を12月14日より開始する。国際線の減少により、海外の空港での乗継便の利用が増えていることから、利用者の不安解消や手配手続きの負担軽減を目的として開始するもので、第1ターミナル2階の観光案内所「セントラルジャパン トラベルセンター」内に設置されたコンシェルジュデスクに電話かメールで問い合わせることで、無料で相談ができる。営業時間は午前10時から午後5時30分まで。運営事業者はJTB。また、乗り継ぎ可能都市や、乗り継ぎ便一覧をまとめたウェブサイトも開設する。これにより、中部圏の企業や留学生の渡航ニーズが高いアジアや北米、欧州への往来再開を支援する。

2020年12月11日
大村愛知県知事は11日の記者会見で、愛知県が2021年2月から22年3月まで中部国際空港の従業員らを一部受け入れることを発表した。対象は、同社傘下で旅客案内や直営商業店舗運営を手掛ける中部国際空港旅客サービスの15人。同社に籍を置いたまま、県の出先機関で「研修生」として事務作業などを担う予定という。県は関連費用として計6000万円を手当てする。また、14日からは中部国際空港や県営名古屋空港に関連する企業からも雇用の相談を受け付ける。余剰な人員を県内の自治体で受け入れる方向で検討している。大村知事は、「県が先頭となって当地域の航空関連産業の維持、発展に尽力したい」と述べた。

2020年12月 8日
最先端技術を生活に活用した都市「スーパーシティ」構想の国による特区指定を目指す愛知県と常滑市は、中部空港島を中心エリアとした構想案を発表した。構想案によると、第一段階では対象地域を中部国際空港島と対岸の常滑市りんくう町とし、このエリア内で自動車の自動運転や搭乗手続きの顔認証、スーツケースの自動搬送などの実証実験に取り組む。第二段階では、対象エリアを名鉄常滑駅周辺まで広げ、地域の人たちも自動運転などの最先端サービスを利用できるようにする。今後、共同で取り組む事業者を募集し、2021年3月に国に提案する。

2020年12月 2日
フィリピン航空は、2020年12月の日本路線の運航計画を発表した。今回の発表において、成田・関西・中部〜マニラ線が増便となることが明らかになり、既存路線においても運航が継続される。羽田〜マニラ線:週3便(月水日)+12月17日、成田〜マニラ線:12月15日まで週5便(火木金土日)、12月16日から週7便、中部〜マニラ線:12月13日まで週3便(月水土)、12月18日から週4便(月水金土)、関西〜マニラ線:12月20日まで週5便(火木金土日)、12月21日から週7便、福岡〜マニラ:週3便(水金日)と成田〜セブ線:12月5日、19日は変更なし。同社は、近く更生法を申請し裁判所の保護の下に経営再建を図る計画であるとみられており、今後の動向が注目されている。

2020年12月 1日
中部国際空港は30日、12月1日時点の国際線の旅客便が週あたり10便と、11月比で倍増すると発表した。11月の月初はマニラと台北行きのみだったが、11月13日から大韓航空ソウル便が再開し、12月2日からシンガポール航空のシンガポール便も再開される。空港内の検疫体制の拡大などが貢献している。国内線は1日あたり62便と、11月比で横ばい。前年同月の87便との比較で3割減となっていて、新型コロナウイルスの新規感染者数の増加が響いている。

2020年11月27日
JALは2020年12月19日(土)、中部発着のチャーター便として「空たび 12月のトワイライトフライト」を運航する。新型コロナウイルスの影響により国際線の運休・減便が続く中、少しでも海外旅行の雰囲気を楽しめるよう企画されたフライトで、運航ルートは当日の天候により決定するが、セントレアを出発後、富士山方面へ向かい、そこから北上、富山、石川から西南に山陰地方から九州へ、四国の太平洋側を通過してセントレアに戻るパターンもしくは、富士山方面から北海道の苫小牧あたりまで北上し、日本海側を通ってセントレアに戻るいずれかが予定されている。国際線の雰囲気を楽しめるサービスとして、機内では、通常国際線で提供しているメニューをアレンジしたオリジナル機内食が、ビジネスクラス、エコノミークラスでそれぞれ提供される。搭乗記念として、ビジネスクラス搭乗者には、国際線ファーストクラスで提供しているイタリア高級ブランド「ETRO(エトロ)」とパリのプランド「MAISON KITSUNÉ(メゾンキツネ)」がコラボしたアメニティキットが用意されており、エコノミークラスでも、通常国際線ビジネスクラスで提供している「BEAMS(ビームス)」のアメニティキットが用意されている。使用機材は国際線仕様のボーイング737-800の予定となっている。

2020年11月26日
ANAは北米から中部地方への年末帰国需要に対応するため、サンフランシスコとヒューストンから中部へ向かう臨時便を運航する。サンフランシスコ発は12月20日、ヒューストン発は12月21日のそれぞれ1便を臨時便として運航するもので、サンフランシスコ発はボーイング777-300ER、ヒューストン発はボーイング787-9を使用する。フライトスケジュールは12月20日のサンフランシスコ発NH1911便が、サンフランシスコ13:30発、中部17:50(翌日)着。12月21日のヒューストン発NH1913便が、ヒューストン11:55発、中部17:35(翌日)着となっている。

2020年11月25日
中部国際空港会社が2020年10月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると、国際線の航空旅客数は、前月9月と比べ188%となる1,700人、国内線の旅客数は前月9月と比べ143%、対前年比45%となる268,560人となり、航空旅客数は対前年比23%となる270,260人となった。旅客便の発着回数は国際線は45回、国内線が3,082回となった。貨物取扱量は国際貨物が46%減の9,244トン、国内貨物は30%減の1,063トンであった。給油量は66%減の1万8998キロリットル、構内営業売上高は90%減の3億4600万円、免税店は500万円、一般物販店での売り上げは73%減の2億1000万円、飲食店が74%減の1億3100万円となった。

2020年11月24日
中部国際空港ターミナルビル3階のフランス料理店「アリスダイニング クイーンアリス」は、2020年12月19日(土)から2021年1月5日(火)まで、クリスマスと年末年始の特別メニューが用意される。クリスマスメニューは、12月19日(土)から12月25日(金)までの期間で、ランチは「ホロホロ鳥のバロティーヌ」、「金目鯛のポワレ」のコースが2種類。ディナーは1種類で、ウェルカムシャンパン、「蝦夷鮑のポワレにオマール海老のサルピコン」、「黒毛和牛の低温ロティー プティレギューム添え」などが味わえる。年末年始メニューは、12月26日(土)から1月5日(金)までで、ランチは2種類あり、「金目鯛のポワレ」、「黒毛和牛のグリエわさび風味」。ディナーではランチでも提供される「黒毛和牛のグリエわさび風味」に加え、「殻付きオマール海老のポワレ」、「温かいさつまいものポタージュ」などが加わる。料金は税・サービス料込で、ランチが5,000円と6,500円の2種類、ディナーは1種類で10,000円。なお、クリスマスメニューは一部の日程を除き、11月30日(月)までの予約で10%割引となる。また、アリスダイニングでは、「Go To Eatキャンペーンあいち食事券」を利用できる。

2020年11月23日
中部国際空港に2020年11月30日(月)、PCR検査センターがオープンする。このPCR検査センターは、高速で鼻咽頭PCR検査を行う機器を導入し、検体採取から証明書発行まで約3時間と短時間で実施できる。高速の鼻咽頭PCR検査機器を導入する国内空港は初という。PCR検査センターは原則、年中無休で運営し、事前予約で対応する。時間は9時から17時までで、検査は1日あたり最大約100件を実施できる。検査料は未定。この施設の開所にあたり、11月28日(土)に第1ターミナル2階北側の藤田医科大学中部国際空港診療所で、大村愛知県知事などが出席してセレモニーが開催される。愛知県は成田、羽田、関西の3空港に加え、国際旅客の拡大を促進する考えから、PCRセンター設置など体制構築に取り組んでいる。

2020年11月22日
12月に中部国際空港に新規就航予定のLCC「ピーチ・アビエーション」が、当初就航予定の札幌、仙台線に加えて、2021年1月22日から那覇、石垣線に参入することを発表した。LCCの中部〜石垣線就航は初めてで、那覇、石垣とも1日1往復を予定する。那覇、石垣両空港は同社がすでに他空港から乗り入れており、中部からの就航も手続きが比較的容易とみられる。同社は新型コロナウイルスの感染拡大前は国際線が路線の4割を占めていたが、コロナでインバウンド需要が見込めないため国内線に軸足を移す方針で、中部〜札幌、仙台線の予約が好調だったため那覇、石垣の就航を決めたという。札幌線などの予約状況について「他路線なら半年かけねばならないほどの水準に1か月で達した」と説明。新型コロナウイルスの「第三波」で予約の伸びは止まったものの、大きなキャンセルはないという。

2020年11月21日
アシアナ航空は、中部〜仁川線の運航再開日を再度変更すると発表した。当初は11月20日の運航再開を予定していたものの、運航再開日は12月14日となり、12月の運航は25日を合わせた2便のみとする。機材はエアバスA330-300もしくはエアバスA321を使用する。当初は11月20日の運航再開を予定していたものの、11月27日に変更し、12月には毎週金曜の週1便を運航する計画だった。フライトスケジュールは仁川発のOZ122便が仁川08:10発、中部10:05着。中部発のOZ121便が中部11:05発、仁川13:10着に変更となっている。

2020年11月20日
シンガポール航空がシンガポール〜中部間の旅客便を、2020年12月2日から運航再開することを発表した。新型コロナ感染拡大により今年3月23日に運休して以来、およそ8か月ぶりに再開する。12月は毎週水曜日・土曜日・日曜日の週3往復を中部09:00着、中部10:20発で運航する。来年1月以降のスケジュールは未定という。シンガポールは入国制限をしているが、短期出張目的の渡航者は、1〜2日間の検査期間で陰性と判明すれば、宿泊先と勤務先などを行き来できる。日本は既に、短期出張を目的としたシンガポールからの渡航者に対して制限を緩和しており、シンガポールで出国前に検査を受けている場合は、日本で検査のための待機期間は必要がなくなる。

2020年11月19日
JALは、ダラス発中部行きの臨時便を運航する。北米から中部地方への帰任や一時帰国の需要に応えるために運航するもので、愛知県をはじめとする中部地区の自治体が、日本国政府へ早期復便に向けた緊急要望を行った結果、12月より中部国際空港での1日あたりのPCR検査能力が拡大されることにより実現したとしている。便名はJL8013便、運航日は現地12月19日と22日出発で、使用機材はB787-9。フライトスケジュールはダラス12:30発、中部17:55(翌日)となっている。

2020年11月18日
ジャルパックは、「2021初日の出 初富士フライト」ツアーを11月18日から順次発売する。発着地は羽田、成田、中部の3空港で、抽選応募期間がそれぞれ異なる。羽田発は11月18日14時から、成田発は19日14時から、セントレア発は20日14時からそれぞれ受付開始で、定員は羽田が207名、成田が156名、セントレアが135名。申し込みはWebサイトで受け付ける。参加者には搭乗証明書やおせち風弁当の提供、オリジナルグッズのプレゼントなどを予定しており、旅行代金はファーストクラス窓側2席で16万円、クラスJ窓側2席で12万円、普通席窓側2席で9万8000円などとなっている。使用機材は羽田発着がB767-300ER、成田発着がB787-8、中部発着がB737-800。このツアーはマイル/FLY ONの積算対象外で、Go To トラベルも対象外となっている。

2020年11月17日
大村愛知県知事は16日の定例会見で、中部国際空港で藤田医科大と整備しているPCR検査センターを11月30日に開設すると発表した。ビジネス目的の海外渡航者が対象で、搭乗当日に検体を採取し、約3時間で新型コロナウイルスの陰性証明書が取得できる。藤田医科大の空港内診療所を改装し、高速検査機器を導入する。唾液からの採取と鼻を綿棒でぬぐう方式の両方に対応し、年中無休で午前9時〜午後5時(事前予約制)。検査料は実費で調整中という。1日最大100件の検査が可能だが、急な検査ニーズなどに備えるため、出発まで時間に余裕がある場合はPCR検査を実施している県内約30のクリニックの利用を勧めている。

2020年11月14日
中部国際空港は13日、2021年3月期の連結最終損益が202億円の赤字(前期は47億円の黒字)になりそうだと発表した。通期としては11年ぶりの最終赤字で、05年の開港以来で最大の赤字額となる。売上高は前期比79%減の138億円、営業損益は199億円の赤字(前期は76億円の黒字)を見込み、同日会見した犬塚力社長は「世界的な規模で人の移動に制限がかかり、過去に例のない需要減となった」と厳しい表情を浮かべた。犬塚社長は「従業員の雇用は守る」として、賞与削減や役員報酬の自主返上などの施策も明かした。ただ店舗を運営する子会社の従業員数十人については、接客ノウハウを生かすことができる他の企業へ出向する手続きも進めているという。

2020年11月13日
三越伊勢丹ホールディングスと中部国際空港が空港内に共同出店していた小型店「イセタン セントレア ストア」が、2021年2月28日に営業を終了する。赤字が続いていたことに加えて、新型コロナウイルス感染症で空港の利用者が落ち込んだことから、4年余りの歴史に幕を下ろす。名古屋駅前の大名古屋ビルヂングに入っていた中型店「イセタンハウス」も今年8月に閉店しており、「伊勢丹」の屋号を掲げる店は東海三県から姿を消すことになった。同様の店は羽田空港にもあるが、中部国際空港では開業当初から赤字が続き、新型コロナにより空港利用者が減ったことが追い打ちを掛けた。三越伊勢丹HDの担当者は「出店当時のマーケティングと名古屋のマーケットとの違いがあり、支持を得られなかった」と話した。

2020年11月12日
アシアナ航空は、中部〜仁川線の運航再開日を変更すると発表した。当初は11月20日の運航再開を予定していたものの、11月27日に変更する。以降、12月は毎週金曜の週1便を運航する。機材はエアバスA330-300もしくはエアバスA321を使用する。フライトスケジュールは仁川発のOZ122便が仁川08:10発、中部10:05着。中部発のOZ121便が中部11:05発、仁川13:10着に変更となっている。

2020年11月11日
チャイナエアラインは、2021年1月〜2月期間の日本路線の運航計画を発表した。現在同社は、台北〜成田・関西・中部・福岡の4路線を運航しており、2021年2月まではこの4路線のみ運航を継続する。運航便数は成田線が週3往復、その他路線は週1往復となっており、運航規模は同規模になる。中部発着は毎週木曜運航となっており、1月が7/14/21/28の計4便、2月が4/11/18/25の計4便となっている。フライトスケジュールは、中部発のCI155便が中部14:15発、台北16:25着。台北発のCI154便が台北07:55発、中部11:45着。使用機材はA330-300を予定している。

2020年11月10日
大韓航空は11月9日、仁川〜中部線の運航を再開すると発表した。日本政府による到着空港制限が11月1日から緩和されたことによるもので、11月は13日と29日、12月以降は毎週土曜の週1便を運航する見通し。使用機材はビジネスクラス24席、エコノミークラス252席の計276席を配置した、エアバスA330-300。フライトスケジュールは仁川発のKE741便が、仁川08:00発、中部09:50着、中部発のKE742便が中部11:00発、仁川13:00着となっている。

2020年11月 6日
アシアナ航空は、中部・福岡〜仁川線での双方向の旅客便運航を再開する。2020年3月9日より、韓国発の旅客便の到着空港が成田・関西の2空港に制限されていたが、11月1日から中部、さらに11月17日からは福岡でも制限が解除されることとなったことから、約8ヶ月ぶりに双方向で旅客便運航を再開する。中部〜仁川線の11月のフライトは11/20のみで、仁川発のOZ122便が仁川08:20発、中部10:00着。中部発のOZ121便が中部12:00発、仁川14:00着。使用機材はエアバスA330-300となっている。

2020年11月 5日
JALは2020年12月1日より、中部〜新千歳線と中部〜那覇線の全便を運航する計画であることを発表した。通常運航へ回復させる背景には、「Go To トラベル事業」にともなう団体需要の回復による予約率の増加を踏まえたものとしてる。両路線ともに通常スケジュール通りに1日4往復する予定で、機材はB737-800。先日発表された9月の搭乗実績においては、運航便数は減便が続くものの、国内線全体で搭乗率は約6割まで回復しており、直近では更に回復していることが予想されるため、国内線の需要が回復傾向にあるものとみられる。

2020年11月 3日
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて成田空港と関西空港に到着が集約されていた中国、韓国からの旅客便について、国土交通省が中部国際空港への受け入れ再開を認める方針を示していることが分かった。関係者によると、大韓航空が11月中旬に韓国・仁川から中部に到着する旅客便を再開させる方針という。中国、韓国からの到着便は両国での新型コロナ感染が拡大した3月以降、感染防止の水際対策として成田と関西に制限されていた。9月からは、大韓航空が中部発仁川行きの旅客便を断続的に運航していたが、これまでは国の制限を受けて仁川発中部行きは貨物便としてのみの運航だった。愛知県や空港会社などは国交省に到着空港の制限撤廃を求め、中部空港でのPCR検査の拡充を進めてきた。同空港では現在1日あたり100人超分のPCR検査を実施できる能力があり、国は両国からの到着便を受け入れる態勢が整っていると判断したとみられる。

