|
|
2012年の小牧基地航空祭で展示飛行中のKC-767。 |
|
晴天に恵まれた2014年11月23日(日)、おとなりの岐阜基地での航空祭に向け4号機(87-3604)が出発。 |
タクシーアウトしたのは午前9時05分。もう少し遅ければ、順光になってくれたのですけど・・・。残念。 |
|
|
2014年11月23日(日)、1週間前の3機離着陸の再現を期待し、この日も朝8時30分に名古屋空港展望デッキに到着しました。到着して小牧基地のKC-767エプロンを見ると、この時点ではまだ3機が並んでいました。そして、そのうち北端の2号機といちばん南にいた4号機で出発準備が行われていました。 午前9時05分、2機のうち南の4号機がナゴヤGNDにタクシングをリクエスト。いつものようにエプロン内で向きをかえ、E-1からRW34に進入し、午前9時10分、豪快に離陸して行きました。久しぶりに快晴の青空での撮影でした。欲を言えば、あと30分遅く離陸してくれていれば、こちら面の垂直尾翼に日が当たって、「順光」での撮影ができたところでした。まあ、そうはうまくは行きませんわね。 |
|
午後3時50分、岐阜基地での航空祭から、4号機が帰還してきました。 |
いつもよりも低い高度でアプローチしてきたため、ビデオには電線やアンテナが映りましたよ。 |
|
|
この日は結局、岐阜基地の航空祭に向かった4号機以外が飛び立つことはありませんでした。3度も足を運んだ航空館boonでしたが、岐阜基地での航空祭の影響で、FDAの定期便の離陸にも影響を及ぼし、2度も追い風でのRW16からの離陸を行って、私は無駄足を運んだのでした。 4号機が岐阜基地の航空祭から帰還したのは午後3時50分でした。あまり収穫のない1日でしたが、4号機が戻ってきたとき、ちょっと風が強く吹いていたものの空は快晴で、実にクリアな着陸シーンを収めることができました。まあ、「終わりよければすべてよし」とすることにしましょう。 |
|
私が名古屋空港の展望デッキに到着後しばらくして、2号機(87-3602)がタクシーアウトしました。この日のコールサインは号機番号による「コビー02」でした。 |
この日は遠くの御嶽山がきれいに見えていました。すでに御嶽山は雪化粧。噴火の煙も見えます。 |
|
|
2号機が飛び去ってからまもなくして、朝いちばんに離陸していた3号機(87-3603)が戻ってきました。 |
今朝離陸したのは多分午前7時だったと思うので、3時間40分で帰還したと思います。いったいどこまで行ってきたのでしょうか? |
|
2014年11月16日(日)、この日は航空祭や何かの式典が行われる予定はなかったものの、私の経験から日曜日はKC-767が比較的離着陸することが多いため、1日名古屋空港で張り込もうと決めていました。午前7時、自宅で朝食中に轟音が聞こえてきました。わが家のダイニングから空港方面は見えず、レシーバーも手元になかったので確証はないのですが、このとき3号機が離陸したのだと思いました。 私が空港に到着したのは午前8時半前でしたが、このとき基地に残っていた2号機と4号機ともに主翼の飛行灯が点灯していました。ワクワクしながら待つこと1時間ちょっと。2号機が「コビー02」のコールサインでタクシーアウト。先回の百里への離陸時よりも長めの滑走でエアボーンして行きました。このあと、残った4号機の飛行灯が消えているのに気づいたので、4号機のこの日のフライトはないのかと思っていました。 それからしばらくして、午前10時40分に3号機が戻ってきました。午前7時に離陸したのが3号機だったとすると、離陸してから帰還までの時間は3時間40分。どこかの基地に着陸したのかどうかもわかりませんが、単純計算で片道2時間弱のフライトだったわけで、飛んできた方角からして、東北又は北海道まで行ってきたのでしょうかね。 |
|
お昼ごはんを調達して戻ってきてすぐ、何とこの日3機目となる4号機(87-3604)がタクシーアウト。 |
私がKC-767を追いかけて始めてから、1日に3機が飛んだのは、この日が初めてでした。 |
|
