|
|
|
|
|
相変わらずの甲高いエンジン音です。 |
午前11時40分ローリング開始。 |
|
|
残念ながらハイレートクライミングなし。 |
試験飛行空域へ向かって飛び去って行きました。 |
2016年12月8日(木)、この日の2ndで新田原基地所属の「F-15DJ(12-8052)が出て来ました。F-15は独特な甲高いエンジン音が特徴なので、三菱重工小牧南工場の中にいるときから、まもなく出てくるのが察知できます。 エンジン音が聞こえ出してからしばらく後、三菱ランプにF-15DJが姿を現しました。私はミリタリーマニアではないので、戦闘機についての詳しい知識がありませんが、こうしてIRANにやって来てテスト飛行する機体を見ていると、日本には実にたくさんのF-15がいるんだなと思いますね。 |
|
午後0時43分、約1時間のテスト飛行から戻って来ました。 |
背中のスポイラーを立ててのランディング。F-15独特の姿勢です。 |
|
|
|
三菱のテスト飛行時間はおよそ1時間と決まっています。この日も午前11時40分に離陸し、午後0時43分に戻って来ました。現在日本の航空自衛隊が使用している戦闘機はF-4EJ改ファントムUとF-2それにこのF-15Jイーグルですが、3機種のうちでパラシュートを装備していないのはF-15だけ。私はパラシュートが開くのを見るのが好きなので、ランディングに関してはF-15はおもしろくないです。 ただ、その独特な外観とエンジン音で、ファントム&F-2とは明らかに違うコンセプトのF-15Jイーグルですので、きっとイーグルのファンは大勢いることでしょう。IRANに飛来する機体を見ることができるので、日本各地に配備されている戦闘機を見ることができるのですが、願わくば部隊マークを剥がさず、増槽を付けたままでテスト飛行をしてくれるとうれしいですね。 |
|
午前9時10分過ぎ、コールサイン「マンボ・バイキング」でF-15Jがアプローチ。 |
岐阜基地のF-15Jがタッチアンドゴーを敢行し、岐阜へ戻って行くようです。 |
|
|
もう1回戻って来るかと思いましたが・・・ |
残念ながら飛び去って行ってしまいました。 |
2016年12月8日(木)、この日MRJの飛行試験が始まるまでの間、IRANの戦闘機のテスト飛行を見ているつもりだったのですが、午前9時10分過ぎに、コールサイン「マンボ・バイキング」でF-15Jがタッチアンドゴーを敢行しました。 コールサイン「マンボ」は岐阜基地のもの。うしろに続く単語の意味はわかりませんが、ホワイトとかも聞いたことがあるので、身近なものを利用しているのかもしれません。F-15J自体はIRANにやって来る機体で見慣れているものの、増槽を付け部隊マークを貼った機体は岐阜基地ならではです。 |
|
2016年12月8日午前8時43分、この日の1stでF-2Aが出て来ました。 |
天気もいいですので、戦闘機のテスト飛行を撮影するには絶好の日。 |
|
急に進路を変更したのです。 |
何が始まったの? |
あれ? Uターン? |
理由はわかりませんが戻って行くようです。 |
|
|
2016年12月8日(木)、この日もお昼まで限定で名古屋空港にやって来ていました。もちろん目的はMRJの飛行試験を撮影するためだったのですが、この日は半日いただけでしたが、ほかにもいろいろ撮影できた日でした。 午前8時43分、この日の1stでF-2Aが出てきました。登録番号は「63-8534」なので、青森の三沢基地配属のF-2Aのようでした。晴天のもときれいなブルーの機体が輝きながら三菱ランプから出て来て、駐機中のMRJ2号機の横を通り過ぎたところで、何とUターンして戻って行ってしまいました。まるでMRJを見て帰って行ったみたいな光景でした。 |
|
|
|
見た目では小牧のC-130Hとの装備など違いはわかりません。 |
このC-130Rは海上自衛隊で物資の輸送にあたっているのでしょうか。 |
そしてこの日、小牧基地に飛来した目的は何だったのでしょう。 |
いろいろなことを考えて、このC-130Rがタクシングするのを見ていました。 |