2020年11月 2日
中部国際空港のレストラン「M's DINING」は2020年11月21日(土)から2021年1月31日(日)まで、JAL国際線機内食コラボメニューを提供する。名鉄レストラン、名古屋エアケータリングとJALが、「空の見えるダイニングで地上の機内食″とともに、フライト気分を満喫していただきたい」との想いから考案された特別企画。メニューは和食が「牛肉と野菜の旨煮ごはん添え」、洋食が「イエローチキンカレーアジアンスタイル」で、いずれも税込1,500円。メインに加え、前菜、サラダ、デザート、ドリンク付き。提供数には限りがある。

2020年10月28日
2020年12月5日付で全路線を廃止する運休中のエアアジア・ジャパンは、10月31日にセントレアの第1ターミナル4階イベントプラザで「エアアジア謝恩会」を開催する。謝恩会は午前11時から午後4時まで。客室乗務員などで構成するダンスチーム「FunTeam」がステージでダンスパフォーマンスを披露するほか、クイズ大会やビンゴ大会、客室乗務員などエアアジアスタッフとの写真撮影などを開催。エアアジアのオリジナルグッズや福袋、グッズセットなどを販売する。

2020年10月26日
中部国際空港会社が2020年9月と2020年上期の空港利用実績の速報値を発表した。それによると、9月の国際線の航空旅客数は900人、国内線の旅客数は対前年比31%となる186,517人となり、航空旅客数は対前年比17%となる187,417人となった。旅客便の発着回数は国際線は29回、国内線が2603回となった。貨物取扱量は国際貨物が43%減の8037トン、国内貨物は45%減の829トンであった。給油量は69%減の1万6134キロリットル、構内営業売上高は93%減の2億5100万円、免税店は300万円、一般物販店での売り上げは80%減の1億5200万円、飲食店が82%減の9600万円となった。
 また、2020年上期においては、航空旅客数、発着回数、国際貨物取扱量、国内貨物取扱量、給油量、構内営業売上高、来場者数、駐車場利用台数の8項目において、過去最低を更新。国際貨物発着回数については2,019回、対前年比132%と上期実績において過去3番目の値となった。新型コロナウイルス感染拡大以降、旅客機による貨物便が多く運航されたことにより、国際貨物発着回数が伸びる形となった。

2020年10月25日
中部国際空港は、11月1日時点の旅客便は国内線が1日あたり62便となる見通しを明らかにした。47便だった10月比では3割増え、2か月連続の増加となる一方、前年同月の88便からはまだ3割減に留まる。国際線はマニラや台北行きの週5便と10月から変わらず、前年同月の455便から99%減。国際線は検疫といった新型コロナウイルスを踏まえた入国者の受け入れ体制が広がらない限り、大幅な復便は望めないと分析している。

2020年10月23日
JALは、2020年11月21日に中部国際空港発着周遊チャーター、「空たび トワイライトフライト」を運航することを発表した。抽選販売となり、飛行ルートは富士山周りから西日本・九州の海岸線を中心に遊覧する予定で、機内食やアメニティが提供される。抽選応募期間は10月23日(金)14:00から10月27日(火)23:59までで、料金は以下の通り。ビジネスクラス 窓側 2席(2名利用):88,000円(*)、エコノミークラス窓側 3席(2名利用):65,000円、3席(3名利用):75,000円(*) 、窓側(翼の上) 3席(2名利用):58,000円、3席(3名利用):68,000円(*) 非常口3席(2名利用):36,000円、3席(3名利用):46,000円(*)。(*)窓から横並び2席/3席セットでの販売となる。

2020年10月22日
ピーチアビエーションは、中部国際空港への乗り入れを正式発表し、2020年12月24日より中部〜新千歳・仙台線を開設することを発表した。新千歳線は1日2往復、仙台線は1日1往復する計画で、中部国際空港では第1ターミナルを使用する。航空券は新千歳線は4,690円から、仙台線は4,990円からとなる。フライトスケジュールは中部発新千歳行きのMM461便が中部08:30→10:15新千歳、MM463便が中部17:25→19:10新千歳、新千歳発中部行きのMM462便が新千歳10:55→12:45中部、MM464便が新千歳20:05→21:55中部。中部発仙台行きのMM491便が中部13:35→14:40仙台、仙台発中部行きのMM492便が、仙台14:10→15:25中部となっている。

2020年10月21日
中部国際空港は、セントレア及びその周辺で撮影された作品を集めた2021年版オリジナルカレンダーを、2020年10月31日(土)より発売する。「セントレアオリジナルカレンダー2021」は、2020年夏に開催された「第15回セントレアフォトコンテスト」において、航空写真家伊藤久巳氏、ルークオザワ氏、チャーリィ古庄氏が選び抜いた、上位入賞作品12点を毎月の表紙にあしらったデザインとなっており、セントレア第1ターミナル4階の「セントレアオフィシャルショップ SORAMONO」ほかで販売予定で、SORAMONO以外での販売店及び通信販売などについては準備が整い次第セントレアHPで案内する。希望小売価格は1,200円(税抜)、縦600mm×横420mm(A2サイズ)13枚綴り(表紙1枚含む)、壁掛タイプとなっている。

2020年10月19日
タイ国際航空は、日本とタイを結ぶ路線の全便を運休する期間を延長することを発表した。千歳・羽田・成田・中部・関西・福岡〜バンコク線を対象に、バンコク発を12月31日まで、日本発を2021年1月1日まで運休する。なお、仙台〜バンコク線は10月25日以降の冬スケジュールでは、当初から運航予定がない。

2020年10月17日
アシアナ航空は、2020年10月25日からの冬スケジュールにおいて、羽田〜ソウル/金浦線と中部〜ソウル/仁川線の運航を再開することを発表していたが、計画を変更し再開を見送ることを発表した。また、関西〜ソウル/仁川線をデイリー運航とし、特定日の運航としていた福岡〜ソウル/仁川線を週1便の定期便とすると発表していたがこれも取り止める。

2020年10月15日
中部国際空港は、デルタ航空が受領するエアバスA330-900(A330neo)が成田空港で機体の使用前整備を行う前に、待機目的で仏トゥールーズから飛来するのを受け、デルタ航空とともにフォトコンテストを開催する。A330neoは17日と20日、30日に計3機飛来する予定。デルタ航空の中部発着便は3月から運休しており、同社の旅客機が飛来するのは約7か月ぶりとなる。フォトコンテストは10月13日から11月30日までで、セントレアで撮影されたデルタ航空機の写真であれば、A330neo以外でも応募できる。入賞は3点で、セントレアとデルタ航空のグッズ詰め合わせなどがプレゼントされる。飛来予定時刻は、セントレアのFacebookなどで案内する。

2020年10月14日
ANAホールディングス傘下のLCCであるピーチ・アビエーションが、2020年12月にセントレアに新規就航することが分かった。札幌線1日2往復、仙台線1日1往復を予定。ピーチは関西、成田など全国6空港を拠点とし、国内24路線を運航しているが、中部は未就航。就航後は中部空港で夜間駐機し、拠点空港の1つと位置付ける。また、ピーチの地上支援業務をANA系列が担うため、LCC向けの第2ターミナル(T2)は使わず、第1ターミナル(T1)を使う見通しという。セントレアにはこれまで、エアアジア・ジャパンとジェットスター・ジャパンの国内LCC2社が就航していたが、新型コロナの影響でエアアジアが5日に事業廃止を発表。ジェットスターも冬ダイヤ期間中は中部〜札幌、鹿児島各線の運休を予定しており、今回ピーチが就航する路線はLCCゼロになる予定だった。ピーチは空白地域だったセントレアへの就航で路線網を拡大し、コロナ後の需要回復に備える狙いとみられる。

2020年10月12日
藤田医科大病院などを運営する藤田学園は愛知県と連携し、ビジネス渡航者向けに新型コロナウイルスのPCR検査を実施し、中部国際空港で陰性証明書を発行する取り組みを12日から始めたと発表した。希望者は藤田学園が県内で運営する3病院で検査を受けて陰性と判定された場合、病院窓口と中部空港のどちらかを選択して陰性証明書を受け取ることができる。空港内で発行するのは国内で初めてで、最短で検体採取の翌日に証明書の発行が可能という。中部国際空港では現在、感染拡大の影響で往復の国際便はフィリピンと台湾の便のみを運航。フィリピンは陰性証明書を求めていないため、当面は台湾への渡航者にとって利便性が高まることになる。

2020年10月11日
フィンエアーは、日本路線を含むアジア12路線とアメリカ5路線、ヨーロッパの23路線の計40路線を、2021年3月まで運休することを決めた。日本路線は成田〜ヘルシンキ線のみの運航で、9月8日時点の計画では千歳線と福岡線は当面の間運休し、中部線と関西線は11月から運航を再開することを予定していた。羽田線は来夏の計画を目指す。

2020年10月10日
ティーウェイ航空は、2020年11月7日より中部・福岡〜ソウル/仁川線の運航を再開することを発表した。中部・福岡線ともに毎週土曜日週1便の運航を予定しており、現時点では11月21日までの運航が確定している。運航再開にあたっては、日韓両国で合意したビジネストラックの開始を受けたものとなり、今後他社も日韓線の提供座席数を増加させることが予想される。中部〜ソウル/仁川線のフライトスケジュールは中部発のTW238便が、中部15:00発仁川17:10着。仁川発のTW237便が、仁川12:05発→中部14:00着となっている。

2020年10月 9日
アシアナ航空は、2020年10月25日からの冬スケジュールにおいて、羽田〜ソウル/金浦線と中部〜ソウル/仁川線の運航を再開することを発表した。中部〜ソウル/仁川線は毎週金曜発着の週1便運航で再開する。その他路線においても増便を予定しており、関西〜ソウル/仁川線は週4便からデイリー運航とし、特定日の運航としていた福岡〜ソウル/仁川線は週1便の定期便となる。

2020年10月 8日
ジェットスター・ジャパンは、2020年10月25日からの冬スケジュール期間中、国内6路線を運休すると発表した。運休となるのは成田〜庄内と関西〜高知、福岡、熊本、中部〜札幌、鹿児島の計6路線で、来年の夏スケジュール以降の運航も未定として、事実上、撤退する方針。エアアジア・ジャパンもすでに撤退を発表してるため、セントレアのLCC専用ターミナル「T2」を発着する便は、ジェットスターの福岡便と那覇便のみとなる。また、関空にあるパイロットと客室乗務員のオフィスは10月25日から閉鎖し、成田と中部の拠点に移る。乗務員オフィスの閉鎖に伴い関空での夜間駐機も取りやめるものの、整備機能は継続する。同社によると、オフィスとしては閉鎖するが拠点は閉鎖しないという。

2020年10月 5日
エアアジア・ジャパンは5日、2020年12月5日をもって事業を停止することを国土交通省に届け出たと発表した。エアアジア・ジャパンは声明で、「当社は、2014年7月の設立以降、中部国際空港を起点として、国内航空運送事業及び国際航空運送事業を実施してまいりました。しかしながら、今般の新型コロナウィルスにより、世界経済に重大かつ長期的な影響が生じ、また、各国での出入国規制強化や旅客需要の減退により減便や運休が発生していることによって、当社の事業運営に大きな困難が生じております。これまで継続的かつ広範な経費削減などの経営努力を続けてまいりましたが、網羅的な事業の見直しを重ねた結果、新型コロナウィルスの終息時期の見通しが不透明な状況において事業を継続することは極めて困難であると判断し、事業を廃止するという苦渋の決定をいたしました」としている。エアアジア・ジャパン以外のグループ会社である、エアアジアX、タイ・エアアジアX、タイ・エアアジア、エアアジア・フィリピンの日本路線への影響はないという。

2020年10月 1日
中部国際空港は30日、10月1日時点の旅客便の発着回数について、国内線は1日あたり47便の見通しと明らかにした。前月の45便からは微増な一方で、前年同月の92便と比べると半減と低い水準が続くとしている。国際線はマニラ便や台北便など週5便の運航となる。

2020年 9月30日
エアアジア・ジャパンが、事業継続の断念や運航の長期休止など、事業の見直しを検討していることが明らかになった。エアアジア・ジャパンは2014年に設立し、2017年10月に運航を開始。3機のエアバスA320を保有し、国内3路線と国際1路線の4路線を運航していたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、いったん全便を運休。8月より国内線の運航を再開するとともに、中部〜福岡線を開設していたが、10月1日から24日までの全便を運休すると発表。すでにパイロットや客室乗務員の希望退職を実施していた。

2020年 9月25日
中部国際空港会社が2020年8月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると、国際線の航空旅客数は800人、国内線の旅客数は対前年比27%となる180,569人となり、航空旅客数は対前年比14%となる181,369人となった。旅客便の発着回数は国際線は19回、国内線が4296回となった。貨物取扱量は国際貨物が50%減の7286トン、国内貨物は38%減の966トンであった。給油量は65%減の1万9540キロリットル、構内営業売上高は94%減の2億4500万円、免税店は100万円、一般物販店での売り上げは84%減の1億5400万円、飲食店が86%減の9000万円となった。

2020年 9月24日
中部国際空港は中部国際空港利用促進協議会及び新潟空港整備推進協議会と共同で、2020年10月1日(木)から12月31日(木)までの期間中に中部〜新潟線の往復航空便利用者を対象に、両空港の駐車場料金が無料になる「名古屋・新潟 ヒコーキならひとっ飛びキャンペーン」を実施する。中部国際空港利用促進協議会は駐車場無料に加えて、中部発新潟行きの航空便の利用者を対象に、新潟の特産品が当たるプレゼントキャンペーンを同時に実施する。

2020年 9月19日
エアアジア・グループのトニー・フェルナンデスCEOは、日本事業から撤退する計画はないと9月18日のイベントで発言したと現地紙が報じた。エアアジアが手掛けるRedRecordsのイベントで同CEOが明かしたもので、エアアジア・ジャパンが10月に運航を一時停止することについて問われた同氏は、常に事業を評価しているが、現時点で何も決まった事はないとし、10月の運航停止は噂であるとし否定した。しかし、実際にはエアアジア・ジャパンがプレスリリースで10月の夏ダイヤ運航便の運休を発表しており、同氏との発言に食い違いが起きている。

2020年 9月17日
エアアジア・ジャパンは、2020年10月1日から24日までの夏スケジュール期間中の全路線全便を運休すると発表した。国内線は中部〜千歳線の1日3往復6便、中部〜仙台線の1日1往復2便、中部〜福岡線の1日1往復2便を運休する。国際線は中部〜台北線の1日1往復2便を運休する。予約客にはメールで振替や返金の案内を開始している。エアアジアグループのトニー・フェルナンデスCEOが、先日日本での事業を見直すことを示唆しており、今後の動向が注目されている。

2020年 9月10日
中部国際空港は2020年11月30日(月)まで、「あなたが想う『空の向こうにある、かけがえのない時間』を感じる写真」を募集するキャンペーンを開始した。新型コロナウイルスの影響で思うように旅行ができない中、写真を振り返ることにより、旅行の素晴らしさを思い出してもらうことを目的としたキャンペーンで、応募写真は中部国際空港利用促進協議会または中部国際空港により、PRなどに使用される。募集対象は飛行機に乗って会いに行った家族・友達、飛行機に乗って出会った風景・食事など、「空の向こうにある、かけがえのない時間」を感じる写真。応募はセントレアの特設サイトからアップロード、または「#空の向こうにあるかけがえのない時間」をつけてSNSへの投稿で受け付け完了となる。なお、応募者の中から抽選で1組に、セントレア発着の国内線航空券が贈られる。

2020年 9月 8日
エアアジアグループのトニーフェルナンデスCEOは、新型コロナウイルスの影響を受け、海外事業の縮小を検討していることを明らかにしたと現地紙が報じた。日本事業のエアアジアジャパンに関しては、真剣に考えなければならない対象とし、資金に余裕があれば事業を継続できるとしながらも、近いうちにエアアジアジャパンに関して何らかの決定が下されるとし、解散を示唆した。そのほか、年末までに銀行や投資家などから25億リンギットを調達する予定としており、資金調達に関しては順調に進んでいることを明らかにし、今後東南アジア諸国での事業を強化する計画で、これが日本やインド事業から撤退の可能性を意味するとしている。

2020年 9月 4日
大韓航空は、ソウル(仁川)−関西線と中部発ソウル行きの2路線を追加運航すると発表した。中部発ソウル行きは、9月16日と30日に1便ずつ運航する。フライトスケジュールは中部発KE742便が中部11:00発、ソウル13:00着。使用機材は16日がA330-300の2クラス276席仕様(ビジネス24席、エコノミー25席)で、30日がボーイング787-9(2クラス269席:ビジネス24席、エコノミー245席)となる。大韓航空は9月1日に、中部発ソウル行きを運航。新型コロナの影響で運休し、3月9日以来176日ぶりの運航となった。同社によると、韓国への帰国需要のほか、ソウルから第三国へ向かう乗り継ぎ需要があったという。

2020年 9月 3日
チャイナエアラインは、2020年10月の日本路線の運航計画を発表。成田・中部〜台北線において、増便して運航すると発表した。中部線は9月は2便のみの運航だが、10月より週1便(木)の運航に増便となる。フライトスケジュールは中部発のCI155便が中部14:15発、台北16:25着。台北発のCI154便が台北07:55発、中部11:45着。毎週木曜運航。使用機材はA330-300を予定している。

2020年 9月 1日
セブパシフィック航空は、2020年9月8日より中部〜マニラ線の運航を再開する計画であることが明らかになった。現在同社は、成田〜マニラ線を週2便、関西〜マニラ線を週1便運航しているが、中部〜マニラ線の週1便の再開により、日本路線が3路線まで回復する。フライトスケジュールは中部発の5J5043便が中部13:40発マニラ17:05着。毎種火運航。マニラ発の5J5042便がマニラ07:15発中部12:00着。毎週火運航。使用機材はエアバスA321。