午後1時40分、約3時間半前に離陸した2号機が戻ってきました。ずい分機首を下げてのファイナルアプローチでしたよ。 |
そのまま滑走路に突き刺さるのではないかと心配していましたが、最後はちゃんと姿勢を整えて・・・。 |
|
|
午前中に2号機の離陸と3号機の着陸をビデオに収めて気をよくして、エアポートウォークのアピタまで昼食のおにぎりを調達して戻ってきました。残っている4号機は今日は飛ばないだろうと思って、おにぎりを食べかけたまさにその瞬間、レシーバーから「コビー04」のコールが聞こえてきました。食べかけたおにぎりをカバンに戻し、さっそく4号機の離陸シーンを撮影しました。 今日はいったいどうなっているのだろうと、何があるのだろうと思いながら、午前中に離陸して行った2号機の帰還を待ちました。それから1時半ほど過ぎた午後1時40分、3時間半ほど前に離陸した2号機が戻ってきました。出発してから帰還までの時間はさきほどの3号機とほぼ同じ。いったい何のミッションなのか、どこに飛んで行っているのか、すごく知りたくなってしまいました。 |
|
|
|
4号機はエアフロントオアシスの丘の上で撮影しましたが、午後4時まで待って戻って来なかったら帰ろうと思っていたところでした。 |
結構激しいランディングに見えましたが、見る角度の問題だったのでしょうか。 |
|
ここまでに離陸シーン2回、着陸シーン2回をゲットできたので、もう十分なくらいビデオを撮ることができたのですが、さきの2機がほぼ同じ時間で戻ってきていたので、最後に離陸した4号機が帰還する予想時刻は午後4時頃でした。そこで撮影場所を空港南の「エアフロントオアシス」に変更し、午後4時まで待って戻って来なかったら帰宅しようと決めました。 11月中旬というのに、この日は寒い1日でした。さきほどまでいた空港の展望デッキは、寒くなったらビルに隠れることができましたが、エアフロントオアシスでは隠れる場所はありません。日が落ちるにつれ、少しずつ気温も下がってきました。そして待つこと2時間、やはり4号機も離陸後3時間半となる午後3時50分に戻ってきました。 午後4時前というと、夏季ではまだ暑い盛りだったのに、この時期になると空が少し赤く染まり始めているのです。これからどんどん日没時刻が早くなってきます。撮影できる時間帯もそれに合わせて短くなってしまいますね。 |
|
|
まさか2機出発するとは予想していませんでしたが、こんなうれしいことはありません。これでもう少し天気がよければ最高だったのですけどね。 |
この日のコールサインは「コビー・インディア」だったと思います。2機のKC-767のうち、まず先にタクシングを開始したのは2号機(87-3602)でした。 |
そして続いて4号機(87-3604)がタクシング開始。 |
|
2014年10月26日(日)、この日は百里基地で「防衛省・自衛隊60周年記念航空観閲式」があり、そこに小牧基地からKC-767とC-130Hが受閲飛行することがわかっていました。今までの経験から、1時間近く前には目的地付近に到着し空中待機するはずなので、小牧基地の出発時間を午前9時50分と想定、余裕を見てその30分前の午前9時20分に名古屋空港展望デッキでスタンバイすることにしました。 しかし、到着してKC-767駐機エプロンに目をやると、すにで2機のKC-767の出発灯が点滅していました。2機?観閲式にKC-767が2機も飛ぶんだろうかと、少し疑問がありましたが、何せ一度に2機の離陸シーンを収めることができるのですから、こんなうれしいことはありません。 欲を言えば、もう少しすっきりと晴れていてほしかったですけどね。 |
|
|
管制塔からの離陸許可も「コビー・インディア」としての1度のみでした。ということは2機のKC-767は続けて離陸することになりそうです。 |
まずは2号機が滑走を開始。民間機なら先発機の後方乱気流を避けるためのホールドがあるところですが、すぐ後ろから4号機も続いていました。 |
|
|
先行した2号機がまだリフトオフして間もないというのに、続いて4号機が滑走開始。訓練さえすれば、先発機の後方乱気流は操縦に影響しないのでしょうか。 |
