　パリに来たらここを訪れたいと思う人も多いことでしょう。世界的に有名な絵画や彫刻が数多く展示されています。もとは国王の住んでいた「ルーブル宮」で、正面の「シュリー翼」をはさんで北側の「リシュリー翼」南側の「ドノン翼」というようにコの字方になっています。

ルーブル宮を使った巨大な美術館です

ドノン翼に集中する名画たち

　開館１５分前なのに、ガラスピラミッドの前には、すでに入館待ちの行列が・・・。

　ガラスピラミッドから地下にある入口に入ります。マウスポインタを乗せてね♪

　ルーブル美術館の有名な所蔵品は、このドノン翼に集中しています。
　

ルーブル美術館②

ルーブル美術館のチケット
（１８歳未満は無料なんですよ）

　入館するのにどれだけかかるのかと心配していましたが、午前９時になると、行列はすーっとピラミッドに吸い込まれ始めました。手荷物検査はそれほど厳しくなく、次々とチケット売り場に進んでいけたわけです。

　ルーブル美術館の入館料は、１８歳以上の大人が９ユーロ（約1,200円）で、それ以下は無料。以前あったカルト・ミュゼ（パリの美術館や有料の名所・旧跡に自由に入れるパス）の１日券がなくなってしまったため、今回の滞在中は毎回チケットを購入することにしています。

　ピラミッド地下にはチケット売り場がたくさんあるので、すぐにチケットを購入できました。わが家は有名な所蔵品が多数ある「ドノン翼」に迷わず進みました。そして、正面の階段を上がると、目の前に「サモトラケのニケ」がそびえ立っていました。

　地下から階段を上ると、目の前に「サモトラケのニケ」が見えてきます。

　ルーブル美術館の広さは尋常なものではありません。

　ここに「モナ・リザ」があります。朝一番だけあって、まだ人影はまばら。

　館内はフラッシュ撮影禁止なので、高感度オートで撮影。

ルーブル美術館③

野菜やくだものを組み合わせた
アルチンボルドの騙し絵「四季」

老木で描かれた「冬」

くだものの「秋」

野菜や木の実の「夏」

お花がきれいな「春」

　アルチンボルドはウイーンのハプスブルク家専属の宮廷画家で、ハプスブルク家の栄光をこの４枚の連作で表現しているそうです。それしても、くだものや野菜、花などを使って、実に巧みに顔を描いていますね。

ルーブル美術館④

　ルーブル美術館は元宮殿を使っているので、１つ１つの展示エリアがすごく広いんです。ですから、こうしてイスに座って絵画鑑賞をすることができるんですよ。

　ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」です。左側のシルクハットの紳士はドラクロワの自画像だそうです。マウスポインタを乗せてね♪

ルーブル美術館⑤
　

　「グランド・オダリスク」。昔せんねん灸のCMで使われていましたね。

　サモトラケのニケを見ながら２階に上がります。２階には有名な絵画がいくつかあります。まずは有名な「モナ・リザ」を見なくてはいけません。モナ・リザなどの所蔵品の位置は、壁に案内が貼ってあるので、それを目印に歩くと迷わずに着けます。

　モナ・リザに到着すると、朝一番ということもあって、まだ人影はまばらでした。これが１時間も経つと、人垣ができてしまうんですよ。あーちゃんは有名な「モナ・リザ」をしばらく見ていました。その後、これもあーちゃんが楽しみにしていた騙し絵を見て喜んでいました。

　２階を進むと、どこかで見た画に目が止まりました。「グランド・オダリスク」という画で、昔日本の「せんねん灸」のCMで使われていましたね。といっても、若い方々はご存じないかもしれませんが・・・（汗）。