2020年 8月28日
中部国際空港は8月28日(金)、「第15回セントレアフォトコンテスト」の審査結果を発表した。セントレアフォトコンテストは、セントレアおよびセントレア周辺で撮影された、空港や航空へのあこがれ、空の旅の素晴らしさを感じられる作品をテーマに、2006年より広く公募しているフォトコンテストで、第15回目の開催となる今回も、月刊エアラインと中部国際空港の共催で開催され、日本を代表する航空写真家の伊藤久巳氏、ルーク・オザワ氏、チャーリィ古庄氏3名が審査員を務め、応募総数915点の中から最優秀賞および優秀賞など16作品を選出した。入賞作品のうち上位12点は、2021年のセントレアオリジナルカレンダーに採用される。

2020年 8月26日
愛知県がまとめた2019年観光レクリエーション利用者統計によると、県内の観光資源・施設の利用者は前年比4.0%増の1億5929万人となり、資源・施設別では中部国際空港が22.1%増の1561万人で最も多かった。中部国際空港のトップは開港した2005年から続いていて、昨年は8月に県国際展示場「アイチ・スカイ・エキスポ」、9月にLCC専用ターミナルが相次いで開業。一昨年に開業したテーマパーク「フライト・オブ・ドリームズ」が通年で営業したこともあり、300万人近く利用者が増えた。しかし、2020年は新型コロナウイルスの影響で空港利用者などが大幅に減少する見込みで、県の担当者は「見通しが立たない状況」と話している。

2020年 8月25日
デルタ航空は、2020年冬スケと2021年夏スケジュールの太平洋・大西洋路線の運航計画を発表した。中部国際空港発着では2021年3月28日から始まる2021年夏スケジュールにおいて、中部〜デトロイト線を週3便で運航することが盛り込まれたが、。新型コロナ感染拡大の影響で、ハワイ州知事が入島後2週間の待機指示を解除していないことを受け、中部〜ホノルル線の運航再開時期は明らかにされていない。

2020年 8月24日
中部国際空港会社が2020年7月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると、フィリピン航空のマニラ便が週2便の運航となり、国際線の航空旅客数は1000人となった。国内線の旅客数は対前年比29%となる168,926人まで回復。この結果、旅客便の発着回数は国際線は16回、国内線が2774回となった。貨物は国際線旅客便運休の代わりに引き続き国際貨物便が増加し、前年比23%増の311回となったが、取扱量は国際貨物が46%減の8050トン、国内貨物は47%減の842トンであった。給油量は68%減の1万7401キロリットル、構内営業売上高は94%減の2億2800万円、免税店は100万円、一般物販店での売り上げは82%減の1億4900万円、飲食店が85%減の7800万円となった。

2020年 8月20日
アイベックスエアラインズは、2020年冬スケジュール(2020年10月25日〜2021年3月27日)の路線便数計画を決定し、国土交通省に申請・届出したことを発表した。これまで成田空港発着の国際線に接続させていた成田発着の全便を運休とする一方、既存の需要が見込まれる路線は増便する計画で、中部国際空港発着では中部〜鹿児島線を1日1往復新規開設するほか、中部〜仙台線を1日2往復から3往復へ、中部〜松山線を1日1往復から2往復へ増便する。増便・新規開設分ともANAとのコードシェアを行う。

2020年 8月19日
エアアジアジャパンは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、9月の中部〜新千歳・仙台・福岡線において、一部日程で運休することを発表した。詳細は以下の通り。中部〜札幌線 DJ001便、DJ002便 運休日:9月5日、12日、26日。DJ003便、DJ004便 運休日:9月1日〜11日、14日〜18日、24日、28日〜30日。DJ009便、DJ010便 運休日:9月6日、13日、27日。中部〜仙台線 DJ023便、DJ024便 運休日:9月1日〜11日、9月15日〜17日。中部〜福岡線 DJ031便、DJ032便 運休日:9月2日、5日、7日、9日、12日、14日、16日、19日、21日、23日、26日、28日、30日。DJ035便、DJ036便 運休日:9月1日、3日、4日、6日、8日、10日、11日、13日、15日、17日、18日、20日、22日、24日、25日、27日、29日。

2020年 8月18日
大韓航空は運休中の中部−ソウル(仁川)線について、9月1日に中部発ソウル行きを運航すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響により運休していたが、およそ半年ぶりの運航となる。往路にあたるソウル発中部行きは貨物便として運航し、搭乗はできない。フライトスケジュールは中部発KE742便が中部11:00発、ソウル13:00着。使用機材はボーイング787-9(2クラス269席:ビジネス24席、エコノミー245席)。大韓航空の中部発旅客便は3月9日以来176日ぶりの運航となる。

2020年 8月17日
チャイナエアラインは2020年9月の運航計画を発表し、日本路線においては成田・関西・福岡・中部〜台北線の運航を再開することを発表した。日本路線の運航詳細は以下の通り。成田〜台北線:CI100/101便 週1便(金) A350-900、関西〜台北線:CI172/173便 週1便(木) A330-300、福岡〜台北線:CI116/117便 週1便(木) A330-300、中部〜台北線:CI154/155便 9月10日・24日 A330-300。

2020年 8月10日
JALは新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴い、9月1日から30日までのハワイ線の全便を運休する。羽田、成田、関西、中部とホノルルを結ぶ4路線と成田とコナを結ぶ、日本とハワイを結ぶ全路線を対象に、期間中の全420便を運休する。期間中、臨時便を計4便設定する。日本とハワイの間を赴任、一時帰国などで移動する乗客向けに、羽田〜ホノルル線と、ホノルル発/関西行きの臨時便を8月に設定する。設定便数は、羽田発ホノルル行が2便、ホノルル発羽田行と関西行が各1便。ハワイでは入島制限が継続されており、到着後14日間の自主隔離が必要。これに違反すると罰金刑や禁固刑が課せられることから、最新情報に留意するよう呼びかけている。

2020年 8月 9日
エアアジア・ジャパンは、8月1日に就航したばかりの中部〜福岡線を運休する。当初は1日1往復の運航を予定していた。運休期間は8月18日から31日までを予定しており、すでに航空券の販売を停止している。8月1日には中部〜仙台線、8月3日には中部〜新千歳線の運航を再開し、国内線全路線の運航を再開したばかり。国際線は9月30日までの運休を決めている。

2020年 8月 8日
名古屋鉄道と中部国際空港は、2020年8月8日(土)から9月30日(水)までの期間中、名鉄電車 1DAYフリーきっぷと特別車両券(ミューチケット)割引券、フライトパークチケット引換券、セントレアで使える500円クーポン、展望風呂「風の湯」入浴割引券がセットになった「セントレア・フライトパークきっぷ」を販売する。価格は大人(中学生以上)4,000円、小児(小学生)2,000円で、クーポンは第1ターミナル 4階スカイタウン、3階出発ロビー、2階到着ロビー、FLIGHT OF DREAMS、第2ターミナル等の店舗で利用できる。発売箇所は名鉄出札係員配置駅(弥富、赤池除く)、名鉄名古屋駅サービスセンターとなっている。

2020年 8月 6日
タイ国際航空は、日本とタイを結ぶ路線全便の運休期間を、先回の発表からさらに延長した。成田発のTG677便と中部発のTG645便は9月30日まで運休。羽田・関西〜バンコク線はバンコク発を9月30日まで、日本発を10月1日まで運休する。また、千歳・仙台・福岡〜バンコク線の全便と、中部〜バンコク線のTG647便とTG646便、関西〜バンコク線のTG673便とTG672便を、2020年夏スケジュール期間が終了する10月24日まで運休することをすでに発表している。

2020年 8月 4日
ベトナム航空は、日本線の運休を2020年10月24日まで延長する。日本とベトナム両国の検疫体制などの入国条件の緩和が見通せないことを理由としていて、各政府機関の要請に基づき、日越両国政府承認による特別な渡航資格を有する旅客の運送を目的とした運航を、事前告知なく行う場合があるとしている。この場合、通常の定期便と異なり、利用者から直接予約を受けることはできないとして、駐日ベトナム大使館に問い合せるよう求めている。

2020年 8月 3日
中部国際空港の複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS」は、2020年8月31日(月)までの夏休み期間、駐車料金を割引する「マイカーでフラパーへ!キャンペーン」を実施している。キャンペーンの対象は1階の「フライトパーク」利用者で、入場時にチケットカウンターで駐車券を提示すると、セントレア駐車場「P1〜P4」の駐車料金が2時間分が割引される。新型コロナウイルスの感染再拡大が心配される中、移動中に他者と接触することがない車利用により、安心して来場しやすい環境を整えることを目的としている。フライトパークではこのほか、マスクの着用と検温、社会的距離の確保、混雑時に入場制限を実施するなど、さまざまな感染拡大予防対策を実施している。

2020年 8月 2日
中部国際空港は、8月の運航計画を発表した。1日時点の国内線の運航本数は1日当たり70往復となり、前年ピーク時の7割まで回復する。5月に過去最低の1日21往復まで減少したが、緊急事態宣言解除後に感染状況が落ち着いたことから、航空各社は徐々に運航を再開。5月に1日3往復まで落ち込んだJALは8月1日時点で1日10往復を予定する。ANAも1日時点で1日24往復を予定し、お盆期間中は37往復にまで増やす計画。同空港に拠点を置く「エアアジア・ジャパン」も8月1日から運航を再開。一方で、7月に入ってからの新型コロナ感染者の急増で、予約数は再び鈍化。エアアジア・ジャパンは「想定より予約が伸びない」として、当初運航予定だった8月1、2日の札幌便など計8往復を運休。JALは現時点で中部空港発着の便に影響はないものの、他空港の一部の便で運航再開を取りやめている。JALの担当者は「当初、8月は前年比で6割程度の予約を見込んでいたが現時点では3割程度。もし感染者が増えている沖縄で渡航自粛要請が出れば予約はがくんと落ちる。先行きが見えない」と今後の動向を注視している。

2020年 8月 1日
中部国際空港は8月1日より、第1ターミナル4階の展望風呂「風の湯」の営業を再開する。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、4月16日より臨時休業していたが、利用者の検温、定期的な消毒・清掃、ロビーでのマスク着用、浴場内サウナの同時利用者数や脱衣所ロッカー数の制限などの対策をとり営業を再開する。8月1日から7日まで、先着300人にセントレアフレンズバッグをプレゼント。また、8月8日からは、オリジナルグッズの販売も開始する。営業時間は短縮し、午前9時から午後6時(最終受付午後5時)まで。入浴料は大人1,050円、小人650円、幼児210円。幼児以外はタオル・バスタオルのレンタル料も含まれている。

2020年 7月27日
中部国際空港会社が2020年6月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると、6月17日からフィリピン航空マニラ便の運航が再開となり、国際線の航空旅客数は500人となった。国内線の旅客数は対前年比16%となる88,613人に留まったが、6月19日から県をまたぐ移動自粛が解除されたことで、6月1日時点の便数13都市23便から、19日には13都市32便にまで回復した。この結果、旅客便の発着回数は国際線は7回、国内線が68%減の1665回となった。貨物は4月5月に引き続き、国際線旅客便運休の代わりに国際貨物便が増加し、前年比29%増の326回となったが、取扱量は国際貨物が49%減の7543トン、国内貨物は56%減の635トンであった。給油量は71%減の1万6038キロリットル、構内営業売上高は97%減の1億2600万円、免税店は0、一般物販店での売り上げは89%減の8600万円、飲食店が92%減の4000万円となった。

2020年 7月24日
エアアジア・ジャパンは8月1日から国内線の運航を再開することを発表していたが、新型コロナの感染拡大により、中部−札幌線のみ1日と2日を運休し、3日から運航する。仙台線と新規就航の福岡線は、予定通り1日から運航する見通し。8月1日と2日の札幌線は、1日あたり2往復4便を運航予定だったが運休する。対象便は、1日が中部発札幌行きDJ001便とDJ003便、札幌発中部行きDJ002便とDJ004便、2日は中部発札幌行きDJ003便とDJ009便、札幌発中部行きDJ004便とDJ010便。当該便を予約した利用者にはエアアジアから連絡し、振替や返金などを案内している。

2020年 7月21日
JALは夏休み期間の2020年8月6日〜17日の12日間、中部〜那覇線を期間限定で増便することを発表した。運航はJALが行い、増便分以外はJTAが1日4往復運航する。増便分のフライトスケジュールは、中部発のJL3301便が中部10:00発→12:15那覇着。那覇発のJL3302便が那覇14:00発→16:15中部着。使用機材はクラスJ20席/普通席145席のB737-800。なおJALグループは8月も引き続き減便を実施するものの、発表済みの7月16日(木)〜7月31日(金)分よりも運航便数を増やし、緊急事態宣言の解除以降では最も運航便数の多い期首計画比90%を超える便を運航する計画であることも発表された。

2020年 7月16日
国土交通省は15日、改正ドローン規制法に基づき、小型無人機ドローンの飛行を禁止する空港として、新千歳、成田、羽田、中部、関西、伊丹、福岡、那覇の8か所を指定すると発表した。航空機の離着陸に影響を及ぼす恐れがあるためで、22日から適用する。8空港では敷地内、周辺約300メートルの範囲の上空を対象に、大きさや重さにかかわらずすべてのドローンの飛行を規制する。

2020年 7月15日
新型コロナウイルス感染拡大に伴う出入国制限緩和に向け、政府が感染の有無を確認する「ビジネス渡航者PCRセンター」(仮称)を羽田や成田、関西の三空港に加え、中部国際空港にも開設する方向で検討していることが明らかになった。中部地方はトヨタ自動車や関連企業など製造業が集積しており、海外との経済面の往来を再開すれば、検査需要が急増すると判断した。9月ごろをめどに羽田と成田、関西、中部の各空港に出入国者、東京都と大阪府の中心部1か所ずつに出国者を対象にしたPCRセンターを設置する方針という。ウイルスが検出されなかった人には、渡航先で提示する「陰性証明書」を発行する。

2020年 7月13日
エアプサンは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、各路線の運休期間を延長する。ソウル発着の日本路線は全路線を9月17日まで運休。福岡〜釜山線は2020年夏スケジュール期間が終了する10月24日まで運休する。7月29日より運航再開予定だった中部〜ソウル線と釜山線もキャンセルとなった。予約客には払い戻しか、10月24日までのフライトへの予約変更を受け付けている。

2020年 7月12日
タイ国際航空は、日本とタイを結ぶ路線全便の運休期間を、当初の計画から延長した。成田発のTG677便と中部発のTG645便は8月31日まで運休。羽田・関西〜バンコク線はバンコク発を8月31日まで、日本発を9月1日まで運休する。また、千歳・仙台・福岡〜バンコク線の全便と、中部〜バンコク線のTG647便とTG646便、関西〜バンコク線のTG673便とTG672便を、2020年夏スケジュール期間が終了する10月24日まで運休することをすでに発表している。

2020年 7月 9日
エアアジア・ジャパンの会田純・最高執行責任者(COO)は9日、1月の就任後初めて記者会見し、8月から札幌便、仙台便を再開し、新たに福岡便を就航するほか、予約の状況をみて国内線の増便を考えたい。国際線の再開は見えていないが、台湾路線しかないため、航空業界の中ではコロナ禍の影響は少なかった。また、感染防止対策として、手を触れずに搭乗券を印刷できる発券機を導入。予約時に発行されるQRコードを新型発券機にかざすと、自動で搭乗券と手荷物に付けるタグが印刷される。これまではタッチパネル式だったが、乗客は自ら手荷物にタグを付けて自動手荷物預け機やカウンターに運び、人や物に接触しないで搭乗手続きを終えることができると述べた。

2020年 7月 5日
エアアジア・ジャパンは、2020年8月1日に国内線の運休を再開することを発表した。同社は4月9日から国内線、国際線ともに全便を運休していた。8月1日から運航を再開するのは中部〜新千歳線と中部〜仙台線。そして、4月25日の就航を予定していた中部〜福岡線も同日より運航を開始する。2020年夏期スケジュール期間(2020年10月24日まで)は、中部〜仙台/福岡線はデイリー運航。中部〜新千歳線は1日1往復を基本に、多客期に増便する。なお、機内サービスについては客室乗務員との接触を最小限にするため、当面の間、ドリンクやグッズ、アメニティなどの機内販売を中止。ドリンクや食品の持ち込みは可能なほか、ブランケットなども必要に応じて持参するよう告知している。一方、中部国際空港と台湾の台北を結ぶ国際線は、引き続き運休する。

2020年 7月 4日
中部国際空港は7月11日(土)、「FLIGHT OF DREAMS(フライト・オブ・ドリームズ)」の特別撮影会を開催することを発表した。今回のイベントでは、営業終了後のパークを撮影会のために開場し、普段使用できない三脚や脚立を使用して自由に撮影することができる。またイベント最後には来場者へおみやげも配布するほか、同階にあるボーイングストアを20:00まで特別延長営業する。開催日時は7月11日(土)18:00〜20:00で、募集人数は40名(応募多数の場合は抽選を実施)。同伴は3名まで(それぞれ参加料金が必要)で、参加料金はおみやげ付き大人(中学生以上)1,500円、小人(3歳以上小学生まで)1,000円。フライトパークの各種コンテンツは利用でない。応募方法は2020年7月6日(月)23:59までに公式HPからエントリー。当選発表は7月7日以降に当選者にのみ直接メールにて連絡する。