4号機も2号機とほとんど同じ位置でエアボーン。同じような重量での離陸なので当然といえば当然なのですが、まるでビデオを観ているような2機でした。 |
2機のKC-767は仲良くタンデム状態でタクシング。先行の2号機とのものだと思いますが、管制塔との交信は毎回「コビー・インディア」。2機に同時に指示を出しているということは、2機同時に離陸するのだろうかと、そんなことを考えながら目の前を通過して行く2機のKC-767を眺めていました。 そして管制塔から離陸許可が出ると、まずは先行していた2号機が滑走開始。百里までの往復と空中待機分の燃料しか搭載していないのでしょう。滑走路を半分ほどでリフトオフ。軽々と上空へ舞い上がっていきました。間髪を入れず後発の4号機も滑走開始。民間機の場合の、先発機による後方乱気流回避のための後発機への2分間ホールドは何なんだろうと思ってしまいましたよ。 2機が離陸したのは午前9時40分ごろだったので、百里までの飛行時間を40分と仮定すると、およそ午前10時20分には百里基地近くに到着するはず。やはり数分間の受閲飛行のために、1時間近い空中待機をするのでしょう。ケチな考え方かもしれませんが、「俺らの納めた税金で高い燃料を使って、1時間も空中待機するなよ」と言いたくなってしまいます(^_^;)。 |
|
午前9時40分に小牧基地を出発したばかりなのに、わずか1時間ちょっとで4号機が戻ってきました。 |
飛行時間から推測すると、百里基地付近の上空待機位置まで飛行して戻ってきたものと思われます。 |
|
|
午前10時を回ったところで、空港の展望デッキからエアポートウォークへ移動。この日の昼食となるおにぎりを調達し、しばらくの間、5階「ビューデッキ」のカウンターチェアに座って到着してくるFDA機を眺めていました。 30分ほどボケーっとしたのち、「エアフロントオアシス」に移動しました。百里基地での観閲式は午前11時25分からなので、往復の飛行時間を考えると帰還時刻は午後0時10分頃と考えていました。それまでエアフロントオアシスにいれば、何か珍しい飛行機でもやってきたときに、ランディングのベストショットが撮れると考えたのです。 エアフロントオアシスで30分ほどFDA機の到着を見ていたとき、無線機から「コビー・ヤンキー」というコールサインが飛び込んできました。まだ、さきほど出発してから1時間ちょっとしか経っていないのに、どういうことなんだろうと思いましたが、百里に飛んで行った2機のうちの1機が帰還することは間違いありません。 そして午前11時頃、あとから離陸していった4号機が姿を見せました。離陸した時よりは雲が切れてきていたので、まずまずのランディングシーンを収めることができました。 |
|
2号機は私がほぼ予想したどおりの時間に戻ってきました。 |
東の空から現れ、ライトダウンウインドでファイナルアプローチ。 |
このサイズの旅客便ではほとんど見ることのない、大きなバンク角でのアプローチです。 |
|
|
滑走路を半分以上すすんだところで、ようやく雲が切れて太陽の明るい光が広がりました。 |
滑走路を離れてE-5誘導路に入り、小牧基地内のKC-767専用エプロンへ向かいました。 |
|
エアフロント・オアシスで4号機の帰還を見てすぐに、朝と同じ名古屋空港の展望デッキに戻りました。到着したときはまだ、FDAの種子島行のチャーター便と山形行きの定期便の2機が残っていましたが、この2機が出発すると展望デッキは私を含め、数名の飛行機マニアのみになっていました。 それから間もなくして、無線機に「コビー・ウイスキー」の交信が飛び込んできました。この日のコールサインは2機でのフォーメーションだった往路と別々に戻ってきた復路とも、レジ番号は使われませんでした。それから15分ほどして名古屋空港の東の空に2号機が現れ、いつもながらの豪快なVFRでランディングしました。 今日の百里基地での観閲式は午前11時25分からだったはずなので、帰還時間から百里基地からの飛行時間を引くと、受閲飛行の時間はわずか数分だったことになります。もしかしたら、航空祭のときと同じように、滑走路上空を1回オーバーヘッドアプローチしただけだったのかもしれません。 今回のミッションでひとつ印象に残ったのは、百里基地からの復路の2号機を誘導したセントレアAPRの管制官が、ナゴヤTWRへコンタクトを指示した交信の最後に「おつかれさまでした」と言ったことです。自衛官が管制している名古屋のVFRルームではよくあることですが、国家公務員が勤務するセントレアのATCルームの管制官から、自衛隊機への労をねぎらうことばを聞いた記憶が、私にはなかったからです。 |