|
2016年12月6日(火)、この日はお昼までしかウォッチしていませんでしたが、私が到着した午前8時の時点でKC-767が出払っていて、C-130Hもほぼ全機がいませんでした。こんな小牧基地を見るのも珍しいことです。 そんな中で珍しい飛来機をゲットしました。午前8時40分頃、海上自衛隊のC-130Rがやって来たのです。残念ながらコールサインを忘れてしまいましたが、キャメルともコスモともマンボとも違う聞き慣れないコールサインだったので、ビデオカメラを用意して待っていたのです。 到着したC-130Rを目視でチェックした限りでは、小牧基地のC-130Hとの外観の違いはわかりませんでした。サミットのときに飛んできた米軍海兵隊のC-130Hのように、プロペラの枚数が違ったりしていると、すぐに違いを判別できるのですけどね。 |
|
2016年11月25日(金)午後1時ちょっと前、三菱エプロンにF-15Jが出て来ました。 |
2ndでテスト飛行するには少し時間が遅く、3rdにはちょっと早いと思って見ていました。 |
|
私が聞き逃したのか、グランドやタワーからの無線交信がありません。 |
このため、このF-15Jがテスト飛行なのか、IRAN OUTで帰投するのか分かりませんでした。 |
|
|
|
|
2016年11月25日(金)、F-4EJ改「ファントムU」のIRAN INと、久しぶりに「F-2」のテスト飛行に遭遇できたこの日、さらにF-15JのIRAN OUTを見ることができました。午後1時前、登録番号「52-8956」の単座型F-15Jでした。 三菱エプロンに姿を現したとき、2ndにしてはちょっと遅いし3rdにしては早いなあと思ったのですが、いつもなら無線機から聞こえてくる「キャッスル51」がこの日に限って聞こえなかったのです。私が聞き逃したのか、グランドやタワーもこのF-15Jに限ってVHF波を使わなかったのかは定かではありません。 結局2時間経っても戻って来なかったので、私はこのF-15JはIRAN OUTだったのだと結論付けました。登録番号から築城基地のF-15Jと思われますので、この日ふるさとの基地に戻って行ったのでしょう。 |
|
最近、IRANのテスト飛行に遭遇できていなかったのですが、久しぶりに2ndでF-2が出て来ました。 |
私がF-2のテスト飛行を見るのは、実に半年ぶりなんです。 |
|
コールサインはいつものとおり「キャッスル21」。 |
私のレシーバーでもUHFが受信できるといいのに。 |
|
|
|
2016年11月25日(金)、久しぶりに三菱重工にIRANでやって来ている「F-2」のテスト飛行に遭遇できました。調べてみたら、先回見たのは何と5月。もう半年も前のことだったのです。私はミリタリーマニアではないので、登録番号を見ただけでは基地名や部隊名はわからないので、いつも帰宅してからネットで調べています。 この日のF-2は単座型のF-2Aで、登録番号が「63-8538」なので、築城基地所属の機体のようでした。午前11時38分に三菱エプロンに姿を現したのち、W-1までタクシング。エアボーンはそれから7分後の午前11時45分でした。普段FDAやMRJなど、割と小さな機体の動画撮影を行ってはいるものの、さらに小さくめちゃくちゃ速く飛ぶ戦闘機を画面内に収めるのは、何度撮っても難しいものです。 |
|
通常のテスト飛行は1時間ほどで戻ってくるのですが、このF-2Aはちょっと長めに飛んでいました。 |
そして離陸から1時間20分後、ナゴヤTWRのVHF波がタッチアンドゴーを許可。 |
|
|
すぐに急激な右旋回に入りました。何のためのタッチアンドゴーだったのでしょう。 |
このF-2Aを操縦しているのが三菱のテストパイロットというのが驚きです。 |
そしてライトベースに入るようです。 |
今度はフルストップ。 |
|
|
|
|