2020年 7月 3日
スカイマークは7月2日、7月17日から31日までの国内線で運休や減便の内容を発表した。対象路線は、羽田〜千歳・神戸・長崎・鹿児島・沖縄線、茨城〜千歳・神戸線、中部〜千歳・成田・鹿児島線、神戸〜千歳・長崎・鹿児島・那覇線。経由便を除く13路線、456便が減便となる。これにより、期間中の運航便は20路線1,908便、運休・減便率は23.9%となり、5月1日〜31日の85.8%、6月1日〜30日の60.6%、7月1日〜17日の29.4%と比べると、大幅に回復する。運休便の利用者には全額払い戻しや振り替え、減便対象便は前後便へ振り替え、希望により別便への変更や払い戻しを案内する。

2020年 7月 2日
中部国際空港は7月3日(金)より、「FLIGHT OF DREAMS(フライト・オブ・ドリームズ)」内1階にあるオフィシャルグッズストア「ボーイングストア」の営業を再開することを発表した。再開日時は2020年7月3日(金)10時からで、営業時間は毎日10時〜18時。感染症対策として、飛沫防止シート・アルコール消毒の設置、菓子類試食の中止、従業員の体調管理を実施する。また、7月3日(金)から5日(日)の間、臨時休業中に賞味期限間近となったボーイングストアの菓子類について、食品廃棄を回避するため、7月3日(金)・4日(土)はボーイングストアオリジナルプリントクッキー缶(賞味期限7月6日)を各日先着160名、7月5日(日)はボーイングストアオリジナル飛行機サブレ(30枚入)(賞味期限7月10日)を先着90名を希望する方へ無償で提供する。ただし、1家族1つまで。

2020年 6月30日
中部国際空港は29日、7月1日時点の国内線の就航数が1日あたり36便と、6月の23便から6割増えるとの見通しを明らかにした。前年同期比では6割減にとどまる一方、2か月連続で増加する。新型コロナウイルスの影響に伴う移動自粛要請が解除され、航空各社の間で札幌や沖縄線などの増便や復便が相次いだ。国際線はフィリピン航空マニラ線の運航再開により、7月から週2便が運航される見通し。

2020年 6月29日
グアム政府観光局は、2020年7月1日から再開を予定していた日本、韓国、台湾からの来島者受け入れ延期を発表した。グアム準州知事のルー・レオン・ゲレロ氏は「直近のグアム島内での感染者数増加により、島民、来島者の安全を最優先する」などとコメント。外国人渡航者に対する14日間の強制隔離と検査を継続する。グアムは2020年5月27日に、健康管理に関するガイドラインを策定したことで7月1日からの日本、韓国、台湾からの観光客受け入れを表明していた。

2020年 6月28日
フィンエアーは、日本路線の運航計画を変更した。成田〜ヘルシンキ線は当初の発表通り、7月から週3便で運航を再開するが、当初は7月を予定していた、中部〜ヘルシンキ線と関西〜ヘルシンキ線の運航再開は9月に延期。羽田〜ヘルシンキ線は11月に開設する。2021年3月末の冬スケジュール終了まで運航しないことを発表していた千歳〜ヘルシンキ線と福岡〜ヘルシンキ線は、当面運休する。

2020年 6月27日
厚生労働省は、国際線の到着を再開する中部国際空港の検疫所で、新型コロナウイルスの流行国から入国した全ての乗客に対し、症状のあるなしにかかわらず、PCR検査の結果が判明するまで空港周辺の宿泊施設などで留め置く方向で調整に入った。現行のルールでは、空港検疫所で検査し、症状がなく公共交通機関を利用しない場合は結果判明前の帰宅を認めている。ただ、成田空港の検疫所では今月中旬から、パキスタン滞在歴のある入国者を結果判明まで待機要請する措置を始めた。岐阜県で5月、パキスタンから帰国した男性が成田空港で検査を受け、結果判明前に県内に戻ったことで家族が感染した事例があり、同県などが問題視。愛知、岐阜、三重県知事が6月15日付で政府に対応を求めていた。

2020年 6月24日
中部国際空港会社が2020年5月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国際線旅客数は4月に引き続き0人、国内線旅客数は前年比94%減の3万1841人で過去最低を更新した。旅客便の発着回数は国際線は0、国内線が77%減の1253回。いっぽう貨物は国際線旅客便運休の代わりに国際貨物便が急増し、前年比168%増の451回となったが、取扱量は国際貨物が46%減の7916トン、国内貨物は58%減の570トンであった。給油量は72%減の1万4880キロリットル、構内営業売上高は98%減の5400万円で、免税店は0、一般物販店での売り上げは94%減の4300万円、飲食店が98%減の1100万円に留まった。
 また、同時に2019年度の空港実績も発表され、2020年2月と3月が新型コロナウイルス感染拡大の影響で大きく落ち込んだものの、年度としては過去最高を記録した。国際線旅客数は前年度比2%増の619万8137人、国内線旅客数は同2%増の640万2334人で、合計では同2%増の1260万471人となった。航空機発着回数は9%増の11万2643回、給油量は6%増の62万8013キロリットル。構内営業売上高は1%増の387億100万円といずれも過去最高を更新した。

2020年 6月23日
中部国際空港に拠点を置くLCCのエアアジア・ジャパンは22日、新型コロナウイルスの影響で4月から続く全便運休を、7月31日まで延長すると発表した。当初は7月からの運航再開を目指していた。同社は中部国際空港から札幌、仙台、台北への3路線を運航、4月25日から中部〜福岡線の新規就航を予定していたが延期している。

2020年 6月19日
ANAは新型コロナウイルスの感染拡大による需要の減退に伴い、7月1日から31日までの国内線で運休や減便を決定した。対象となるのは109路線の12,227便で、減便率は50.7%で、運航便数は徐々に拡大している。中部国際空港発着路線では、成田線、女満別線、旭川線、函館線、新潟線が期間中運休する。

2020年 6月18日
ジェットスタージャパンは、2020年7月23日より国内全路線を再開させると発表した。中部国際空港発着路線は、中部〜福岡線が6月19日、中部〜新千歳線が7月1日、中部〜那覇線が7月2日、中部〜鹿児島線が7月22日となっている。いっぽう、スカイマークは6月19日から30日までの国内線の運休や減便の実施を発表した。中部国際空港発着路線では、中部〜札幌線、成田線、鹿児島線、沖縄線が運休する。全国では経由便を除く18路線、822便が減便となる。

2020年 6月17日
中部国際空港は、6月16日から再開予定だった国際線旅客便の運航再開が延期となったことを明らかにした。初便となるはずだったフィリピン航空が6月16日のマニラ発中部行きPR438便を欠航したもので、出発便は現在までに欠航にはなっておらず、予定通り運航する見込み。17日のマニラ行きを運航する場合、機材はフェリーフライトや貨物便などで中部に到着するとみられる。現在のところ、到着初便となるのはフィリピン航空のマニラ線で、現地時間6月25日に運航する見込み。このほか、7月からはフィンエアーのヘルシンキ線も運航再開を予定している。

2020年 6月15日
中部国際空港会社は6月15日、休館しているLCC専用の第2ターミナル(T2)について、19日に再開すると発表した。再開初便となるのはジェットスター・ジャパンの福岡線で、およそ2か月ぶりの再開となる。再開後の開館時間は午前10時から午後3時までで、大幅に短縮し再開する。T2内に10店舗ある商業施設のうち、営業を再開するのは土産物店など2店舗のみとなる。T2に就航する国内航空会社は2社で、ジェットスターのほかエアアジア・ジャパンも乗り入れているが、同社は全便を6月末まで運休している。国際線は国内2社を含め9社就航しているが、再開のめどは立っていない。

2020年 6月13日
中部国際空港は2020年2月17日に開港15周年を迎えたことを記念し、中部国際空港株式会社と日本郵便株式会社の連携により「風景印(風景入通信日付印)」をリニューアルすることを発表した。対象となる郵便局は第1ターミナル1階の「常滑郵便局セントレア分室」と貨物地区の「中部国際郵便局」で、2020年7月1日(水曜)から利用できる。風景印は郵便局がある地域に所縁のある、名所・記念物などが描かれた直径36mmの日付印で、新しい風景印は63円以上の料額印面(切手等)に押印される。

2020年 6月12日
中部国際空港会社は6月11日、運休中の国際線旅客便を16日から再開すると発表した。再開初便となるのはフィリピン航空のマニラ線で、3月23日からおよそ2か月半ぶりの再開となる。到着初便となるのはマニラ発のPR438便で、出発初便は翌17日のマニラ行きPR437便となる。運航スケジュールは調整中で、フィリピン航空のウェブサイトによると、中部行きPR438便はマニラ13時55分発、中部18時55分着。マニラ行きのPR437便は中部9時30分発、マニラ12時40分着の見込み。6月の運航は、マニラ発のPR438便が6月16日、25日日。中部発のPR437便が6月17日、26日の予定。

2020年 6月11日
三重県津市と中部国際空港を高速船で結ぶ津エアポートラインは、6月19日から一部の便の運航を再開すると発表した。津エアポートラインでは、新型コロナウイルス感染防止のため4月20日から全面運休していたが、緊急事態宣言が全国で解除され、国内線が順次運航再開されていることを受け、通常1日15便のうち4便の運航再開を決めた。利用客にマスクの着用を呼びかけるほか、ターミナルや船内では客同士の間隔を保ち、船内のアルコール消毒など感染防止のための対策をとる。なお、今後の新型コロナウイルスの感染状況に応じて、増便を検討するとしている。

2020年 6月10日
名古屋鉄道は2020年6月13日(土)から当面の間、中部国際空港駅を発着するミュースカイについて、土休日ダイヤの運休本数を1日あたり11本から35本へ変更する。平日ダイヤはすでに5月25日(月)から、1日あたり22本を運休している。運休列車のミューチケットの取扱いは、一部駅を除く名鉄出札係員の配置駅で、手数料無しで払い戻しできる。名鉄ネット予約サービスで購入した場合は、手続き不要で払い戻しに対応する。なお、旅行会社で購入した場合は、購入した旅行会社の窓口での対応となる。

2020年 6月 9日
ベトナム航空は11路線ある日本路線について、運休期間を7月31日まで延長することを明らかにした。ただし、このうち4路線は両国政府の制限緩和を前提に、一部で運航再開を検討する。再開を検討するのは、ハノイ発の成田行きVN310便と関西行きVN330便、ホーチミン発の成田行きVN300便と関西行きVN320便の計4路線。いずれも現地発のみで、貨物などの需要により再開を検討する。日本からの折り返し便は貨物が主体となる見込み。

2020年 6月 8日
タイ国際航空は、日本発着路線の運休期間の延長を発表した。前回の発表では2020年7月1日までの運休期間が設定されていたが、今回の発表では1ヶ月延期となり2020年8月1日までとなっている。対象となるのは、成田発着のTG640便/TG641便、TG642便/TG643便、TG676便TG6677便。羽田発着のTG660便/TG6661便、TG682便/TG683便。関西発着のTG622便/623便。中部発着の発着のTG644便/625便。なお、新千歳発着のTG670便/671便、仙台発着のTG626便/627便、関西発着のTG672便/673便、中部発着のTG646便/647便、福岡発着のTG648便/649便は、2020年10月24日まで運休する。

2020年 6月 7日
中部国際空港の複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS」は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため一時閉館していたが、2020年6月12日(金)から1階のフライトパークと、2階と3階の「シアトルテラス」の一部店舗の営業を再開する。ただし、1階に併設の「ボーイングストア」は引き続き臨時休業となる。再開後の営業時間は、10:00から17:00まで、最終入場は16:30となっている。

2020年 6月 2日
フィリピン航空は2020年6月22日より、羽田・関西・中部〜マニラ線の運航を再開することを発表した。日本線以外でも国際定期路線の再開を予定しているほか、国内線においても6月8日より順次再開させる計画を明らかにしており、運航の正常化に向けて運航規模を拡大させる。再開される日本路線は羽田発のPR421便が羽田15:05発、マニラ18:55着。マニラ発のPR422便がマニラ08:25発、羽田13:40着。いずれも月水金日の週4便運航。関西発のPR411便が関西15:05発、マニラ18:15着。マニラ発のPR412便がマニラ09:05発、関西14:10着。いずれも月木日の週3便運航。中部発のPR437便が中部09:30発、マニラ12:40着。月金の週2便運航。マニラ発のPR438便がマニラ13:55発、中部18:55着。木日の週2便運航となっている。

2020年 6月 1日
グアム政府のLou Leon Guerrero知事は、2020年7月1日より日本・韓国・台湾からの観光客の受け入れ再開を検討していることを明らかにした。現地紙などの情報によると、上記3か国のパスポートを所持していれば、現在グアム到着時に義務付けられている政府指定施設での14日間の隔離措置から除外される見通しとされている。日本からの航空便は、現在ユナイテッド航空の成田便を除き、全路線が運休となっているが、この動きを受け、ユナイテッド航空は中部線を8月3日から週14便で運航再開するのを始め、成田便を同日より週21便に増便、関西便を9月8日から週10便で運航再開、福岡便を10月25日から週7便で運航再開することを明らかにしている。

2020年 5月28日
中部国際空港は第1ターミナル4階スカイデッキを、6月1日(月)から開場することを発表した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、愛知県が国の「緊急事態宣言」に基づく特定警戒都道府県への指定されたことを受け、4月20日より臨時閉鎖していた。愛知県の緊急事態宣言が解除され、不要不急の外出を自粛する呼びかけが5月末までとなったことから、6月1日(月)から通常より1時間30分短い7時から21時の間、開場することになった。なお、空港会社では開場にあたり、スカイデッキ利用時の注意事項として、マスクを着用したうえでの来港。スカイデッキ出入り口にて手指の消毒の徹底。お客様同士ソーシャルディスタンスの確保(目安は1つの手すりにつき1組(スカイデッキの手すりは1スパン約2m))のお願いを呼びかけている。

2020年5月23日
中部国際空港会社が2020年4月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国際線旅客数は開港以来初の0人、国内線旅客数は前年比87%減の6万4440人で過去最低となった。旅客便の発着回数は国際線は0、国内線が52%減の2486回。いっぽう貨物は国際線旅客便運休の代わりに国際貨物便が急増し、前年比142%増の373回となったが、取扱量は国際貨物が50%減の7368トン、国内貨物は39%減の873トンであった。給油量は71%減の1万54226キロリットル、構内営業売上高は97%減の1億100万円で、免税店は0、一般物販店での売り上げは91%減の7000万円、飲食店が93%減の3100万円に留まった。

2020年 5月22日
エアプサンは運航を停止している国際線を、2020年7月より順次再開すると発表した。7月1日からプサン−香港・マカオ線が再開され、7月2日からは日本路線が再開される見込みで、東南アジア線も順次再開させる計画。また4月16日から新規就航を予定していた成田・関西・中部からの仁川線も2日に就航する予定。中部発着路線は中部−釜山線が週3便、中部−仁川線が週7便の運航予定となっている。

2020年 5月20日
エアアジア・ジャパンは5月19日、全3路線の運休を6月30日まで1か月間延長したことを発表した。中国から拡散した新型コロナウイルスの影響によるもので、現在は5月31日まで全便運休している。同社は中部国際空港を拠点とし、札幌線と仙台線、台北線の計3路線を運航しており、通常は札幌線を1日3往復、仙台線と台北線を1日1往復ずつ運航している。また、4月25日に開設予定だった中部−福岡線は就航を延期しており、開設時期は決定していないという。

2020年 5月19日
フィンエアーは、2020年7月から長距離路線の運航を再開すると発表した。7月には通常のフライト数の約30%を運航する計画で、長距離路線は、北京、香港、上海、成田、中部、関西、シンガポール、仁川、バンコク線の9路線。8月にはデリーとニューヨーク線を追加し、11月には羽田への新規就航を予定する。運航路線や便数は、需要の回復とともに追加していくが、福岡線と札幌線は2021年3月末の冬スケジュール終了まで運航しない。オーレ・オリヴェール最高商業責任者(CCO)は、「最近の顧客調査によると、お客様はすでにビジネスとレジャーの両方の旅行を計画されている」として、運航再開をいち早く発表することで、需要の取り込みを図りたい考えという。

2020年 5月18日
中部国際空港は、7月に開催を予定していた「セントレア盆踊り」の中止を発表した。「セントレア盆踊り」は、滑走路に向かって300メートル突き出た屋上展望スカイデッキで、盆踊りをしながら飛行機を見ることができる夏のセントレアの名物イベントで、毎年7月に開催されている。中止は新型コロナウイルスの感染拡大防止を考慮した結果で、延期開催も行わない方針。

2020年 5月11日
中部国際空港は、英国SKYTRAX社が実施する顧客サービスに関する国際空港評価において、「Regional Airport」、「Regional Airport Asia」ならびに「旅客数規模別」の3部門で世界第1位となりったことを明らかにした。 Regional Airport部門における第1位は6年連続、アジア地域のRegional Airportにおいては10年連続、旅客数規模別部門(1000万人〜2000万人)においては5年連続の第1位となる。今回の評価は、100以上の国籍の空港利用者が参加した空港顧客満足度調査により決定されたもので、550以上の空港が対象となっている。なお、例年は欧州内の都市にて表彰式が開催されているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため表彰式は中止となった。