|
|
チャコールグレー色のトーイングカーに牽引され、ハンガーに向かう4号機。 |
最後はトーイングカーに押されて、北側のハンガーに入って行きました。 |
|
4号機と2号機が帰還し、基地内に3機のKC-767が揃いました。私はこのあと何かが行われると思って、しばらくの間静観していました。というのは、2つあるKC-767用ハンガーのうち、北側のハンガーの扉が全開になっていたからです。 すると知らないうちに4号機にトーイングカーが接続されていて、ゆっくりとエプロン北側へ向かい、牽引を始めました。そして、この日動かなかった3号機の北側まで牽引したとろで、今度はハンガーに向かい押し始めました。私はKC-767をトーイングするシーンに今まで遭遇したことがなかったので、このときはその一部始終を観察していました。 トーイングに要した時間は5分ほどだったでしょうか。4号機はその大きなハンガーに、すっぽりと収まりました。日頃はFDAのちっこいERJのトーイングを見ているせいか、この日見たKC-767のトーイングが、めちゃくちゃ大きく感じられました。 |
|
|
ご覧のとおり、3号機の周りでは、機内への積み込み作業が佳境を迎えていました。 |
いつものことですが、基地から自衛隊機が離陸する際は、万が一のためでしょう、消防車が出動し、滑走路エンドのエプロンで待機するんです。 |
午前9時になるのとほぼ同時に、3号機はタクシングを開始しました。KC-767はプッシュバックされることなく、自走で出発するんです。 |
2号機と4号機のすき間から、顔を出した3号機。ここがタクシング用のスペースなんですね。 |
この日のコールサインは通常の「コビー」ではなく、「ジャパニーズ・エアフォース」でした。 |
ゆっくり、ゆっくりとタクシングをして行きます。 |
最近の私は、名古屋空港にKC-767の離着陸との遭遇を期待して出かけているようなものです。特に日曜日の午後3時前後には、わりと高い確率で帰還するシーンに出逢えるのですが、こと離陸シーンとなると、週末には遭遇することが全くありませんでした。 そんなとき、「じゃあ、祝日なら飛ぶかな?」と思って、9月21日の「秋分の日」に、朝から出撃してみたのです。展望デッキに到着して、KC-767のエプロンに目をやると、3機のうち、いちばん南に駐機していた3号機の周囲が慌ただしいのです。まもなく主翼先端のライトが点灯し、出発準備が完了したのでした。 |
無線で何か交信したなと思っていたら、何とE-2から滑走路を横切って…、 |
空港エプロン側のW-2に入ってきました。私はこの光景を初めて見ました。 |
フルレングスで離陸するためのようですが、E-1からでもさほど長さは変わらないと思うのですけどね。 |
W-2からW-1めざして、エアポートウォーク前を通過して行きます。 |
逆光の中、W-1から滑走路に進入する3号機。 |
力強くフルスロットルでローリング開始。 |
今日の離陸重量はどこくらいなのでしょうか。 |
空港消防隊の前付近でようやく前輪を浮かせました。 |
そしてKC-767のハンガー付近でエアボーン。 |
この日のディスティネーションはどこだったのか、 |
離陸後しばらくはランウエイ・ヘディングで上昇しましたが… |
すぐに右旋回に入りました。この飛行ルートは、昔の「ハママツ2DEP」みたいでした。 |
大きくライトターンして、こちらに向かって戻ってきます。 |
まるで基地に「行ってきます」と言わんばかりに上空に差し掛かり… |
