「世界遺産元興寺」と「奈良監獄ミュージアム」を訪ねて

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★世界遺産「元興寺」へ
   

今回は観光の起点に「元興寺」を選びました。

近くのコインパーキングに駐車して徒歩でやって来ましたが、参拝者専用駐車場があったので、次回からは利用しようと思います。

「極楽堂」という名の本堂。国宝です。

境内に蓮の花の鉢植えが配置されていました。

お寺ですが鈴があります。

本堂南側の外廊下。

「本堂」と「禅室」南東隅には飛鳥時代の「軒平瓦」が残っています。

その「禅室」。こちらも国宝ですが内部は非公開。

本堂の北にひっそりと「閼伽棚(あかだな)」がありました。これも国宝。

そして石塔の「浮図田」。

 2026年6月11日(木)、奈良へやって来ました。4月28日に開館した「奈良監獄ミュージアム」の入場チケットの予約が取れたので、合わせてならまちを散策することにしました。ならまちのコインパーキングに駐車し、向かったのは世界文化遺産「元興寺」。ならまちは細い道が多く、徒歩で回るのに適しているのです。

 わが家が元興寺を参拝するのは今回で2度目。奈良市内に点在する世界文化遺産のひとつで、本堂や禅室などが国宝。法輪館内には国内最少の国宝の五重塔が保存されています。元興寺は東大寺や興福寺ほどメジャーではないので、参拝者がそれほど多くないためひっそりしています。見どころはいくつもあるのですが、特筆すべきは本堂と禅室南東隅に残る飛鳥時代の軒平瓦でしょうか。



★百石木【ももしき】
 

お昼ごはんは東向商店街の「ももしき」へ。

念のため予約しておきました。

私はランチタイムの「並すき焼きの大盛」。

お肉を大盛にすると150gになります。ごはん、みそ汁、漬物はおかわり自由。お値段は3190円なので、ディナーメニューの半額近いです。

私は並を注文しましたが、並でも大和牛のすき焼きは絶品でした。おいしかったです。

入口にある商品ディスプレイ。日本語メニューが読めないインバウンド観光客には親切でしょうね。

写真はありませんが、家内はこの「大和牛と完熟トマトの上すき焼き(2530円)」を注文。すごくおいしかったそうです。



★中谷堂
 

餅つきのパフォーマンスで有名な「中谷堂」。

購入するための列かと思ったら、外国人たちが餅つきが始まるのを待っているだけでした。

わが家は「よもぎ餅」を家内と1個ずつ購入。その場で食べましたが、めちゃくちゃやわらかかったです。



★中川正七商店
 

「中川正七商店 奈良本店」。実はここへ来るのが主な目的でした。

1階は売店と猿田彦コーヒーで2階が中川正七商店。

いつ来てもショッピング客で賑わっています。

1階に降りました。

「猿田彦コーヒー」で休憩。

猿田彦のロゴ。おしゃれです。

こちらが「中川正七商店」の商標。

元興寺からももしき、中川正七商店へ の徒歩ルート。クリックするとGoogleマップが開きます。

 コインパーキングにクルマを駐車したままで、お昼ごはんを食べに「百石木【ももしき】」へ。実は前回訪れた際にここですき焼きを食べようと思ったのですが、時間が合わず今回がリベンジになりました。ここは近鉄奈良駅に近く、位置的にはあまり味を知らないインバウンド観光客向けに思えますが、実は大和牛を使った本格的なすき焼き店。わが家は念のため、座席の予約をしてありました。

 私はランチタイムの「並すき焼きの大盛」。お肉を大盛にすると150gになります。ごはん、みそ汁、漬物はおかわり自由。お値段は3190円なので、ディナーメニューの半額近いです。写真はありませんが、家内はこの「大和牛と完熟トマトの上すき焼き(2530円)」を注文。どちらもすごくおいしかったです。また、奈良漬けの漬物がすごくおいしくて、おかわりしてしまいました。

 食後は餅つきのパフォーマンスで有名な「中谷堂」を経由して今回、ならまちにやって来た目的でもある「中川正七商店 奈良本店」へ。中谷堂の前には大勢の外国人がいて、よもぎ餅を買うのに並んでいるのかと思ったら、単に餅つきが始まるのを待っていたのです。SNSやYouTube動画で観て来たようで、歩道を占拠してしまって警備員が交通整理していました。これも観光公害の一種です。

 そして「中川正七商店 奈良本店」へ入りました。実は名古屋市内にも名駅と栄に店舗があるのですが、家内は本店に来れば自分の欲しいものがあるのではと思っていたようです。しかし店内を見回してもなく、店員さんに尋ねたところ、Web通販ページで購入するのが、いちばん商品が多いとのこと。本店限定商品はありましたが、今回は空振りだったようです。