2020年 5月 9日
JALとANAの国内大手航空会社2社は8日、ゴールデンウイーク期間中(4月29日〜5月6日)に中部国際空港の国内線を利用した旅客実績を発表した。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛の影響で、JALは前年同期比96.7%減の1047人、ANAは同95.9%減の4312人だった。なお、中部国際空港発着の国際線は4月1日以降、開港以来初めて運航ゼロが続いている。

2020年 5月 2日
国土交通省は1日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、新たに成田、中部、関西、福岡の4空港から出発する搭乗客の検温を実施すると発表した。緊急事態宣言が終了するまで国内線の全便が対象。国の要請による検温の実施は羽田、伊丹と合わせて計6空港となった。4空港では同日からターミナルの保安検査場に設置したサーモグラフィーで職員が体温を測定。37.5度以上の人には新型コロナ感染症の典型的な症状を説明するチラシを渡して確認してもらい、せきなど感染疑いがあれば航空会社の判断で搭乗を断る場合がある。

2020年 5月 1日
中部国際空港は30日、5月1日時点の国内線の就航便数が1日あたり21便と、前月の76便から7割減るとの見通しを明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う旅客需要の急減で、航空各社が相次いで路線・便数を減らしているためで、これまで最低だった2010年11月の65便を大幅に下回り、前年5月の96便と比べれば8割の減少となる。国際線は4月からゼロになっているが、国際貨物便は週33便と前月の26便から3割増える。人の動きに比べれば物流網は滞っていないためで、一部の便では貨物専用機ではなく旅客機を通じて運航している。

2020年4月25日
中部国際空港会社が2020年3月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国際線旅客数は前年比89%減の6万4700人、国内線旅客数は53%減の27万7125人で、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比71%減の34万1825人で過去最低となった。国際線のうち、日本人旅客は88%減の4万2400人、外国人訪日客は91%減の2万2200人となった。旅客便の発着回数は国際線が前年比74%減の874回、国内線が5%減の5135回。また貨物取扱量は国際貨物が28%減の1万2162トン、国内貨物は3%減の14551トンであった。給油量は35%減の3万3646キロリットル、構内営業売上高は85%減の4億9400万円。このうち、免税店での売り上げは93%減の1億3000万円に留まった。
 同時に2019年度実績も発表され、航空旅客数の合計は前年度比2%増の1259万9916人となり、8年連続増で過去最高となった。国際線は2%増の619万7582人、国内線も2%増の640万2334人であった。発着回数は国際線と国内線、貨物便すべてを合わせると、前年度比4%増の11万2643回で過去最高となった。

2020年 4月24日
フジドリームエアラインズは、4月28日から5月17日までの運航便全便を運休すると発表した。新型コロナウイルス肺炎の影響による航空需要の減少と、緊急事態宣言の対象区域が全国へ拡大され、移動の自粛等が継続されることを受けた対応で、期間中に運航する全22路線、1,720便を運休する。同社は21日時点で名古屋−福岡便を運航すると発表していたが、その後キャンセルが相次いだため、全便の運休を決めたという。運休期間以外の同社運航便または、他の交通機関への振り替えを実施する。また、5月18日から31日までも運休などの検討をしており、同期間の予約受付を停止する。

2020年 4月23日
中部国際空港会社は、毎年公表しているゴールデンウィーク期間における国際線予約状況について、今年は新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う措置等により現時点で国際旅客便の運航がなく、また当該期間中の運航計画が不透明であることから、今年の発表を見合わせることを明らかにした。
 いっぽう、JALとANAの国内大手航空会社2社は22日、国内線予約状況を発表したが、JALの予約者数は3995人で前年同期比13.2%、ANAは1万2419人で12.1%に留まり、両社とも昨年の1割程度に大幅に落ち込んだ。国際便は現在、開港以来初めて運航がゼロになっている。

2020年 4月22日
フジドリームエアラインズは21日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で航空需要が減っているとして、県営名古屋空港発着8路線のうち、福岡便以外の7路線を29日から段階的に運休すると発表した。運休期間は5月31日までで、29日から運休するのは青森、花巻、山形、高知、熊本の5路線。新潟、出雲の2路線はゴールデンウイーク中に1日1往復を運航し5月7日から運休する。6月以降については「運航する予定で準備するが、状況を見て判断する」としており、5月7日から同月末までは福岡便の1日1往復のみの運航となる。

2020年 4月21日
エアアジア・ジャパンは4月21日、新型コロナウイルスの影響により、中部−札幌線と仙台線、台北線の計3路線の運休を5月31日まで延長すると発表した。通常時は札幌線を1日3往復、仙台線と台北線を1日1往復ずつ運航しているが、現在は3路線とも4月30日まで運休している。また、4月25日に開設予定だった中部−福岡線は、就航を5月以降に延期している。

2020年 4月18日
中部国際空港は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言を受けて、4/20(月)より当面の間、第1ターミナル(T1)4階のセントレアスカイデッキを終日閉鎖することを発表した。空港会社は見学など、不要不急の来港は控えるよう呼びかけるとともに、再開日については決定次第お知らせするとしている。また、第1ターミナル(T1)3階出発ロビーの開館時間を4:40〜21:30、4階スカイタウンの開館時間を6:00〜21:30に変更することも合わせて発表した。

2020年 4月14日
エアアジアジャパンは、中部−福岡線の就航を延期すると発表した。中部−福岡線はエアアジアジャパンの4路線目として、4月25日より毎週月木土の3往復で運航を開始する予定だった。現状では4月30日までの運休が決定したことから、新たな就航日は5月2日となる見込みだが、今後計画が変更される可能性もある。また、中部−台北線の4月30日までの運休もあわせて発表されており、4月30日までエアアジアジャパンが運航する全便が運休となる。

2020年 4月13日
名鉄バスは2020年4月15日(水)から当面の間、中部国際空港と名古屋市内、藤が丘、豊田市を結ぶ空港バスを全便運休する。名古屋市内/中部国際空港線は、名古屋駅から伏見、栄を経由し、セントレアの第2ターミナルと第1ターミナルを結ぶ路線で、1日4往復運行。藤が丘/中部国際空港線は、藤が丘からセントレアの第1ターミナルを結ぶ路線で、1日9往復運行。豊田市/セントレア線は、名鉄トヨタホテル前から東名三好、東名日進、トヨタ本社などを経由しセントレアの第1ターミナルを結ぶ路線で、豊田市/セントレア間は11便、セントレア/豊田市間は1日10便が運行されている。今後の状況によって変更が生じる場合は、名鉄バスのウェブサイトで発表する。

2020年 4月12日
中部国際空港の複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS」は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2階と3階の「シアトルテラス」の全店舗を当面の間、臨時休業とした。「FLIGHT OF DREAMS」では、1階のフライトパークとボーイングストアを4月24日(金)まで休業としており、休業期間中のフライトパーク前売券をウェブサイトからの購入した方を対象に、チケット代金の払い戻しに対応している。

2020年 4月11日
中部国際空港は開港15周年を記念して開催した「セントレアフレンズ人気投票」の結果を発表した。1位になったキャラクターは「かもめちゃん」で、開港以来、メインキャラクターとして空港を盛り上げてきた「なぞの旅人フー」を8票差で上回った。セントレアのオリジナルキャラクター「セントレアフレンズ」は全11体あり、人気投票は2月11日(火)から3月9日(月)までは第1弾として、全11体を対象に人気投票を行い、上位6位まで絞り、その後3月10日(火)から4月5日(日)までは、第2弾として上位6位を対象に人気投票を行ってきた。第1弾では「なぞの旅人フー」が1位をけん引していたが、上位6位に絞った第2弾で「かもめちゃん」が得票数を上回る形となった。

2020年 4月10日
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、中部国際空港のLCC向け第2ターミナル(T2)が、10日から当面の間、臨時閉館とすることを空港会社が明らかにした。空港会社によると、T2を利用する航空会社の国際線が3月20日から全て運休となったことに続き、4月9日の便を最後に国内線も全て運休することになったことによるもの。全館閉館のため立ち入りができない。T2は昨年9月にオープンし、今年1月時点では、中部国際空港に本社を置くエアアジア・ジャパンを含む8社が、6都市へ週61便を運航していた。

2020年 4月 9日
エアアジアジャパンは、新型コロナウイルス感染症の影響により、国内線全路線の運休を決定したことを発表した。同社は既に唯一の国際線である中部−台北線の4月24日までの運休を発表しているが、国内線においても全路線の運休を実施する。運休期間は中部−札幌線のDJ001便、DJ002便、DJ003便、DJ004便が4月18日(土)〜4月30日(木)まで。同DJ009便、DJ010便と中部−仙台線のDJ023便、DJ024便が4月9日(木)〜4月30日(木)まで。なお4月25日に就航予定の中部−福岡線についての詳細は発表されておらず、予約受付けを続けている。

2020年 4月 8日
新型コロナウイルスの水際対策の強化で、ウイルス検査を受ける帰国者が急増したことを受け、成田空港に到着した検査結果待ちの人を対象に、政府が7日、チャーター機で中部国際空港に運び、周辺のホテルで待機してもらう取り組みを始めた。関係者によると、この日、対象となったのは、成田発中部行きのチャーター機に搭乗した帰国者で、政府が一棟丸ごと借りたホテルで受け入れる。

2020年 4月 3日
日本トランスオーシャン航空)は2020年4月6日(月)から4月10日(金)までの間、新型コロナウイルス拡大に伴う需要減を受け、国内線3路線で31便を追加減便する。今回新たに発表された減便対象の路線は、那覇発着の中部、福岡、関西線で、4月6日(月)から4月10日(金)までの5日間で、中部−那覇線は4/7はJTA45便、4/6〜4/10はJTA46便、4/6〜4/10はJTA44便の運航を取りやめ、計12便を減便する。なお、対象便を予約している場合、代替便が用意されている。

2020年 4月 2日
ティーウェイ航空は、日本路線の一部の運休期間を延長すると発表した。対象となるのは、成田・中部・関西・福岡からの仁川線と、成田・関西からの済州線の計6路線で、関西−済州線のTW245便を除き、4月30日まで運休する。これ以外の地方路線は、5月末まで運休を決めている。ティーウェイ航空では、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本政府が実施する韓国からの入国制限や乗り入れ空港の制限に伴い、日本路線の全路線にあたる11路線を運休している。

2020年 4月 1日
中部国際空港の複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS」は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、1階のフライトパークとボーイングストアの休業期間を、4月24日(金)まで延長すると発表した。「FLIGHT OF DREAMS」は、4月25日(土)に営業再開を予定してるが、変更となる場合は改めてウェブサイトで発表する。休業期間中のフライトパーク前売券をウェブサイトから購入した人を対象に、チケット代金の払い戻しに対応している。なお「FLIGHT OF DREAMS」の2階と3階の「シアトルテラス」で営業する各店舗では、現在、営業時間の変更または臨時休業している。

2020年 3月31日
タイ国際航空は、日本とタイを結ぶ路線の全便を運休する。成田−バンコク線の1日3往復、羽田−バンコク線の1日2往復、中部・関西−バンコク線の1日1往復を6月1日まで運休する。成田発のTG677便と中部発のTG645便は5月31日まで運休する。また、札幌・仙台・福岡−バンコク線の全便と、中部−バンコク線のTG647便とTG646便、関西−バンコク線のTG673便とTG672便を、10月24日まで運休する。

2020年 3月30日
デルタ航空は、日本路線を含む世界各国を結ぶ路線で、運休や減便を拡大する。日本路線は羽田−ロサンゼルス・ミネアポリス線を4月1日から30日まで、成田・中部・関西−ホノルル線もゴールデンウィーク前まで運休。成田−ポートランド線と中部−デトロイト線は5月31日まで運休。成田−デトロイト線は1日1便から週6便に減便し、成田−アトランタ線は週5便での運航を延長する。すでに、関西−シアトル線の季節定期便の開設を取りやめたほか、成田−マニラ線からの撤退を前倒している。3月29日以降、成田空港を発着する便は、すべて羽田空港発着となる。

2020年 3月29日
JALは3月29日から4月30日まで、国際線の71%のフライトを運休する。当初は60路線の5,148便を運航する計画だったものの、58路線の3,658便を運休する。運航便数は1,490便で、運休便の割合は71%に達する。新たに発表されたのは、日本とバンクーバー、ホーチミン、ホノルル、コナを結ぶ路線で、羽田−ホーチミン線は運休。成田−バンクーバー線は週2便、成田−ホーチミン線は一部期間週3便を運航する。成田−ホノルル線のJL784便とJL783便、中部・関西−ホノルル線は3月29日から4月25日まで運休。成田−コナ線は3月29日から4月26日まで運休。通常通り運航する路線と便名は、羽田−シカゴ線のJL10便とJL9便、羽田−ダラス/フォートワース線のJL12便とJL11便、羽田−ロンドン線のJL43便とJL44便、羽田−バンコク線のJL31便とJL34便、羽田−台北線のJL97便とJL98便、羽田−ホノルル線のJL74便とJL73便のみとなる。

2020年 3月28日
中部国際空港は27日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で運休が相次いでいるため、4月1日以降の国際線が2005年の開港以来初めてゼロになるとの見通しを明らかにした。世界各地での感染の広がりから各国で入国制限が広がる中、航空各社は急速に路線を縮小しており、中部国際空港でも運航を継続している国際線は26日、27日両日は中華航空が台北に1日1往復したのみだった。29日から始まる2020年夏ダイヤでは、31日まで台北線が残るものの、4月1日からはいずれの航空会社も運航予定がなく、その後の運航再開の見通しははっきりしないという。また、国内線も減少し、4月1日時点の1日当たりの便数は、1月のピーク時から21便減り76便となる。

2020年 3月27日
エアアジア・ジャパンは、中部−福岡線を4月25日から週3便で開設すると発表した。運航日は毎週月・木・土曜で、月・土曜は午前、木曜は午後から夕方に発着するスケジュールとなる。片道運賃は、BIG会員向けは5,290円、一般向けは5,440円。機材はエアバスA320。フライトスケジュールは中部発土曜日のDJ031便が、中部06:30発、福岡07:55着。月曜日発のDJ031便が、中部07:15発、福岡08:40着。木曜日発のDJ035便が、中部14:55発、福岡16:20着。福岡発月・木曜日のDJ032便が、福岡09:15発、中部10:35着。木曜日発のDJ036便が、福岡16:55発、中部18:15着となっている。

2020年 3月26日
スカイマークは3月25日、国内線の一部路線を減便すると発表した。新型コロナウイルスの影響によるもので、2020年夏ダイヤ初日の3月29日から4月12日までの15日間で、15路線555便が対象となる。減便となるのは1日8往復の羽田−札幌線や、同11往復の羽田−福岡線などで、札幌線は計53便、福岡線は48便が対象となる。同3往復の茨城−神戸線は52便、同5往復の羽田−鹿児島線は48便を減便する。また、3月27日から4月12日まで、週2便の成田−中部線を一時運休する。成田−中部線は、成田発が金曜と日曜、中部発が月曜と土曜の運航で、期間中の成田発867便は6便、中部発860便は5便の計11便が運休となる。

2020年 3月25日
中部国際空港会社が2020年2月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると、新型コロナウイルスの影響による中国路線を中心とした国際線に運休が発生し、国際線旅客数は前年比34%減の32万8300人、国内線旅客数は1%増の49万2073人で、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比17%減の82万373人となり、2015年6月以来、4年6か月ぶりに前年同月実績を下回った。国際線のうち、日本人旅客は16%減の19万7400人、外国人訪日客は50%減の13万500人。通過客も84%減の400人となった。旅客便の発着回数は国際線が前年比20%減の2399回、国内線が5%増の4960回。貨物取扱量は国際貨物が2%減の1万2816トン、国内貨物は12%増の1452トン。給油量は5%減の4万3261キロリットルであった。構内営業売上高は46%減の16億7600万円で、このうち、免税店での売り上げは57%減の8億4800万円。空港への来場者数は14%減の96万8000人となった。

2020年 3月24日
中部国際空港周辺の東海3県1市の行政、43の経済団体で構成する中部国際空港二本目滑走路建設促進期成同盟会は、2020年3月24日(火)16時から16時30分まで、名古屋市中区のアイリス愛知2階の「コスモスの間」で、「中部国際空港二本目滑走路建設促進期成同盟会緊急会議」を開催した。会議ではセントレアの2本目滑走路の早期実現を国に要望するため、国に対する緊急要望文の決議を実施。大村愛知県知事を会長とする中部国際空港二本目滑走路建設促進期成同盟会は、2008年からセントレアの2本目滑走路など機能強化の実現に向けた活動を実施しており、2019年度は5月と11月に、国に対して要望を実施している。

2020年 3月23日
ベトナム航空は、3月23日から4月30日まで日本線の全路線を運休する。ベトナム政府は3月18日より、入国規制を厳格化。査証発給を30日間停止し、査証免除者などは新型コロナウイルスが陰性であることを証明する証明書を所持し、ベトナム政府による証明書の承認を得ない限り、入国ができなくなったことによる措置。3月22日までは一部路線の運航を継続しており、運休開始日は路線によって異なる。

2020年 3月22日
エティハド航空は、2020年6月1日より北京の発着空港を、北京首都空港から北京大興空港に移転することを発表した。また、アブダビ−北京−中部便のうち、新型コロナウイルスの影響により、2月3日から運休となっている以遠区間の北京−中部間について、2020年7月1日以降から適用されることが発表されているため、運航再開はこのタイミングとなる可能性がある。フライトスケジュールは、アブダビ発のEY888便が、アブダビ21:30発、翌08:50北京着。北京10:30発中部14:25着。中部発のEY889便は、中部16:00発、北京18:30着。北京20:10発、アブダビ翌00:55着となっている。