IRANのテスト飛行はいつもだいたい1時間です。この日のF-2Aはちょっと長めの1時間20分行っていました。そして、ナゴヤTWRのVHF波が「キャッスル21・クリアド・フォー・タッチアンドゴー」を告げました。戦闘機側の交信はUHFオンリーですが、ATC側はほかのトラフィックにも聞こえるように、UHFとVHFの双方の電波で交信しているのです。 午後1時05分、南の空から現れたF-2Aはランウエイにギアを接触しただけで、またすぐに上昇を開始。そして急激な右旋回に入ったのち、今度はライトベースでファイナルアプローチしてきました。タッチダウンは午後1時06分頃だったでしょうか。いつものように大きめのパラシュートを開いてブレーキング。W-5から三菱エプロンに戻って行きました。 |
|
|
機体番号と展望デッキのマニアの方たちの会話から、このT-4は那覇基地所属のようです。 |
そして昨日小牧に飛来し、そのままお泊りをして翌日に帰投することになったそうです。 |
|
|
それにしてもT-4は小さな機体です。 |
沖縄までの長旅、気をつけてお帰りください。 |
国産の自衛隊用練習機T-4、現在のブルーインパルスに使用されているのもT-4ですが、それ以外の各基地に配備されている機体は言ってしまえば「地味」な存在と言えるのではないでしょうか。 かく言う私も、名古屋空港に飛来するT-4を撮影することはほとんどなく、いつもボーっと見ていることが多いのです。この日は展望デッキのマニアのおじさんたちが「あのT-4は昨日沖縄から飛んできて、そのままお泊りしたんだ」と話をしていたこともあって、珍しく撮影してみました。それにしてもT-4って小さい機体ですね。 |
|
午前8時50分、コールサイン「マンボ41」で、岐阜基地のF-4EJ改「ファントムU」がやって来ました。 |
いったん上空を通過し、右旋回でファイナルアプローチに入りました。 |
それにしても連写した写真なのに、角度によって空の色が全然違いますね。 |
シャッター優先で撮っているからでしょうか。これほど違うと、4枚を並べるのが恥ずかしいです。 |
|
|
|
|
W-7から滑走路を離脱。その直後、ウインドシールドを上げました。 |
W-5からなら三菱エプロンは真っすぐなのですが、W-7まで行ったので、少し戻って来ました。 |
|
2016年11月25日(金)、この日は私がMRJの3号機が3度目の正直で初飛行に向かうと予想して休暇を申請してあった日でした。MRJ3号機は22日に初飛行を済ませてしまいましたが、私は予定どおり休暇をとって、名古屋空港にやって来ていました。 この日はMRJ2号機が飛行試験を再開したほかにも、この岐阜基地のファントムのIRAN INがあったほか、F-2のテスト飛行やF-15J「イーグル」が「IRAN OUT」で帰投するなど、見どころたくさんの1日でした。 F-4EJ改ファントムUは、まもなくその使命をF-35Aにバトンタッチし、役目を終える運命を迎えることになります。ですので、この機体(07-8431)は今回のIRANが最後になるのかもしれませんね。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2016年11月16日(水)、この日は私が11月に設定した平日に名古屋空港をウォッチする日でした。残念ながら前日にMRJ4号機はアメリカへのフェリーに出発してしまいましたし、IRANの戦闘機テスト飛行も私が空港にいる間には行われませんでした。 もともとお昼までの予定で帰るつもりだったので、お昼を過ぎて動きがないことを確認し撤収をしようと思っていたところへ、無線機から「キャメルデルタ」のコールサインが聞こえてきました。先日も一度撮影したC-130Hの4機編隊でしたが、この日は動画を撮影しました。撮影しました。 4機が同時にエアボーンするわけではないので、1機ずつ順にエアボーンの瞬間を撮影するのは意外に難しかったです。 |
|
午前9時ちょっと前、コールサイン「コスモ08」で、入間基地のC-1がやって来ました。 |
騒音の大きなC-1は好きな自衛隊機ではないのですが、何となく撮影してみたくなりました。 |
|
その代わり、いつもよりも長めにブレーキングしたため、E-4まで行きました。 |