★「奈良監獄ミュージアム」へ
 

午後1時、予約時間に「奈良監獄ミュージアム」へやって来ました。

今日の奈良観光はこの時間に合わせて設定していました。

入館料は日本国民はおとな2500円。外国人は3500円、奈良県在住者だと2000円でした。

ゲートを入ると、監獄の広い敷地の塀の内沿いを歩いて入口へ。ここに記念撮影スポットがありました。

まずはいちばん遠い「第三寮」へ。

ここがミュージアムエリアの入口。

エントランスを入るといきなり長い廊下の左右に独居房。

2階建て構造で意外に明るかったです。

理由は天窓からの自然採光。

独居房は監視用窓から内部を見ることができるほか、中に入れる房もありました。

独居房の扉。小窓はあとから改造して設置されたそうです。

その小窓から独居房内部を見るとこんなカンジ。

房の中には洗面器が1つあるだけ。

2階へ上がる階段。歴史を感じます。

2階の通路真ん中は吹き抜けになっているので通路は狭いです。

階段の踊り場。腰壁が低かったです。

そして今度は地下へ。

地下は薄暗い空間。

ここはかつて使用されていた一人用浴室。のちに大浴場になったそうです。

第三寮を出て展示エリアへ。

見学コースがわかりにくいので公式サイトからお借りしました。

展示エリア「A」は「歴史と建築」で、奈良監獄のミニチュアがありました。

移築された江戸時代の座敷牢「ギス監」。キリギリスを入れておく虫かごに似ていることからその名がついたそうです。

次の棟へ向かいます。

今度は「第六寮」。

展示エリア「B」は「規律とくらし」。

ここはよくテレビ番組で紹介されています。

私もマネキンのまねをしてみました。

これは現代のアーチストの作品。

見学を終えて外に出ると「正面庁舎」がありました。

この先はホテル利用者専用エリア。

「表門」の裏側。この先に行くには高額のホテル宿泊する必要があります。

塀沿いを歩いて出口へ。

そして外周を歩いて「表門」へやって来ました。

何とも歴史を感じる奈良監獄の「表門」。まるでカトリック教会の天主堂のようです。

 午後1時に「奈良監獄ミュージアム」へやって来ました。この日奈良にやって来たのは、オープン直後は入館予約が難しかった「奈良監獄ミュージアム」の事前予約が取れたからでした。わが家は12時〜14時の枠を予約してあったのですが、お昼ごはんを食べてからのほうがよかったので、この予約枠がちょうどよかったです。

 ミュージアムの入口は高い塀に囲まれた監獄の北側にあり、無料駐車場はその北エリアにありました。奈良交通のバス停も近くにあったので、ミュージアムへのアクセスは出入口のある北側に集約。監獄というと「表門」が看板建造物ですが、こちらはホテル利用者しか通行できないようになっていて、エリアをミュージアム見学者とホテル宿泊者に区分した結果のようです。

 入口のチェックイン機に予約した際に届いたQRコードをかざして入場すると、監獄の塀の内側をぐるりと回るようにルートが作ってあり、いちばん遠くの「第三寮」からミュージアムに入りました。第三寮は「保存棟」となっていて、独居房が当時のままの姿で保存されています。ホテルエリアには入ることができませんが、ホテルはこの独居房をいくつかつなげて客室に改修したそうです。

 見学コースに従い保存棟である「第三寮」から、展示エリアである「第六寮」へ。展示エリアには受刑者たちの生活の様子などが紹介されていて、監獄という閉ざされた空間を訪れた私たちに開放的に伝える工夫がされていると感じました。

 ちなみに「奈良監獄」は赤レンガの西洋建築ですが屋根は瓦葺き、明治時代に建てられた五大監獄で唯一全貌が現存する国の重要文化財。中央看守所から放射線状に収容棟が並ぶ「ハヴィランド・システム」を用い、天井には天窓を設け、1階まで陽光が差し込む構造が特徴。そして監獄の顔とも言える「表門」はホテル利用者のみ通行が許され、残念ながらミュージアム見学者が通ることはできませんでした。



★帰り道にあじさい寺で有名な「岩船寺」へ
 

あじさいの季節なのであじさい寺として有名な「岩船寺」に立ち寄りました。

岩船寺を参拝するのはこれが2度目。

境内からウグイスの鳴き声が聞こえてきました。

境内にはあじさいがたくさん咲いていましたが、全体に淡い色合いの花が多かったです。

本堂でお参り。

岩船寺の三重塔は国の重要文化財。

三重塔から見た本堂。

三重塔の周囲は映えスポットになっていました。

想像したより地味なあじさいでした。こうしてみると京都の有名なあじさい寺は相当お金使ってますね。

境内の池にはカモが1羽いました。

 名古屋へ戻る際に、あじさい寺で有名な「岩船寺」に立ち寄りました。せっかくあじさいの季節なので、あじさいの花で彩られたお寺を参拝していこうと思ったのです。奈良監獄から20分ほど山道を走って「岩船寺」に到着。岩船寺は南山城の仏像めぐりの際に一度訪れたことがあり、今回が2度目。近くに国宝「九体仏と三重塔」で有名な「浄瑠璃寺」があるので、岩船寺はやや地味な存在。浄瑠璃寺は春に訪れたので、今回は岩船寺を訪れることにしました。

 駐車場から山門へ続く参道を歩いていると、境内のほうからウグイスの鳴き声が響いてきました。山門で拝観料を払って境内へ。岩船寺があじさい寺で有名ですが、ほかのあじさい寺で参拝者を集めているお寺と比べると地味というか、あまり手をかけていない印象でした。全体に花の色が淡く、徒長ぎみに伸びていました。こうしてみると、京都の某有名なあじさい寺は、あじさいを目当てにやって来る参拝者を楽しませるために、相当な手間とお金を使っているのでしょうね。

 ちょっと残念でしたが、これが本来の山寺の姿なのでしょう。今回は名古屋へ戻る途中に立ち寄ったといったところなので、岩船寺のあじさいはあまり期待しないほうがいいと覚えておくことにしました。

この日のルートマップです。 クリックするとGoogleマップが開きます。

  

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