2020年 3月21日
中部国際空港は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、格安航空会社(LCC)向けの第2ターミナル(T2)を利用する国際線が当面の間、ゼロになったと明らかにした。第2ターミナルは昨年9月にオープンし、今年1月時点では8社が6都市へ週61便運航してた。これを受けて、当面の間、T2国際線保安検査場を終日閉鎖する。

2020年 3月20日
名鉄バスは、新型コロナウイルス感染症の影響で、中部国際空港を発着するバス路線で減便を実施する。現在1日17往復運行している、名古屋駅や栄と中部国際空港を結ぶ「セントレアリムジン」は、3月20日から1日4往復に減便。藤が丘と中部国際空港を結ぶ路線は、藤が丘発は15便、中部国際空港発は17便を毎日運行していたが、1日9往復に、豊田市と中部国際空港を結ぶ路線は、1日18往復運行していたが、1日11往復に、それぞれ4月1日から減便する。また、濃飛バス、JR東海バスと共同運行している、名古屋〜高山線について、3月20日以降の中部国際空港発着の予約・発売を取りやめている。

2020年 3月19日
フィリピンLCCのセブパシフィック航空は、同社と傘下のセブゴーによる運航便を3月19日から4月14日まで全便運休すると発表した。中国から拡散した新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、フィリピン政府がルソン島を閉鎖するなど、同国内での移動制限の影響によるもの。国際線の運航最終日は18日で、マニラ発着の成田、関西、中部、バンコク、ホーチミン、シンガポール、台北、デンパサール(バリ島)の各線を運航する。4月14日までの航空券については、全額払戻しや再予約などを受け付ける。

2020年 3月18日
フィンエアーは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、4月1日から供給能力の90%を削減すると発表した。運航を継続するのは、クオピオ、マリエハムン、オウル、ロヴァニエミのフィンランド国内4都市や、アムステルダム、ベルリン、ブリュッセル、フランクフルト、ロンドン、ミュンヘン、パリ、ストックホルム、チューリッヒのヨーロッパ各都市と東京。これにより、フィンエアーのヨーロッパ外の就航都市は、東京のみとなる。渡航制限の解除後には、コペンハーゲン、モスクワ、オスロ、サンクトペテルブルク、リガ、タリンへの運航を再開する計画。

2020年 3月17日
タイのLCCであるタイライオンエアは、2020年3月16日から3月31日まで日本発着全路線を運休する計画であることが明らかになった。同社は現在、バンコク/ドンムアンと成田・関西・中部・福岡の4路線を運航しているが、3月31日まで全て運休となる見込み。日本とタイの間の直行便は、FSC・LCCともに充実した運航便数を誇っていましたが、急速な需要低下によりほぼ全社が減便・運休などの対応をとっている。

2020年 3月16日
中部国際空港の複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS」は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、1階のフライトパークとボーイングストアについて、臨時休業期間を3月31日(火)まで延長すると発表した。「FLIGHT OF DREAMS」は、4月1日(水)に営業再開を予定しているが、変更となる場合は改めてウェブサイトで発表する。「FLIGHT OF DREAMS」では、休業期間中のフライトパーク前売券をウェブサイトからの購入した方を対象に、チケット代金の払い戻しに対応している。なお、「FLIGHT OF DREAMS」の2階と3階の「シアトルテラス」で営業する各店舗では、営業時間の変更、または休業を継続している。

2020年 3月15日
タイ・エアアジアXは、新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、日本への全路線を3月16日から6月16日まで運休する。タイ・エアアジアXでは、成田−バンコク/ドンムアン線を1日3便、関西−バンコク/ドンムアン線を1日2便、札幌−バンコク/ドンムアン線を1日1便、中部−バンコク/ドンムアン線を週5便、福岡−バンコク/ドンムアン線を週3便運航しているが、すべての便が運休となる。6月17日にも運航を再開することを予定している。予約客には、10月16日までのフライトへの変更のほか、全額返金、エアアジアBIGのクレジットアカウントへの返還のいずれかの対応を行う。旅行会社経由での予約は、予約を行った旅行会社に連絡するよう求めている。

2020年 3月14日
エアアジア・ジャパンは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、国内線2路線の計64便を運休する。中部−札幌線は3月16日から4月5日までの計18日間、中部−仙台線は3月17日から27日までの計5日間、運休する。すでに中部−台北線も3月に計10便を運休することを発表しており、全路線に影響が出ることになる。

2020年 3月13日
デルタ航空は2020年3月11日(水)、新型コロナウイルスのの感染拡大による減少が予測されるとして、供給量のさらなる削減を発表した。日本路線も追加減便や運休延長を決定しており、5月31日(日)まで、成田または羽田発着のポートランド線、中部−デトロイト線を運休とする。また、成田または羽田発着のデトロイト、ホノルル線はデイリーから週6便、羽田−ミネアポリス線は週5便から週3便に追加で減便する。すでに減便中の週5便の成田または羽田発着のアトランタ線、週3便の関西−ホノルル線と中部−ホノルル線は、現在の便数で運航を継続する。また、既に発表されている通り、夏の季節便として運航する関西−シアトル線は完全運休となる。

2020年 3月12日
ユナイテッド航空は、新型コロナウイルスの感染拡大により需要が減少している日本とグアムを結ぶ路線の一部の便を対象に、3月31日から4月30日にかけて運休する。成田−グアム線は4月2日から30日まで、1日3便を2便に減便する。運休便は日によって異なる。中部−グアム線は3月31日から4月30日まで、中部を午前に発着する便を減便する。運航日は月・金・日曜の週3便となる。夜に発着するUA172便とUA171便は通常通り運航する計画で、週10便体制となる。関西−グアム線は3月31日から4月30日まで、関西を夜に発着するUA178便とUA177便を運休する。朝に発着するUA150便とUA151便は通常通り運航する計画で、週7便体制となる。

2020年 3月11日
大韓航空とアシアナ航空は、新型コロナウイルスの影響により、ほぼすべての日本路線の運休を発表した。日本政府が3月9日(月)から、感染者の多い中国と韓国からの入国者に対し指定場所での2週間の待機を要請するなどの入国制限を開始したことに伴う対応で、大韓航空は既に運休していた路線を含め、全17路線が一時運休となる。新たに運休するのは、羽田、関西発着の金浦線、成田、羽田、関西、青森、新潟、小松、那覇、岡山、中部、福岡、新千歳発着の仁川線、成田、福岡発着の釜山線。鹿児島−仁川線は1月1日(水・祝)から、中部−釜山線は2月26日(水)から既に運休となっている。アシアナ航空も、既に運休を開始している路線を含む、全11路線が一時運休となる。対象は、成田、羽田、中部、福岡、那覇、宮崎、関西、仙台、新千歳発着の仁川線、羽田、関西発着の金浦線が一時運休する。

2020年 3月10日
ベトナム航空は、新型コロナウイルスの感染が拡大していることから、日本とベトナムを結ぶ6路線を対象に、運休や機材を小型化を実施する。中部国際空港発着路線では、中部−ホーチミン線を3月10日・13日・17日・18日・23日・25日・26日に運休。中部−ハノイ線は3月7日から31日まで(3月10日・13日・16日・17日・25日・26日を除く)、エアバスA350-900からエアバスA321へ機材を変更する。また、運航便も機内消毒や乗務員のローテーションを考慮し、ベトナム発の各便のスケジュールを変更する。

2020年 3月 9日
タイ国際航空は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い需要が減少していることから、日本線全路線を対象に運休・減便する。中部国際空港発着で運休となるのは中部発深夜便のTG647便と中部着夕方便のTG646便で、TG647便が3月3日〜31日、4月1日・5日・7日・8日・21日〜28日、5月12日・13日・17日・19日・20日・24日・26日・27日・31日。TG646便が3月2日〜31日、4月4日・6日・7日・20日〜27日、5月11日・12日・16日・18日・19日・23日・25日・26日・30日。予約客には、タイ国際航空が運航する代替便に振り替えを案内している。振替便の都合が悪い場合には、タイ国際航空のコールセンターへ連絡するよう求めている。

2020年 3月 8日
キャセイパシフィック航空とキャセイドラゴン航空は、日本路線全便を運休する。千歳・羽田・中部・福岡−香港線は3月9日から、成田・関西−台北・香港線は3月13日から、いずれも3月28日まで運休する。日本当局の入国要件の延長によっては、さらに変更される可能性がある。「日本は私たちのネットワークの重要な部分であり、私たちは通常のスケジュールに戻ることに引き続きコミットしています。」とコメントしている。日本政府は、3月9日以降に中国・韓国から日本に入国する旅客に対し、指定場所での14日間の待機と、公共交通機関の利用自粛を要請することを決めている。厚生労働省によると、両国への入国を伴わず空港内を移動する乗り継ぎでの日本入国の場合でも、同措置の対象となるという。
 また、香港エクスプレス航空は、3月9日以降、全ての日本路線を一部運休する。羽田・高松・福岡−香港線は3月9日から31日まで、中部・広島・長崎・熊本−香港線は3月9日から4月1日まで、那覇−香港線は3月9日から4月2日まで、鹿児島−香港線は3月9日から4月3日まで運休する。

2020年 3月 7日
日本政府が新型コロナウイルスの感染拡大で香港、マカオを含む中国、韓国からの到着便を9日以降、成田、関西両空港に限定するよう航空各社などに要請した。対象外となる中部国際空港の国際線は週168便まで減少し、1月1日時点に比べ65%減少する見通しで、2005年の開港以来、国際線が週200便を割り込むのは初めて。中部国際空港の国際線は1月1日時点で週482便だったが、3月1日時点の運航計画では中国便がすでに9割減だったのに加え、航空各社が政府の要請を受け入れた場合、香港や韓国便を含めて、さらに週87便が減るとみられる。中部国際空港の国際線発着便のうち中国便が4割と最も多く、次に韓国便が続くため、空港会社の広報担当者は「大きな航空ネットワークが損なわれ、空港の収支や成長戦略への影響は甚大だ」という。台湾や東南アジアへの直行便は残っているが、査証(ビザ)停止などの影響が及ぶ可能性がある。

2020年 3月 6日
デルタ航空は、新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、日本路線の運休や減便を発表した。3月7日(日本発は翌8日)から4月30日まで、成田−アトランタ線及び羽田−ミネアポリス線を週5便、成田−ポートランド線と中部−デトロイト及びホノルル線、関西−ホノルル線を週3便に減便する。夏スケジュール期間中は、いずれも1日1便を運航する計画だった。
 また、日本政府は3月5日、中国人と韓国人に発給したビザの効力を停止し、香港とマカオ、韓国に対するビザ免除措置を停止すると発表した。航空機の到着空港も制限。中国と韓国から日本へ向かう便は、成田空港と関西空港のみ到着できる。このため、中部国際空港からの中韓路線は全便運休となる。
 

2020年 3月 5日
スターフライヤーは4日、新型コロナウイルスの感染拡大で需要が急減しているため、11〜18日に北九州−台北線、中部−台北線を運休すると発表した。両路線とも1日1往復しているが、渡航やイベント自粛の影響で搭乗率が3割を下回る便も出てきたという。また、国内線も同期間、北九州/羽田線の2便(1往復)を減便する。運休・減便に合わせて乗務員らは勤務時間などを調整。他の国内線についても19日まで予約の変更、キャンセルを手数料無料で対応する措置をとっている。

2020年 3月 4日
中部国際空港島西側などに名古屋港のしゅんせつ土砂を埋め立てる計画で、中部地方整備局は3日、環境影響評価書の公告と縦覧を県内7か所と中部地方整備局港湾空港部のホームページで始めた。計画では空港島の西側と南東側の計約290ヘクタールを埋め立てる。西側区域は中部国際空港の二本目滑走路となる公算が大きいが、国は建設を決めていない。縦覧期間は4月2日まで。

2020年 3月 3日
格安航空会社(LCC)のエアアジアジャパンは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、中部/台北線を3月に計10往復運休すると発表した。運休となるのは、3月14日(土)、16日(月)、18日(水)、23日(月)、25日(水)で、当該便の予約者には、エアアジアより連絡の上、振り替え、返金等の案内を開始している。また、タイ・エアアジアXも日本線の一部便で運休を決めており、同ウイルスによりグループで大幅な減便となる。このほかにも、シンガポール航空も中部/シンガポール線の一部便の運休を発表。運休となるのは3月23日(月)、4月24日(金)、27日(月)、5月12日(火)、13日(水)、18日(月)、25日(月)、27日(水)となっている。

2020年 2月28日
中部国際空港は27日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国政府が海外への団体旅行を禁止した影響などで、3月1日時点の中部国際空港発着の1週間あたりの中国便が、1月はじめの週211便から、9割以上減便の週16便になると発表した。また国際線の便数は、週482便から255便とおよそ半分になり、2005年の開港以来、最低となる。2月28日からJALが天津線を一部便を除いて運休することから、3月以降の中部国際空港発着の中国路線は、中国東方航空の上海経由蘭州線、上海吉祥航空の上海線、中国国際航空の北京線の3路線のみ。中部国際空港の担当者は「中国本土だけでなく香港や台湾の便も減っている。今後は、周辺の東南アジアにも影響が出る可能性が高い。早く終息してくれることを願う」とコメントしている。

2020年 2月26日
中部国際空港会社が2020年1月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると、国際線旅客数は前年比20%増の59万5200人、国内線旅客数は7%増の50万1657人で、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比14%増の109万6857人となった。国際線のうち、日本人旅客は2%減の24万3100人、外国人訪日客は44%増の35万700人。通過客も9%増の1400人となった。旅客便の発着回数は国際線が前年比37%増の4237回、国内線が3%増の5287回。貨物取扱量は国際貨物が5%減の1万3249トン、国内貨物は8%増の1381トン。給油量は13%増の5万7984キロリットルであった。構内営業売上高は29%増の38億2300万円で、このうち、免税店での売り上げは44%増の25億3800万円。空港への来場者数は15%増の131万2000人となった。

2020年 2月22日
格安航空会社(LCC)のエアプサンは2020年4月16日から、中部/仁川線を就航する計画であることが明らかになった。週7便のデイリー運航を予定しており、同社の中部国際空港路線は釜山線に続き2路線目となる。同社はこれまで釜山・大邱から日本までの各都市を結んでいたが、仁川発着路線の開設は同日から就航する成田/仁川線と共に初となる。フライトスケジュールは仁川発のBX138便が仁川11:20発、中部13:10着。折り返しの中部発のBX137便が中部14:05発、仁川15:55着。使用機材はエアバスA321-200。同路線は、大韓航空、アシアナ航空、チェジュ航空、ティーウェイ航空が運航しており、今後さらに競争が激しくなることが予想される。

2020年 2月21日
タイ国際航空は、新型コロナウイルスの影響により一部の日本発着路線で運休便が発生する事を発表した。中部国際空港発着便では中部発バンコク行きのTG647便が3月4日、5日、11日、12日、18日、19日を運休、バンコク発中部行きのTG646便が3月3日、4日、10日、11日、17日、18日を運休する。また既に予約済みの利用者も手数料無しで旅程変更できる特別対応を実施することを発表。変更可能なのはタイ国際航空が運航する便のうち、2020年2月18日までに発券済みで、旅程が2020年3月31日までの航空券が対象となる。日本発着の全路線が対象となり、日程の変更が可能となる。タイではコロナウイルスの感染者数が日本が世界2位であることから、日本旅行への警戒も強まっており、これまで東南アジア諸国で訪日客数1位を誇っていたタイの市場でも大きな影響が出ることが予想される。

2020年 2月20日
中部国際空港は2020年2月27日(木)から3月2日(月)まで、「キルト&クラフトフェア2020」を開催する。全国から人気のキルトやクラフトの18店舗が出展するほか、ハワイアンキルトの第一人者であるキャシー中島さんや第一線で活躍中の手芸家、洋輔さんによるトークショー、巨大キルトの特別展示などが開催される。キャシー中島さんのトークショーは、2月29日(土)13時30分から、洋輔さんのトークショーは3月1日(日)13時30分からの開催予定。特別協賛のブラザー販売が出展するブースでは、「第19回ブラザーキルトコンテスト」の入賞作品の展示が行われるほか、センターピアガーデンでは第1回となる国際キルト展も開催され、鮮やかで美しい台湾キルト全21作品が展示される。会場は第1ターミナル4階のイベントプラザで、時間は10時から17時、最終日の3月2日(月)は16時までの開催となっている。

2020年 2月19日
知多半島の魅力を発信する地域活性化プロジェクト「CHITA CATプロジェクト」は、2020年3月20日(金・祝)から3月29日(日)まで、「ねこフェスタ2020」を開催する。会場はセントレア、イオンモール常滑、常滑市観光プラザで、今年のイベントでは、「映画ドラえもん のび太の新恐竜」の公開を記念して、セントレアにドラえもんが登場する期間中はセントレア4階イベントプラザやFLIGHT OF DREAMS、イオンモール常滑など5か所で、「映画ドラえもんクイズラリー」が開催される。参加は無料で、クイズラリーポイントをまわってクイズに挑戦し、3か所または5か所答えるとプレゼントがもらえる。また、3月22日(日)、3月28日(土)、3月29日(日)の3日間は、セントレア4階のイベントプラザで「映画ドラえもんクイズ大会」が開催され、クイズに参加すると、終了後にドラえもんとハイタッチができる。時間は10時30分から、12時から、14時30分から、16時30分からの4回で、3月22日(日)は14時30分からと16時30分からのみとなる。