今度は少しずつ進路を東に向けて上昇を続けていました。 |
この方向に向かって飛行する行き先は、関東地方の基地なのでしょうか。 |
この日のコールサインは通常の訓練飛行と違い「ジャパニーズ・エアフォース」でした。ナゴヤタワーにフルレングスからのDEPを要求、TWRが何やら聞き慣れない英語で許可を出すと、3号機はE-2から滑走路を横切りW-2へ入り、空港エプロンを南下してW-1へ。こんなタクシングルートを今まで見たことがありませんでした。 フルレングスからローリング開始した3号機は、かなり重そうに滑走を続け、名古屋空港の滑走路をおよそ3分の2過ぎたあたりでエアボーンして行きました。離陸後は昔の名古屋空港のSIDにあった「ハママツ2ディパーチュア」を彷彿とさせる飛行ルートで上昇を続け、東の空の彼方へ飛び去って行きました。 |
|
|
|
|
|
青森行きFDA361便で出発する1号機とツーショットになりました。 |
いいですね、今日はほんとうに思ったとおりの離陸シーンが撮影できました。あと10分自宅出発が遅かったら、半べそもんでしたけど・・・。 |
動画を撮りたいときは、静止画の画質はあきらめないいけません。それでもこれだけの画像がキャプチャーできるので、文句はないですけどね。 |
2014年9月28日(日)は浜松基地航空祭「エア・フェスタ浜松」が開催され、飛行展示スケジュールの中にKC-767とC-130Hとの記載があったので、必ず出発することはわかっていました。問題は離陸する時間で、小牧でのオープンベースの際も、展示飛行のはるか前に離陸して空中待機していたので、今日も飛行展示の予定時間の1時間前には浜松に向かうのではと想定して自宅を出発したのです。 私の予想はほぼ的中!午前7時40分に名古屋空港に到着したのですが、すでに2号機(87-3602)が「コビー02」としてタクシングを開始する直前でした。この日は2号機が使われていて、コールサインはいつもの「コビー」。先日の何かのミッションのときと違い、通常のタクシングルートを通ってE-1へ。そこから滑走路に進入して離陸を開始しました。 今日の離陸重量が重くないことは、飛行目的から容易に想像できます。E-1からローリングし始めた機体はあっという間に前輪が浮き、展望デッキの正面ではすでに離陸態勢に入っていました。このあとセントレアディパーチュアと交信していましたが、東京コントロールと交信することなく、そのまま浜松タワーにスイッチし、浜松に向かって飛行して行きました。 |
|
浜松基地での展示飛行を終えた2号機が、VFRで帰還しました。 |
いつもはエアフロントオアシスで撮影するランディングですが、この日は水門ポイントへ向かいました。 |
|
|
ただ、タッチダウン・ポイントはもう少し先なので、接地の瞬間は通り過ぎたあとになります。 |
ここの唯一の欠点は、グライドスロープアンテナが、タッチダウンの瞬間と重なることでしょう。 |
|
この日は浜松基地で開催された航空祭「エア・フェスタ浜松」のHPのタイムスケジュールで、KC-767の飛行展示が行われることがわかっていたので、ある程度戻ってくる時間が予測できました。 しかし、私の予想をはるかに上回る速さで戻ってきたので、ちょっとビックリしました。そろそろエアフロント・オアシスへ移動しようと自転車で出発したところ、それから間もなくして、コビー02はセントレアアプローチとコンタクトすることなく、いきなりナゴヤタワーにコンタクトしてきました。これも不思議でした。 このときまだ私はエアポート・ウォーク南側付近を走っているところだったので、とてもエアフロント・オアシスまで移動する時間はありません。そこでエアポート・ウォーク南の「水門ポイント」で撮影することにしたのです。浜松からどうしてこんなに早く戻って来れたのか、実に不思議な2号機の帰還でした。 |
|
|
|
|
|