なぜこの日はスラストリバーサを使わなかったのでしょうか。もしかして故障中? |
|
|
|
|
2016年11月16日(水)、この日私はお昼までの予定で名古屋空港展望デッキに来ていました。小牧基地であまり動きがなかったのですが、入間基地から2機のC-1が飛来しました。1機目がやって来たのは午前9時ちょっと前で、2機目は午前9時45分頃でした。入間のC-1はコールサイン「ジャパンフォーススケジュール」でやって来ることのほうが多いと思っていましたが、実はそうではないのかもしれません。 前述したと思いますが、C-1はやかましい自衛隊機なので、私はあまり好んで撮影しません。しかし、この日は何となく撮影してみようと思ったのです。1機目はビデオ撮影、2機目はデジイチで撮影しました。その1機目のランディングがすごく静かで拍子抜けしてしまいました。騒音公害のC-1のランディングも、スラストリバーサを使わなければこんなに静かなんですね。 |
|
午前9時58分、先に到着した「08号機」がタクシーアウトしました。 |
コールサインは来た時と同じ「コスモ08」。フライトプランの承認がなかったのですが入間に戻るのでしょう。 |
|
|
こちらもコールサインが替わってないので、入間へ帰投するものと思われます。 |
午前10時36分、FDAの定期便のランディングを待ってからラインナップアンドウェイト。 |
|
|
C-1はあと何年、日本の空を飛び続けるのでしょう。 |
早くC-2に代わってほしいと思っています。 |
2機のC-1は同じ目的で飛来したようです。2機ともリアのゲートを開けて、大きな貨物を搭載していました。小牧から入間へ輸送する貨物が何なのかわかりませんが、緊急物資なのかもしれません。 2機のC-1はそれぞれ1時間未満でタクシーアウトして行きました。民間機ですと到着後、機内清掃や燃料補給などの地上ハンドリングがありますが、自衛隊機は行き先の基地での燃料補給はしないのかもしれません。この日も2機は燃料補給を行うことなく、資材を搭載したのち、入間基地に戻って行きました。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2016年10月31日(月)、この日は平日でしたが、MRJ3号機の初飛行が10月中に行われる予定だったので、日柄が仏滅とよくなかったにもかかわらず、念のために朝から展望デッキに出撃していました。 結局この日、3号機の初飛行はなく、午後になって4号機が飛んだだけでした。また月末だったからなのか、IRANの戦闘機のテスト飛行も行われず、私としてはちょっとつまんない日になってしまいました。 そんな中で目を引いたのが、C-130H「ハーキュリーズ」の4機編隊の離陸です。コールサイン「キャメルデルタ」で、小牧基地のエプロン内から順次出動。E-1に到着する頃には4機による縦列行進になっていました。そして4機が次々に滑走路に進入、2×2のフォーメーションで静止したのち、1機ずつ連続で離陸して行きました。 |
|
|
|
|
|
|
コールサイン「キャメルデルタ」で4機編隊として離陸して行ったC-130Hが、約3時間後の午前11時30分過ぎに戻って来ました。しかし、なぜか戻ってきたのは3機なのです。この日、どこまで飛んで行ったのか、なぜ1機少ない3機で帰投したのかわかりません。 C-130Hは航空自衛隊小牧基地の顔ともいえる輸送機ですので、名古屋空港の展望デッキにいて、いちばんよく見かける自衛隊です。そのために普段はあまり気にしていないのですが、4機編隊ともなるとちょっと気になってウォッチしてみました。 これがあのうるさいC-1だったら大変ですが、まあ、そこまでうるさくないC-130Hなので、こんな市街地にある基地でもやっていけるのかもしれませんね。 |
|
|
|
そしてブラストフェンス前をぐるりと左にターンし始めました。 |
まさかここでエンジン燃焼試験を行うつもりじゃないでしょうね。 |
|
|
赤い作業服の三菱重工のエンジニアたちが、何かを運んできました。 |