2020年 2月18日
中部国際空港の2019年国際線旅客数が、日本人の332万人に対し外国人が344万人となり、外国人旅客数が開港以来初めて日本人旅客数を上回ったことがわかった。開港翌年の06年は外国人98万人、日本人が384万人で、日本人旅客数が開港時の9割以下にとどまる一方で、外国人旅客は中国を中心に急増し、開港直後の3倍超となった。外国人旅客はリーマン・ショック後にいったん落ち込んだが、中国や東南アジアを中心とした訪日外国人の急増を受けて急回復した。新型コロナウイルスの感染拡大でしばらくは冷え込みも必死だが、空港会社は終息後には再び外国人旅客が増えるとみる。日本人の海外渡航客の掘り起こしも課題となる中、犬塚社長は「就航する海外観光地の魅力をPRし、ビジネス面でも地元企業とコミュニケーションを取って利用促進につなげたい」と話している。

2020年 2月17日
中部国際空港は2020年2月17日(月)、開港15周年を記念して、第1ターミナル4階イベントプラザステージにて開港15周年セレモニーを行った。主催者を代表して犬塚中部国際空港社長が挨拶し、「開港15周年を迎えられたのも、空港を利用していただくお客様、地元自治体・経済界の皆様、空港運用に携わっていただいている島内事業者様といったセントレアをご支援・ご協力いただいている全ての皆様のおかげ。改めて深い感謝を申し上げます。この15周年を一つの通過点として、これから先10年・15年さらに多くの皆様に愛していただけるよう、前向きに頑張っていきたい。」と述べた。続いて国土交通省大阪航空局中部空港事務所、松本洋空港長が登壇し「開港前から航空管制担当として、空港の発展を支えてきた。最近では地元・愛知県で2本目滑走路に対する期待が熱くなってきている。2027年のリニア開通に向け、これからも空港会社と2人3脚で空港を発展していきたい。」とした。さらに、伊藤辰也常滑市長が登壇し、「開港以来、市内の人口や訪れる観光客が増加してきた。今後も空の街、焼き物の土の街、海の街として、空港と共に成長できるよう歩んでいきたい。」と挨拶した。

2020年 2月16日
中部国際空港は2020年2月22日(土)から2月24日(月・祝)の3日間、「空フラHawaii2020 in セントレア」を開催する。期間中、総勢1,500名以上の地元フラダンサーが集まり、フラダンスやハワイアンバンドによる生演奏などのステージショーを開催。また、各日12時から13時には、子どもたちによるフラダンスステージが開催されるほか、ハワイアン雑貨やハワイアンジュエリー、フラガールご用達の人気アパレルなどが揃うショッピングモールも設置される。このほか、2月22日(土)13時からはウクレレプレーヤー近藤利樹さん、2月23日(日)16時からは、ピアノボーカルとギター・ウクレレによる夫婦アコースティックユニット「かのんぷ♪」によるステージが行われる。会場は第1ターミナル4階のイベントプラザで、開催時間は2月22日(土)と2月23日(日)が9時30分から19時30分まで、2月24日(月・祝)が10時から19時30分までとなっている。

2020年 2月15日
中部国際空港の犬塚力社長は、15周年を迎えるのを前に報道各社のインタビューに答え、今後の旅客数の目標について「2030年度に2000万人を目指す」と述べた。近年、中部国際空港の旅客数は中国を中心とした訪日観光客の急増で伸び、18年度は1235万8000人と、開港直後の05年度の記録を初めて更新。19年度も過去最高を更新するのは確実だが、新型コロナウイルスの感染拡大による中国人旅客数の急減で、当初見込みの1350人達成は不透明な情勢となった。
 犬塚社長は中国の富裕層増加や東南アジアの経済成長を背景に「感染拡大が終息すれば成長路線に戻ってくる」との長期展望を示し、2000万人の目標を掲げる根拠について、日本政府が30年の訪日外国人客数6000万人を掲げていることを挙げ、「日本がそれだけの観光客を受け入れることができるなら、2000万人はそう野心的なレベルではない」と説明した。
 地元政財界から要望の大きい二本目滑走路の実現については「開港から15年たち、将来的には滑走路の大規模補修が必要。24時間、飛行機の発着を続けながら補修するには二本目が必須。旅客数をさらに増やして、二本目滑走路に理解を得られるようにしていく」と話した。

2020年 2月14日
中部国際空港は13日、同空港と中国本土を結ぶ便が1月1日時点から6割減少したと発表した。1月1日からの1週間の国際線の便数は過去最高の482便で、うち中国本土便は4割を占め211便だった。新型コロナウイルスの感染拡大で中国南方航空の武漢線、大連線など中国の航空会社の運休が続き、2月13日からの週間便数は130便減り81便になる見込み。国際線全体の週間便数も328便まで落ち込んだ。今後もJALが2月17日から上海線の運休を予定しており、影響はさらに拡大するとみられる。

2020年 2月13日
中部国際空港に隣接する愛知県国際展示場「Aichi Sky Expo」展示ホールFでは、2020年3月20日(金・祝)と3月21日(土)の2日間、観光資源としての鉄道の魅力を発信する「鉄道フェスタ in Aichi Sky Expo 2020」が開催される。Nゲージ、HOゲージ、Oゲージ、Gゲージの鉄道模型の展示をはじめ、東海3県の鉄道各社コーナーでは鉄道グッズが販売されるほか、制服を着て記念撮影する制服体験コーナー、ヘッドマークや貴重な鉄道部品などを展示する歴史遺産(お宝)展示コーナー、全国の人気駅弁を販売する「全国駅弁フェア」も予定されている。
 また、名古屋駅前の3つのホテルからの絶景の鉄道写真展示や、中川家礼二さん、ホリプロマネージャーの南田祐介さんなど鉄道好きのタレントなどが参加するステージイベントも予定されている。開催時間は10時から17時で、入場料は前売700円、当日800円で、小学生以下は大人1人につき2人まで無料となっている。

2020年 2月12日
愛知県は2020年3月18日(水)から3月21日(土)まで、中部国際空港アクセスプラザ周辺で「第3回 あいちロボットショーケース」を開催する。サービスロボットの実用化に向けた実証実験やデモンストレーションを行うイベントで、2020年10月に「Aichi Sky Expo」で開催されるロボットの国際大会「ロボカップアジアパシフィック2020あいち」と「ワールドロボットサミット2020」を控え、愛知県ロボット産業の技術力や、ロボットが実装された社会を世界へ発信するために開催される。また、3月20日(金・祝)から3月22日(日)まで「Aichi Sky Expo」で開催される「ロボカップジャパンオープン2020あいち」でも「あいちロボットショーケース」のデモンストレーションが披露される。

2020年 2月11日
スカイマークは2020年4月29日(水)から5月10日(日)のゴールデンウィーク期間中、羽田/那覇線、中部/那覇線において深夜早朝便を設定することを発表した。追加の定期便は計12日間に計40便の運航を予定しており、中部発着便のフライトスケジュールは、中部発のSKY559便が中部23:45発、那覇翌01:55着。運航日は4月29日(水)〜5月2日(土)、5月4日(月)〜5月9日(土)。那覇発のSKY550便が那覇06:00発、中部08:05着。運航日は4月30日(木)〜5月3日(日)、5月5日(火)〜5月10日(日)となっている。

2020年 2月10日
香港エクスプレス航空は3月1日から、中部国際空港のターミナルを現在の第1ターミナル(T1)からLCC専用の第2ターミナル(T2)へ変更する。T2への移転は、11社が就航するLCCのうち9社目となる。2019年9月20日にオープンしたT2に供用開始から移転したのは5社で、国内線はエアアジア・ジャパンとジェットスター・ジャパンの2社。国際線は2社に加え、エアプサンとチェジュ航空、ティーウェイ航空の韓国のLCC 3社も使用。供用開始後の10月23日には、フィリピンのセブパシフィック航空、12月1日にはタイ・ライオン・エアとタイガーエア台湾も移転した。中部国際空港に就航するLCCは11社で、春秋航空とタイ・エアアジアXの2社は、引き続きT1を使用している。

2020年 2月 9日
日本郵便東海支社は、2020年2月17日(月)からオリジナルフレーム切手「中部国際空港開港15周年記念」を販売開始する。このフレーム切手は84円切手10枚1シートで、価格は税込1,330円、販売部数は2,000シート。デザインはシートに開港10周年から5年間の歩みが感じられる写真や「セントレアフォトコンテスト2019-2020」の入賞作品、セントレアフレンズのイラストから構成されている。取り扱い郵便局は、一部の簡易郵便局を除く愛知県東海市、大府市、知多市、常滑市、半田市、東浦町、阿久比町、武豊町、南知多町、美浜町内の全郵便局と名古屋市内の計186局。なお、常滑郵便局セントレア分室では、開港15周年を記念し、小型記念日付印の押印サービスを実施する。この小型記念日付印は、オリジナルキャラクター「なぞの旅人フー」の15周年バージョンのロゴマークが描かれていて、使用期間は2月17日(月)から2月28日(金)まで。2月17日(月)は第1ターミナルビル4階のイベントプラザに臨時出張所が設けられ、記念押印に対応する

2020年 2月 8日
中部国際空港は2020年2月17日(月)、「開港15周年記念セレモニー」を開催する。セレモニーは、セントレアの犬塚社長によるあいさつに始まり、15周年記念ストラップのデザイン表彰、グリーンバースデー除幕式が実施される。イベント終了後には、先着500名に15周年記念ストラップが配布される。場所は、第1ターミナル4階のイベントプラザで、12時から12時30分。セントレアでは、開港15周年を記念して、「セントレア就航都市物産展」、体験型コンテンツが楽しめる「セントレアフレンズランド」のほか、空港内各店舗での「開港15周年記念フェア」など、さまざまなイベントを予定している。

2020年 2月 7日
中部国際空港は2020年2月8日(土)と2月9日(日)の2日間、「ポップカルチャー祭り2020」を開催する。このイベントは、音楽、アニメ、テレビなど名古屋のポップカルチャーを楽しむ催しで、声優やアニソンDJのステージ、「祭nine.」によるアクロバットパフォーマンスのほか、「Fly-N」による「ヲタ芸」を進化させた幻想的なサイリウムダンスなどが楽しめる。2月9日(日)には、「エヴァンゲリオン中京圏プロジェクト presents スペシャルステージ」で、エヴァンゲリオンの主題歌「残酷な天使のテーゼ」や「魂のルフラン」を歌った高橋洋子さんが登場するほか、サンシャイン池崎さんをゲストに迎えたプロジェクトPRステージやオリジナルプレゼントが当たるじゃんけん大会などが開催される。会場は、第1ターミナル4階のイベントプラザで、2月8日(土)は11時から17時まで、2月9日(日)は10時から17時まで。

2020年 2月 6日
中部国際空港は2020年2月7日(金)から2月17日(月)まで、開港15周年記念「就航都市物産展」を開催する。北海道から沖縄まで、全国の就航地から名産品が集まるイベントで、北海道「白い恋人ソフトクリーム」、仙台「萩の月」、新潟「安田牛乳ラングドシャ」、東京「特製名菓 わらび餅」、愛媛「御栗タルト」、宮崎「鶏ハラミ炭火焼」、長崎「特選和三盆カステラ」、鹿児島「かすたどん」などが販売される。会場は第1ターミナルビル4階のイベントプラザで、各日10時から18時まで、最終日の2月17日(月)は17時までとなっている。

2020年 2月 5日
ANAと豊田自動織機は2月10日から14日まで、中部国際空港の制限区域にてトーイングトラクターの自動走行実証実験を行うことを発表した。今回の実証実験では車両の往来が多く、屋内外での連続した長距離走行が必要な条件下においても、安全かつスムーズにトーイングトラクターの自動走行・荷物搬送ができることを確認するとし、実証実験の成果・課題を踏まえ、2020年度内の実用化を目指すとしている。同社は制限区域内のバス、チェックイン関連業務の自動化など、各分野で人手不足を補うのと同時に自動化による業務の効率化を図っており、今後実用化に向けテストを続けるという。

2020年 2月 4日
ANAは中部/香港線と中部/上海線を、2020年3月29日から始まる2020年夏ダイヤから運休する。これにより、ANAが運航する中部国際空港発着の国際線は開港以来初めてゼロになる。ANAの担当者によると、香港線・上海線ともに海外航空会社の新規参入により競争が激化。ビジネス利用が低迷し、ここ数年は収益性が低下していた。上海線は近年、夏ダイヤのみの運航。香港線も民主化デモの影響で利用者が急減し、昨年12月には一時運休となっていた。

2020年 2月 3日
中国東方航空とグループの上海航空は、名古屋/中部発着の5路線を相次いで運休する。中部/温州線のFM893便とFM894便は2月3日から3月27日まで。中部/煙台/太原線のMU5073便とMU5074便は、2月3日から15日までの月・水・金・土曜。中部/西安線のMU2065便とMU2066便は2月7日から3月27日まで。中部/青島/成都線のMU2005便とMU2006便は、2月2日から3月28日までの一部便。中部/広州線のFM807便とFM808便は、2月18日から28日までの一部の日にそれぞれ運休する。また、中国南方航空は中部/武漢線のCZ8377便とCZ8378便を、1月27日から2月28日まで運休する。新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大していることを受けた措置で、現在未定の便も今後の状況によって変更の可能性があるとしている。

2020年 2月 2日
エティハド航空は中部/北京間の運航を、2月3日から29日まで運休すると発表した。2月3日以降は便名をEY886便とEY889便として、アブダビから北京まで毎日運航する。エティハド航空の広報担当者は、北京と中部間のフライトが旅行需要の低さにより一時的に中断されていることを除いて、引き続き正常に運航している」と述べた。また、コロナウイルスの拡散を防ぐために、中国とアブダビの主要な利害関係者と密接に協力していると述べた。

2020年 2月 1日
中部国際空港は2月1日(土)から、開港15周年を記念したセントレアカードの「新規入会キャンペーン」と「使っておトクキャンペーン」を実施する。新規入会キャンペーンは、3月31日(火)までにセントレアカードに新たに申し込み、4月30日(木)までに10,000円以上カードを利用すると、1,000ポイントが付与される。さらに、セントレアゴールドカードは50,000円以上利用すると、2,000ポイントが付与され、合計3,000ポイントとなる。また、登録型リボ「楽Pay(らくペイ)」へ登録すると、500ポイントが付与される。ポイントの付与は2020年5月下旬が予定されている。
 使っておトクキャンペーンは、2月29日(土)までにセントレアカードを合計10,000円以上利用すると、抽選で総額50万円相当の賞品がプレゼントされるもので、賞品は、1組2名にスターフライヤーで行く名古屋/福岡線の往復航空券、15組30名にアリスダイニングシェフランチ、15組30名にセントレアまるわかりツアー滑走路見学コース、75組150名に展望風呂「風の湯」利用券、100名にセントレアカードポイント1,000ポイントとなっており、賞品の発送とポイント付与は2020年3月下旬の予定。

2020年 1月31日
JALと中部国際空港は2月1日から、ボーイング787を展示するテーマパーク「FLIGHT OF DREAMS」の入場券を半額に割り引くキャンペーンを開始する。中部発着のJALグループ便の利用客が対象で、3月31日入場分まで実施する。対象となるのは中部発着のJAL国内線と国際線、JALグループの日本トランスオーシャン航空便の利用客で、館内のカウンターでチケットを提示すると入場料金が半額となり、大人600円、子供400円で入場できる。JAL便名の国際線コードシェア便も有効となる。有効期間は搭乗日の前後1日ずつを含む3日間のいずれか。1回の搭乗につき1日のみ利用できる。

2020年 1月30日
中部国際空港は2月1日(土)から2月9日(日)まで、第1ターミナル4階のオフィシャルショップ「SORAMONO」で、航空ファンミーティングオリジナルノベルティーの「航空安全お守り」を販売する。「第4回 航空ファンミーティングinセントレア ”AIRLINE EXPO IN JAPAN”」は、セントレア開港15周年を記念し、2月1日(土)に開催され、「航空安全お守り」は安全な飛行機での旅を願い、京都府にある「飛行神社」でご祈祷された本格的なお守りで、お守りの中には実際にセントレアの滑走路に付着していた飛行機のタイヤのゴムが入っている。価格は税抜800円、限定190個の販売で、なくなり次第終了となる。

2020年 1月29日
名古屋税関中部空港税関支署が2019年の中部国際空港の貿易概況を発表した。それによると、輸出額は前年比12.5%減の9340億円となり、3年ぶりに減少に転じた。自動車の生産が世界的に伸び悩む中、自動車の部品や電気機器の輸出が減少した。一方、輸入額は前年比0.1%増の1兆1110億円で、名古屋空港時代を含めた統計上の過去最高を更新した。国別の貿易額は輸出・輸入とも米国、中国、ドイツの順だった。

2020年 1月28日
ガルーダ・インドネシア航空は3月29日以降、中部/ジャカルタ線を運休する。同路線は大村愛知県知事のトップセールスなど地元の要望を受け、2015年3月に就航を決定したものの延期となり、2019年3月に週4便で開設された。ガルーダは運休について、国際線の路線再編のためと説明している。すでに発券済みの航空券を持っている方に対して、旅行を中止する場合は払い戻し、またはガルーダの経由便など旅程変更に対応する。購入先に応じて対応窓口が異なり、旅行会社を通じて購入した場合は購入先の旅行会社、ガルーダ・インドネシア航空から直接購入した場合は予約課で対応する。

