バスティーユはフランス革命のきっかけとなった「バスティーユ牢獄」のあった場所で、現在は多くのメトロが交差する交通の要所となっています。また「マレ」は歴史が凝縮したような古い街並みが魅力です。
 
 マレからサンポール一帯は、ファッション・ブティックやアンティークなどのショップがたくさんあります。パリでお買い物をするのなら、絶対に外せないエリアです。

 

バスティーユ

 

 メトロ1号線「バスティーユ駅」。サンマルタン運河を跨ぐようにホームがあります。

 


 これが有名な1号線のホームにある陶板画。題材は「フランス革命」。 ホームは半地下構造になっているため自然光が差し込みます。

メトロ1号線バスティーユ駅
  

 バスティーユ広場と7月革命の犠牲者を弔うために建てられた中央の柱。


 こちらは「オペラ・バスティーユ」。近代的な建物で、 現在オペラ公演はすべてこちらで行われています。
 

 「アール・ヌーボー」様式の「ビストロ・ドゥ・パントル」 。パリ市内で数少ない「アール・ヌーボー」様式のお店です。



バスティーユの朝市


 バスティーユ広場の北側に、毎週日曜と木曜の2回朝市が開かれます。


 ここはチーズ屋さん。チーズのほかに牛乳やバターなどの乳製品がおいてありました。

 これが「ジビエ」です。キジやウサギなど森の小動物がさばかれる前の状態で置いてありました。

パティスリー(デザート屋さん)。パリのデザートはどれもともかく大きい。そして 半端じゃないくらい甘いんです。

バスティーユのマルシェ



マレ地区


 アンリ4世によって造られたパリ最古の広場「ヴォージュ広場」。あまり子供を見かけないパリの街で、ここはいつも子供を連れた親子を見かけます。


 この建物は一見レンガ造りに見えますが、実は赤色の着色を施したまがいものなんです。
 


 ヴィクトル・ユーゴー記念館もここにあります。

ヴォージュ広場@    ヴォージュ広場A    ヴォージュ広場B
  


 「サン・メリ通り」です。ここにはおしゃれなブティックや雑貨屋さん、食材店がいっぱいありますよ。


 「フラン・ブルジョア通り」です。このあたりにもカワイイお店がいくつもあります。ここはパティスリーと書いてありましたが、今は「靴屋さん」になっていました。


日本の「ユニクロ」も進出



ファラフェル



 マレに数軒あるお店の中でも、この「ラス・デュ・ファラフェル」がいちばん人気なんです。


 ファラフェルは中東のサンドイッチで、「ヒヨコ豆のコロッケ」という意味だそうです。これと野菜をピタパンに挟んで食べるんです。



 わが家は一番人気の「ファラフェル・スペシャル」を買いました。1個5ユーロ(約680円)。たっぷりの生野菜、揚げ茄子、ほくほくのコロッケが入っていて、とても美味しかったです 。

ファラフェル



サンポールのアンティーク街



 サン・ポールのアンティークが集まるエリアにやってきました。


 「ウー・ドゥヴルヴェ」



 「フォール・デュ・ロジ」


 「ラ・プチ・ボヌール・ラ・シャンス」


特にマダムはココがお気に入り。



 カフェオレ・ボウル(20ユーロ)をさらに1個追加で購入。残念ながら値引はしてくれませんでした。マウスポインタを乗せてね♪

アンティーク店
 

 「アントレ・デ・フルニスール」お店の外壁が緑で覆われて素敵です。

 「キュイジノッフィリ」。オーナーが自慢げにコレクションを見せてくれました。



パリ市庁舎界隈〜エネルギーの木

 オテル・ド・ヴィル=パリ市庁舎です。外観はまるでお城そのもの・・・。

 

 リヴォリ通り沿いに立つ金色に輝く「ジャンヌ・ダルク像」。


 「サンジェルベ・サンプロテ教会」。教会の前にあるのが通称「エネルギーの木」です。


 「サンジェルベ・サンプロテ教会」です。ここは観光客が訪れることも少なく、とても静かな雰囲気を醸し出しています。


かなり細かい細工のステンドグラス。

「サンジェルベ・サンプロテ教会」      サンプロテ教会のミサ
 


 

 この教会の裏通りが何とも風情があっていいんです。マダムのお気に入りの路地。このあたりは小さなお店もいっぱいありますし、オテル建築を見て歩くのも楽しい地区ですよ。

サンプロテ教会裏の路地



パリ・リヨン駅


TGV専用駅にでもなったかのようなリヨン駅。

 


 TGVの2階建て車両。TGVはすべて電気機関車が両端についた客車列車なんですよ。


 リヨン駅構内にある有名なレストラン「トラン・ブルー」。
 

 パリ・リヨン駅ですが、以前は普通の列車も発着していましたが、現在はTGV専用の駅になってしまったかのようでした。というのはすべてのホームにTGVが入線していたからです。また、TGVはすべてブルーラインに変わっていて、あの振動がひどくて不評だったオレンジ色の車両はすべてリタイヤしたようです。
 元鉄道マニアの私としては、せっかく来たのですから列車の写真を収めない手はありません。さっそくお気に入りの撮影スポットからカシャ!

リヨン駅へTGVを見に来ました



レピュブリック〜東駅


 このあたりにもパサージュが何か所か残っています。ここは「パサージュ・ドゥ・ケール」。


 パサージュ・ドゥ・ケールの中は非常に庶民的。日本のアーケード下の商店街のようでした。


 パリで一番短い通り「デグレス通り」。行ってみたら、ただの階段でした。

パサージュ・ドゥ・ケール

 

 サンマルタン運河にかかる太鼓橋。遊覧船が通るためにこのような形の橋が何か所かあります。橋の下にあるのは水門で、運河の水位を調整して遊覧船が通れるようにしています。

 これがサンマルタン運河を通る遊覧船「パリ・カナル」。バスティーユからヴィレットまで運行しています。
 

サンマルタン運河@    サンマルタン運河A

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