そしてギアの下に装着したのです。まさかこれからこの状態で押すの??? |
|
|
|
2016年10月21日(金)、IRAN入りしている戦闘機のテスト飛行もなく、MRJの試験飛行もなかったこの日、KC-767の1号機以外は全くといっていいくらい不作の1日でした。そんんな中にあって、ちょっと気になったのがこのF-15J「イーグル」。 今まで三菱エプロンにF-15J「イーグル」が出てきたのを見たことはありませんでしたし、展望デッキにいる戦闘機マニアのおじいちゃんたちも、「いや、珍しい」と言っていました。結局三菱エプロンでは移動用のパレットの着用試験を行っただけのようです。それにしては作業員の数が多すぎませんか。 |
|
|
|
|
|
そして1時間後の午後1時15分、再び入間に向けてタクシーアウト。 |
滑走距離の短いC-1は、E-2からインターセクションDEPするようです。 |
|
|
|
|
2016年10月21日(金)、あまり目ぼしい離着陸機がなかったこともあって、コールサイン「ジャパンフォーススケジュール92」で飛ぶ基地間輸送便のC-1を撮影しました。C-1はほぼ毎日のようにやってくるので、コールサインが「ジャパンフォーススケジュール」だと、真っ先に思いつくのが「C-1だ」ということです。 このC-1という輸送機ですが、普段KC-767やC-130Hを見慣れている私からすると、ともかく「うるさい」のひとことです。それもそのはず、C-1が搭載しているエンジンは、2世代も前のB727と同じもの。予算の問題もあるでしょうけど、基地周辺住民の騒音軽減のためにも、早くC-2へのリプレースをしてほしいと思います。 |
|
|
|
|
午前11時に基地内にサイレンが鳴り響き、隊員たちが集まり始めました。 |
そして、作業自動車も移動を始めたのです。いったいこれから何が行われるのでしょう? |
|
|
|
リアのカーゴドアを開けて担架を運び出したのです。これが事故によるけが人なら大変なことですが・・・。 |
それほどの緊張感はなかったので、きっと訓練だったのでしょう。 |
|
2016年10月21日(金)、この日の小牧基地は何となくいつもと違う空気が流れていました。それが何なのか最初はわからなかったのですが、午前11時にサイレンが鳴ったことで「何かが始まる」と思ったのです。 午前8時30分にC-130Hが2機編隊で飛んで行ったのですが、午前11時15分に2機が続けて戻って来て、後発だった82号機はわざわざE-4まで滑走路を走行したのち、空中給油機KC-767の前付近に停止ししました。そしてリアのカーゴドアを開けて、担架を下ろし始めたのです。 これが本当のけが人なら大変なことですが、展望デッキから見た感じではそれほどの緊張感はなかったので、何かの訓練が行われたのでしょう。それが災害派遣を想定したものなのか、それとも海外で実施しているPKO活動時のものなのか、いったい何だったのでしょう。 |
|
|
|
|
|
2016年10月2日(日)、前日に飛来してナイトステイしていた入間基地所属のガルフストリーム「U-4」が、午後1時にタクシーアウトしました。この機体自体はしばしば小牧基地にやって来ているので、それほど珍しいものではありませんが、1泊して翌日の帰投というのはあまりないような気がします。 展望デッキで話をしたマニアの方の話ですと、「平」の隊員はC-1で移動するので、U-4に乗れるのは「幹部」だけだろうとのことでした。入間から1泊2日で小牧にやって来ていた「幹部」とは、いったいどんな人だったのでしょうね。 |
|
|
|
久しぶりに平日の名古屋空港にやって来ましたが、やぱり平日はいいと思いました。 |
それも1stでいきなりイーグルですから、うれしさがこみ上げてきます。 |
|
|
|
|
|
まずは先行した複座のF-15DJ「イーグル」がラインナップアンドウェイト。 |
コールサイン「キャッスル51」であっという間にローテーション。 |
|
|
とその直後、機首を天に向け上昇開始。「ハイレートクライム」です。 |