2020年 1月27日
中部国際空港会社が2019年12月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると、国際線旅客数は前年比17%増の56万3200人、国内線旅客数は6%増の50万9998人で、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比12%増の107万3198人となった。国際線のうち、日本人旅客は6%増の26万8200人、外国人訪日客は29%増の29万4200人。通過客も41%増の800人となった。旅客便の発着回数は国際線が前年比29%増の4001回、国内線が4%増の5252回。貨物取扱量は国際貨物が9%減の1万4503トン、国内貨物は5%増の1796トンであった。給油量は12%増の5万6968キロリットル、構内営業売上高は14%増の36億4900万円。このうち、免税店での売り上げは23%増の22億7400万円となった。

2020年 1月26日
中部国際空港は1月26日(日)から4月5日(日)まで4階にある展望風呂「風(フー)の湯」で、セントレア開港15周年を記念して「なぞの旅人フー風呂」を開催する。このイベントでは、期間限定で男女それぞれのお風呂に、セントレアのイメージキャラクター「なぞの旅人フー」のプカプカ人形を1000個浮かべる。また、15周年を記念したオリジナルグッズとして、タオルや洗面器、ぷかぷかフー人形をセットにした「15周年記念セット」を税込1,500円で、洗面器とぷかぷかフー人形3個をセットにした「ぷかぷかフーセット」を税込1,600円、15周年記念タオルを税込500円で販売する。営業時間は8時から22時までで、最終受付は21時となっている。

2020年 1月25日
中部国際空港は2月14日(金)まで、2020年度の空港内を案内するボランティアスタッフを募集している。活動内容は空港利用者に施設やサービスを案内するほか、外国人利用客の通訳手伝い、車椅子など介助が必要な方の手伝いなど。応募条件は愛知県、岐阜県、三重県に居住する18歳以上で、体力に自信があり、外国籍の方は日本語が堪能、登録後は毎月2回以上の定期的な活動ができ、電子メールで通信ができる方。3月13日(金)、3月14日(土)のいずれかに実施する面接、4月4日(土)14時から17時に開催されるオリエンテーションに参加できることも条件。応募は、締切日までにセントレアウェブサイトの専用フォームから申し込む。

2020年 1月24日
ANAは2020年度国内線航空輸送事業計画を策定し発表した、中部国際空港発着路線では、増便となるのが、現在1日2往復の中部/那覇線で、4月29日(水・祝)から5月6日(水・振替)までと9月1日(火)から9月30日(水)までは1日3往復、7月17日(金)から8月31日(月)までは1日4往復に拡大する。中部/札幌線と中部/宮崎線は減便する。1日5往復の札幌線は、3月29日(日)から4月28日(火)、5月7日(木)から7月16日(木)、10月1日(木)から10月24日(土)までの間、1日4往復となる。ただし、AIRDOとのコードシェア便数を変更し、7月18日(土)から8月31日(月)は1日6往復便を運航する。また、現在1日3往復の中部/宮崎線は、5月1日(金)から5月6日(水・振休)、8月7日(金)から8月17日(月)は2往復、3月29日(日)以降のそれ以外の日程は1日1往復に減便するが、ソラシドエアとのコードシェアを開始し、1日3往復を維持する。

2020年 1月23日
ソラシドエアは3月29日より中部/宮崎線を就航すると発表した。運航は1日2往復で、フライトスケジュールは中部発のSNA37便が中部10:45発、宮崎12:05着。SNA43便が中部19:40発、宮崎21:00着。宮崎発のSNA36便が宮崎08:45発、中部10:00着。SNA44便が宮崎17:50発、中部19:05着。これに伴いANAが運航する同路線は1往復〜2往復が減便となる。ソラシドエアは新路線の就航記念として、中部/宮崎線において2020年3月29日(日)から2020年5月31日(日)までの期間、搭乗日の35日前まで予約可能な「バーゲン35」を6,500円から販売する。予約の開始は2020年1月29日(水)14時からとなっている。

2020年 1月22日
AIRDOは札幌/中部線を3月29日から増便する。増便となるのは、札幌を午後3時20分に出発するADO136便と、中部を午後5時40分に出発するADO137便。これにより、札幌発は午前と午後、中部発は午後と夕方の1日2便体制で運航することになる。機材はいずれもB737-700を使用する。フライトスケジュールは札幌発便のADO130便が札幌08:40発、中部10:25着。ADO136便が札幌15:20発、中部17:05着。中部発便のADO135便が、中部15:15発、札幌16:55着。ADO137便が中部17:40発、札幌19:20着となっている。

2020年 1月21日
中部圏社会経済研究所は3月3日(火)、航空・空港シンポジウム「訪日外国人4,000万人時代に向けた航空情勢とセントレアの展望について」を開催する。中部圏社会経済研究所は、中部圏の航空・空港の発展に資する調査研究として、他の交通インフラと併せた総合的な地域整備の研究を進めていて、その一環で毎年、航空関連のシンポジウムを開催しており、今回で9回目となる。今回は「訪日外国人4,000万人時代に向けた航空情勢とセントレアの展望について」をテーマに、中部国際空港の犬塚力社長による「セントレアの近況について」、エアアジア・ジャパンの谷本龍哉会長による「日本とアジアを結ぶエアアジア・ジャパンの現状と今後の展望」などの講演が行われる。講演後は、質疑応答や名刺交換の時間も設けられる。参加希望者は、中部圏社会経済研究所のウェブサイト、またはFAXで応募する。締め切りは2月21日(金)。

2020年 1月19日
中部国際空港は2月17日に開港15周年を迎えるにあたり、様々なイベントや記念商品の販売などの取組予定を発表した。開港15周年記念の主な取り組みは2020年1月〜2020年3月頃に開催され、開港15周年記念セレモニー、開港15周年記念「セントレア空港音楽祭2020」、開港15周年記念「セントレア就航都市物産展」、開港15周年記念「セントレアフレンズランド」、太平洋フェリーきそ就航15周年・セントレア開港15周年記念ランチクルーズ、プロバスケットボールBリーグシーホース三河ホームゲームを開港15周年記念ゲームとして開催、アリスダイニング「Berry Strawberry Lunch」開催、展望風呂「風の湯」で「なぞの旅人フー風呂」開催、空港内各店舗で開港15周年記念フェア開催、開港15周年記念梅酒「十五年甕仕込み梅酒」発売、開港15周年記念オリジナルグッズ発売、セントレアオフィシャルLINEスタンプ発売、セントレア発着15周年記念旅行商品発売などとなっている。

2020年 1月18日
中部国際空港は2月17日に開港15周年を迎えることを記念して、セントレアのオリジナルキャラクター「なぞの旅人フー」とその仲間たちを描いた「セントレアフレンズ」オフィシャルLINEスタンプを1月15日(水)から販売した。今回のLINEスタンプ企画は、今年度入社した新入社員2名が「セントレアフレンズを通してもっとたくさんの方にセントレアを知ってほしい」との想いで企画を立ち上げ、社内関係者やイラスト作家のアランジアロンゾさんらとも直接会議を行うなどして半年がかりで実現したものという。セントレアフレンズ オフィシャルLINEスタンプはLINE STOREでの販売で、価格は50コイン(120円)となっている。

2020年 1月17日
中部国際空港は1月24日、日本全国の様々な銘酒を取り揃えた専門店『空乃酒蔵』をオープンする。『空乃酒蔵』は第1ターミナル国際出発制限エリア内20番ゲート付近(面積:約90u)に開設され、日本のお酒(日本酒、焼酎、リキュール)、お酒にまつわるものなど取扱いアイテム数200点以上を取り扱う国内空港内の免税店として初の「日本のお酒専門店」となる。国際出発制限エリア内の既存店で取り扱っていた「日本のお酒」(日本酒、焼酎、梅酒等)は、同店に集約される。また、愛知・岐阜・三重の東海三県を代表する酒蔵と共同開発したセントレア限定酒『空乃酒蔵』を2,500円〜数量限定販売する。

2020年 1月16日
中部国際空港は2月16日(日)、開港15周年とセントレア空港音楽祭の第15回開催を記念して「八神純子Concert」を開催する。シンガーソングライター八神純子は、1978年にデビューして以来、数々のヒット曲を生み出していて、アルバム「There you are」に収められた「翼があるなら」は、セントレアのイメージソングとなっており、全国各地でさまざまな編成によるコンサートが行われている。場所は第1ターミナル3階セントレアホールで、15時開場、15時30分開演。このコンサートのチケットを、2019年12月15日(日)から販売開始しており、料金は前売が5,500円、当日が6,000円。なお、前売で売り切れた場合は当日券の販売は行われないが、当日販売を実施する場合、13時30分からホール前で販売される。

2020年 1月15日
名古屋出入国在留管理局中部空港支局は、2019年12月27日(金)から2020年1月5日(日)までの10日間、中部国際空港の年末年始繁忙期における出入国者数の速報値を発表した。それによると、出入国者の総数は前年比25.7%増の227,280人で、このうち、出国者数は同26.0%増の116,620人、入帰国者数は同25.5%増の110,660人となった。期間中の出国のピークは12月28日(土)と12月29日(日)で各13,630人、入国のピークは1月4日(土)で13,360人であった。また、渡航先別の出国者数は1位が中国で33,130人、台湾が15,170人で2位、タイが13,480人で3位となっている。

2020年 1月14日
ベトナムの新興航空会社ベトジェットエアは、ベトナムの中部ダナンと中部国際空港、福岡空港、鹿児島空港を結ぶ新たな路線を開設すると発表した。中部国際空港からはハノイ、ホーチミン、ダナンの各空港間を運航する3路線、福岡、鹿児島とはそれぞれハノイと結ぶ2路線を新設する。今年夏にも就航する予定で、これによりベトジェットの日本発着便は計10路線となる。ベトジェットの幹部は路線網の拡充により、「日本とベトナムの国・地域間の協力に貢献できる」と言明。発表の式典に参加した二階俊博自民党幹事長は「両国間の往来の利便性がますます増大する。国民の交流がさらに大きく発展し、関係が一層深まることを期待する」と語った。 

2020年 1月13日
中部国際空港は2月15日(土)と2月16日(日)の2日間、「第15回セントレア空港音楽祭2020」を開催する。今回は、春のマーチングでおなじみとなった「TOHO MARCHING BAND」や、秋のオーケストラ・吹奏楽イベントに出演した名古屋芸術大学の現役学生・OBOGが参加する楽団が出演。このほか、中部地方で活躍するプロピアニスト・プロバイオリニストのユニットである「スギテツ」と名古屋ヴィルトゥオーゼンのコラボレーションが行われる。場所は第1ターミナル4階イベントプラザと第1ターミナル3階セントレアホールで、両日10時から18時30分までとなっている。

2020年 1月12日
中部国際空港ターミナル1ビル3階のフランス料理店「アリスダイニング クイーンアリス」は、1月15日(水)から4月5日(日)まで「BERRY STRAWBERRY LUNCH」を開催する。セントレア開港15周年を記念して行われるもので、15周年の15にかけて「いちご」をテーマとし、愛知県産いちご、豚ロース、みかわ牛など、地元食材をふんだんに使用したコースメニューは全部で3種類で、1人3,600円の平日限定コースと、4,600円のAコース、6,200円のBコースには、それぞれフレッシュいちごの食べ放題と、デザートサイドブッフェがつく。
 デザートサイドブッフェは、今回のテーマに合わせて15種類用意されている。さらに開港15周年を記念し、2月15日(土)には「美食の饗宴」と題して、アリスダイニング永宮裕之シェフと、ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版に掲載された地元常滑の人気フレンチレストラン「ル・クーリュズ」の渡邊大佑シェフが、レストランの垣根を越えたメニューを提供。ランチコースにはフレッシュいちごの食べ放題と、デザートサイドブッフェが付く。このコースは予約が必要となっている。

2020年 1月11日
国土交通省は、エアアジアジャパンが申請していた中部/福岡線の開設に対し、混雑空港である福岡空港を使用して運航を行うことを許可航空法第107条の3第1項の規定に基づき、1月10日付けで許可したことを発表した。これはエアアジアジャパンを含む国内航空運送事業者18社から申請のあった、混雑空港を使用して運航を行うことの許可申請について、令和元年12月19日に運輸審議会から「許可することが適当である」旨の答申があり、これを正式に認可したものとなる。混雑空港を使用して運航を行うことの許可の有効期間は5年となっており、他社は更新、エアアジアジャパンに対しては新規に許可となる。現在エアアジアジャパンは、2月22日より中部/福岡線を就航する計画であることが明らかになっており、正式認可を受けたことで近日中に就航発表するものとみられる。

2020年 1月10日
中部国際空港は1月15日(水)13時からレストラン「アリスダイニング」で、開港15周年記念「Berry Strawberry Lunch」のオープニングイベントを開催する。中部国際空港の各務正人副社長のほか、愛知県の大村秀章知事、愛知県養豚農業協同組合、愛知県淡水養殖漁業協同組合などの代表者が出席し、県産食材を使用したメニューを試食し、県民に対して県産食材の魅力を広くPRする。試食メニューには、「絹姫サーモンとビーツのグラブラックスキャビア添え」「愛知県産豚ロースの低温ロースト オレンジソース」「みかわ牛もも肉と知多産原木椎茸のクレピーヌソースマデール」「いちごのデザート」が用意される。なお、愛知県産いちごや、豚ロース、みかわ牛、絹姫サーモン、知多産原木しいたけなど、愛知県産の農林水産物を数多く取り入れたコース料理を提供する「Berry Strawberry Lunch」は、1月15日(水)から4月5日(日)まで開催される。

2020年 1月 9日
中部国際空港は1月15日、開港15周年を記念した「セントレア限定十五年甕仕込み梅酒」を数量限定で発売する。今回販売される梅酒は、知多半島の地酒ブランド「國盛」で知られる中埜酒造と共同で開発したもので、15年にわたり甕(かめ)で貯蔵熟成された梅酒に金箔を加え、高級感を演出している。価格は1万1000円で販売数量は500本限定。容量は720ml。販売場所は、第1ターミナル3階 銘品館(地酒名産コーナー)と、第1ターミナル国際出発制限エリア内免税売店(酒たばこ売場)。免税売店では1万円での販売となる。

2020年 1月 8日
中部国際空港は1月11日(土)から1月13日(月・祝)まで、ダンスイベント「JUMP×DANCE in centrair 2020 winter」を開催する。毎年夏季・冬季の2回開催されるセントレアのダンスイベントで、地元で活躍するダンススタジオなどが自慢のパフォーマンスを披露する。第12回目となる今回のイベントでは、1月11日(土)と1月12日(日)は、東海エリアを中心に活動するダンスチームが出演し、1月13日(祝・月)はコンテスト形式で賞獲得を目指して競う予定。会場は第1ターミナル4階のイベントプラザで、1月11日(土)は9時から19時35分まで、1月12日(日)は9時から20時15分まで、最終日の1月13日(月・祝)は10時から17時30分まで。なお今年は、セントレアスカイデッキで開催中の「Shimmering Lanterns Nights〜ゆらめく冬のセントレア〜」とコラボし、カウントダウン点灯式も開催される予定となっている。

2020年 1月 7日
中部国際空港は1月10日(金)から1月20日(月)まで、「北海道うまいもの物産展」を開催する。この物産展では「本タラバ蟹」の肉厚なカニ身を使用したジャンボタラバガニコロッケをはじめ、ふわふわとした食感が特徴の「肴や一蓮 蔵」のかにしゅうまい、北海道の海の幸を贅沢な丼にした「今井商店」の海幸丼など、北海道の「うまいもの」が集まるほか、「六花亭」のマルセイバターサンドなどお菓子も多数販売される。会場は第1ターミナル4階のイベントプラザ、開催時間は10時から18時までだが、最終日のみ17時までとなっている。

2020年 1月 6日
中部国際空港は第1ターミナル4階「セントレアオフィシャルショップ SORA MONO」で、開港15周年を記念した記念グッズを販売している。セントレアのオリジナルキャラクター「セントレアフレンズ」の「なぞの旅人フー」を中心に、15周年ロゴとセントレアロゴが描かれた商品で、15周年ピンバッジ大は税抜1,410円、小は税抜600円、1周年から15周年までのロゴを使用した15周年記念手拭いは限定300枚、税抜1,800円。このほか、クリアファイルやボールペン、メモ帳、ノート、ステッカーなどの文具が既に販売されており、2月1日(土)からはセントレアフレンズピンズセットが限定150点、2月17日(月)からは15周年記念メダルも追加される。また、1月下旬からは、全40種類のオリジナルLINEスタンプの販売を開始。「セントレアフレンズ」が描かれた、あいさつをはじめ日常で使いやすいデザインが多数用意されてる。セントレアフレンズのLINEスタンプは、スマートフォンアプリ「LINE」内の「スタンプショップ」または「LINE STORE」を通じて販売される予定。

2020年 1月 5日
中部国際空港は1月25日(土)と1月26日(日)の2日間、「第5回 全国武将隊大博覧会-宴-」を開催する。このイベントは全国各地の武将隊がセントレアに集結し、各地の観光PRイベントなどを行う武将隊最大級のイベントで、今回で開催5回目となる。当日は4階イベントプラザを会場にPRブースやステージが設けられ、「名古屋おもてなし武将隊」をはじめとする全国から集まった人気武将隊12隊の迫力の演武をはじめ、仙台・熊本・名古屋武将隊による「合同演武」や「イケ武将選手権」、戦国ファッションショー「SAMURAI BOYS&GIRLS COLLECTION」などのイベントが開催される。開催時間は、1月25日(土)が10時から17時30分、1月26日(日)が9時30分から17時30分となっている。

horizontal rule