いつ離着陸するのか全くわからない空中給油機KC-767。そのため、時間のある週末に名古屋空港に行ってウォッチするしか、こいつを撮影することができないのです。平日はよく訓練飛行をしていますが、土日は自衛隊員も訓練はお休み。何かのミッションでもない限り、なかなか撮影する機会には恵まれません。 それでも本来の目的である「空中給油」というミッションは行われなくても、機体の大きさと飛行航続距離の長さから、しばしば物資の輸送というフライトをしているようです。私の経験では、土曜日よりも日曜日のほうが、空中給油機KC-767に遭遇できるような気がします。 |
|
|
お昼をちょっと過ぎた頃、無線機から「COBBY 03・・・・」という交信が聞こえてきて、それから約15分で東の空に姿を現しました。 |
そして「ライトダウンウインド」から豪快にライトターンに入って、VFRでファイナルしてきました。 |
撮りたくても、なかなか撮れないKC-767。私はこの瞬間を待っていました。 |
|
着陸後は、「航空自衛隊小牧基地」と書かれたハンガー前を通過するシーンを撮影するのが私は大好きです。 |
この日は遠く離れた御嶽山もよく見えたので、御岳山とのツーショットも撮ってみました。 |
|
離陸してから戻ってくるまで4時間足らずでしたので、飛行先は千歳くらいでしょうか。駐機後、カーゴドアを開けて運んできた荷物を出していました。 |
こちらはずっと駐機していた1号機。大臣か防衛省の幹部クラスが視察に訪れていました。 |
空中給油機KC-767を撮影できたのは航空祭以来でした。平日には比較的よく飛行訓練をしているKC-767ですが、私が空港に行くことのできる休日に飛行したのは、私の知りうる限り2月の航空祭以来のことでした。 実はこの日、午前9時に自宅を出て、自転車で名古屋空港に向かったのですが、自転車に乗ろうとマンション敷地内を歩いている途中に、無線機から「COBBY 03 HOLD SHORT OF RUNWAY34」との交信が聞こえてきて、「しまった!」と思ったのでした。 これから空港に向かってはとても離陸には間に合わないので、いつ戻ってくるかわからないけど、空港でランディングを待つしかありませんでした。空港到着後は午前中のFDAのターンアラウンドを撮影し、お昼ごはんを食べて展望デッキでうとうとしていたとき、またしても無線機から「COBBY 03 ・・・」との交信が聞こえてきてきたのです。 あとは新しく撮影機材に加えたデジイチの出番。VFR飛行している遠く離れた機体から追いかけ始め、ランディングしてエプロンに駐機するまでの間、十分楽しく撮影することができました。 |
|
|
|
|
KC-767のハンガーは、航空自衛隊小牧基地の北端にあります。この位置は名古屋空港ターミナルビルの展望デッキからは少し距離がありますが、航空館boonの展望デッキに行くと、かなり近くで見ることができます。 KC-767は小牧基地に4機配備されていますが、私は今まで4機がエプロンに駐機されているのを見たことはありません。おそらく1機はハンガー内に納まっているのでしょう。ターミナルビルのボーディングブリッジに接続することのないKC-767ですので、広い基地内のエプロンにこうして並んでいるのを見ると、何かちょっとかわいそうに思ってしまうのは、わたしだけでしょうか。 |
|
自宅や会社の窓からは見ることがあるKC-767ですが、今まで名古屋空港では離着陸に遭遇できたことがありませんでした。 |
この日はフィリピン・レイテ島への災害支援から帰還したKC-767に遭遇できました。C-130Hとのアベックランディングでした。 |
着陸後、小牧基地のハンガー前を疾走するKC-767。 |
フィリピン・レイテ島を襲った台風災害支援から帰還した際のランディングです。ずっとC-130とランデブー飛行をしてきたようで、名古屋空港にアプローチする際も空港東空域をランデブー、ライトダウンウインドでVFRする予定だったようですが、ちょうどFDA便が1機ファイナルしていたため、タワーから「メイクスリーシックスティ」の指示が出てもう1周しました。 平日にはよく訓練フライトしているKC-767ですが、隊員のみなさんも土日は基本的には週休らしく、週末にしか空港に行くことがない私にとっては、今回のミッション帰還はうれしい偶然になりました。 |
|