久しぶりに「ハイレートクライム」に遭遇しました。ビデオに撮るのは難しいです。 |
続いて単座のF-15J「イーグル」がコールサイン「キャッスル52」でローリング。 |
今度も「ハイレートクライム」するのかと、ちょっと期待しながら追いかけました。 |
|
|
|
2016年9月30日(金)、この日朝から三菱重工小牧南工場からイーグルの甲高いエンジン音が聞こえていました。そして午前8時35分、複座のF-15DJ「イーグル」が出てきました。登録番号は02-8072なので新田原基地配属の「イーグル」でしょうか。 02-8072がW-1に到着したころ、もう1機「イーグル」が出てきました。今度は単座のF-15J「イーグル」で、登録番号82-8898から調べると、こいつも新田原基地配属の「イーグル」でした。 先にラインナップアンドウェイトした02-8072がエアボーン。その直後、機首を天に向け上昇開始。久しぶりに「ハイレートクライム」に遭遇しました。今度はビデオ撮影しましたが、戦闘機のスピードの速さに追いつけません。もっと慣れないと・・・。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
部隊マークもしっかり貼ってありました。 |
上空通過後後、再び加速して飛び去って行きました。 |
2機のイーグルがテスト飛行に出発し、2機の空中給油機KC-767が出発した直後、コールサイン「マンボ83」が無線機から聞こえてきました。「マンボ」は岐阜基地のコールサインで、名古屋空港上空をローアプローチして岐阜へ帰投する航空機がよくコンタクトしてきます。しかし、「マンボ83」はナゴヤTWRから着陸許可をもらったのです。 これはT-4かC-1かなと思っていたところ、遠くから機影が見えてきて、近くまでやってきたところで「ファントム」であることがわかりました。タッチダウンしたファントムには部隊マークがなく、装備品も外されていたので、IRANにやって来たのだと思いました。 ファントムが三菱重工小牧南工場に入って行ってしばらくして、今度はVHFでは一切交信せずに1機の戦闘機がやって来ました。慌ててビデオ撮影をしてみると、こいつは岐阜基地の「12-8078」であることがわかりました。VHFでは一切交信しなかったところをみると、PARアプローチしてそのまま岐阜基地へ帰投したのだと思いました。 |
|
午前9時35分、コールサイン「キャッスル52」で、あとから離陸した02-8988が先に戻って来ました。 |
あとから離陸したのに、先に戻って来たのは何かわけがあるのかと気になりました。 |
|
|
|
|
午前9時46分、コールサイン「キャッスル51」で先に離陸した02-8072が戻って来ました。 |
1時間10分ほどの飛行時間だったので、特に長かったわけではありません。 |
|
|
|
午前9時30分を回ったところで、ナゴヤTWRにコールサイン「キャッスル52」がコンタクトしてきました。キャッスル52ということはあとから出発した単座のイーグルが先に戻ってくるのです。通常は出発した順に戻って来ることが多いのですが、何かわけでもあるのかと少し気になってウォッチしていました。 午前9時35分、何事もなくタッチダウン。別にエマージェンシーじゃないんだと安心した直後、タクシングするイーグルから変な音が聞こえてきました。どこから出ているのかはっきりとはわかりませんでしたが、前輪ギアあたりでしょうかね。多少機体も不規則に上下に動いていたようです。 それから10分ほどして、今度は先に離陸した「キャッスル51」がナゴヤTWRにコンタクトしてきました。1時間前にハイレートクライムした機体です。私個人的には、イーグルは単座のほうがカッコいいと思っていますが、こうして2機を立て続けにウォッチしてみると、どちらも同じくらいカッコよく思えました。 |
|
|
私がこの光景を見るのがこれが2度目。W-1からフルレングスで滑走する際に行われるのです。 |
おや、タクシングしながら進行方向いちばん右側の第4エンジンを停止させていました。 |
|
|
|
|
|
|
朝から数機のC-130Hが飛行訓練を行っていましたが、午前10時15分過ぎ、1機のC-130HがE-2から滑走路を横断し、W-2に入って来ました。以前にも一度KC-767がこれを行ったことがあり、その時はW-1からフルレングスDEPしたのです。しかし、このC-130HはナゴヤTWRにハイスピードタクシーをリクエストしたのです。 そして、このC-130Hは第4エンジンを停止させていました。これは万が一1基のエンジンに問題が起きた時に備えての地上走行訓練のようでした。3基のエンジンで地上を走行したのち、E-5から滑走路を離れ再びE-2から滑走路を横断してW-2へ向かいました。 W-1から再び滑走路に進入し、今度はフルレングスDEPでエアボーン。ほかのC-130Hと同じように、飛行訓練を行うために飛び去って行きました。 |
|
午後1時過ぎにF-4EJ改「ファントムU」が出てきました。コールサインは「キャッスル41」。いつもの3rdよりもちょっと早いです。 |
私は初めてRW16使用時のテスト飛行を見たのですが、もしやW-7からインターセクションDEPかと思ったのですが・・・。 |
|
|
|
|
|
午後1時43分、さきほどテスト飛行に出発したファントムがいったん上空を通過。 |
ハワイの空港でも米軍がやっていました。この着陸方式は戦闘機ならではです。 |
|
|
ファントムのタッチダウンといえば、やはりパラシュートによるブレーキング。 |
相変わらずちょっと小ぶりな紅白のパラシュートを開きました。 |
|
W-3から離脱するかと思いましたが、そのままタクシングしてW-2へ。 |
ここでエアコンの付いていないファントムはウインドシールドを開けました。 |
|
|
|
平日にあまり空港に来れない私にとって、あと何回ファントムを見られるかです。 |
それにしても戦闘機って寿命が長いですね。半世紀近く飛んでいるのですから・・・。 |
お昼を過ぎても戦闘機が出てこなかったので、この日は2ndがないなあと思っていました。持参しているおにぎりで昼食を済ませ、午後にスタンバイをしようと思っていたところ、1機のファントムが出てきました。今まで午後1時に出てきたのを見たことがなかったので、ちょっと私は驚きました。私は今回これを3rdと書きましたが、もしかしたら何らかの理由で2ndで出発するのが遅れたのかもしれません。 出てきたファントムはW-7からインターセクションDEPするんだろうかと思って見ていましたが、やはり戦闘機はインターセクションDEPしないようです。W-9への誘導路が閉鎖中のため、W-7から滑走路を横断してE-5へ。小牧基地側の誘導路を通ってE-6からラインナップアンドウェイト。私にとって初のRW16での離陸撮影でしたが、想像通り枠から外してしまいました(汗)。 午後1時過ぎに離陸したファントムでしたが、わずか45分で戻って来ました。そして空港上空をいったん飛行し、レフトベースで再びファイナル。この着陸前の動作はホノルル空港でも米軍がやっていたので、戦闘機には定番の飛行なのでしょう。タッチダウン後はかわいいパラシュートを開いてブレーキング。W-2から滑走路を離れ、私たちのいる展望デッキ前を通過して戻って行きました。 |
|
コールサイン「マンボ」で接近してくるトラフィックがありましたが、またいつものT-4か何かだと思っていたのですが・・・。 |
近づいてきてそれが、シルバーの「C-1」であることがわかりました。前もってわかっていたら、ビデオを回したのですけどね。 |
|
|
2016年8月31日(水)、有給休暇を使って、平日の名古屋空港にやって来ていました。MRJは1号機があんなことになっているので、この日飛行試験を行なうとは思っていませんでしたが、久しぶりに「IRAN」でも見ようと思っていたのです。 ところがこの日、1機もテストフライトに出てこなかったのです。私が平日の名古屋空港の展望デッキに通って、1機も戦闘機が飛ばなかったのは、7月1日の「安全の日」に続いて2度目のこと。そんななかにあって、数少ない収穫だったのがこの「C-1FTB」をゲットできたことでしょうか。 以前からミリタリー系のウェブサイトなどで、岐阜基地にシルバーのC-1が配備されているのは知っていましたが、これだけ名古屋空港に通って遭遇できないのだから、きっと岐阜基地付近しか飛行しないのだと思っていたのです。いやー、ホント休暇取って名古屋空港に行ったのですから、何も収穫なくては帰れませんよね(^O^)。 |
|
同じ日、入間基地から飛来していたC-1が出発しました。 |
これまたあまり遭遇した記憶のないRWY16からのローリング。 |
|
C-1もC-2が量産化されると、そのうちに姿を見ることがなくなるわけですね。 |
私はこいつがあまりにもうるさいので嫌いなのですが、飛行機好きとしては記録に残しておかなくては。 |
小牧基地にはほぼ毎日のように、入間や新田原からC-1輸送機が飛来しています。なのでそれほど珍しい機体ではないのですが、シルバーの1号機と比較するためにここに載せることにしました。 ご覧のとおり、1号機と量産機は見ただけで違いがわかります。1号機は試作機に近い存在だったようなので、量産機と若干の違いがあっても不思議ありませんが、ここまで違いがあるというのは、ほかに例がないのではないでしょうか。うるさくて仕方のないC-1ですので、早く後継のC-2にその役目を引き継いで引退してほしいと思っています。 |
|
エアバンドレシーバーから聞き慣れないコールサインのトラフィックが接近しているこを知りました。 |
コールサインは「オーロラ・ナイナースリー」。それがヘリだとはうすうすわかっていたのですが・・・。 |
|
|
2016年8月7日(日)、名古屋空港展望デッキでウォッチしていると、エアバンドレシーバーから聞き慣れないコールサインが聞こえてきました。「オーロラ・ナイナースリー」というもので、セントレアAPRの「119.175MHz」にコンタクトしたのち、いったん「121.050MHz」に入りました。121.050は通常セントレアへの誘導用なので、このままセントレアに着陸するのかと思っていました。 しばらくして再び「119.175MHz」に戻って来たと思ったら、今度はナゴヤTWR「118.700MHz」にコンタクトしてきました。「おお、こっちに来る。オーロラって何だろう?」とトラフィックが接近してくるのを待ちました。しばらくして「ドアラ」ポジションをリポートしたところで、名古屋空港へのローアプローチをリクエスト。どうも滑走路上空を通過して行くようでなのです。 見えてきたのは今まで見たことのない色のヘリ。機体には「海上自衛隊」「93」と印されていました。帰宅してネットで調べたところ、南極観測船「しらせ」に搭載されているヘリだとわかりました。この日は三菱重工はお休みだったので、「IRAN」ではありません。上空をローアプローチしたのち、北へ向かって飛び去って行ったので、目的地は「岐阜基地」だったのかもしれません。それにしても「オーロラ」というコールサインはステキです。 |
|
|
|
2016年7月1日(金)、
梅雨の間の晴れの予報だったこの日、私は休暇をとって名古屋空港にやって来ていました。もちろん平日でないと撮影できない機体を狙ってのことでしたが、MRJこそゲットできたものの、KC-767や三菱重工による戦闘機のテスト飛行が一切行われなかったのです。 私は7月1日ということで、自衛隊関連の何かの記念日なのかと思いました。その後、各務原から戻って来た知り合いが、「今日は1機も飛ばなかった」と言っておられたのです。彼がスマホでいろいろ調べたところ、7月1日は安全の日ということらしいと教えてくれました。 ネットで検索すると、確かに7月1日が航空自衛隊安全の日と書いてあるものもありましたが、ほかにも7月2日説のものや7月3日説も出ていました。今年の場合、7月2日と3日が土日にあたったので、直前の1日を安全の日にしたのかもしれません。 |
|
|
いつもながらの甲高いエンジン音を残してローテーション。 |
運動性能のすばらしさを誇示するように、あっという間にエアボーン。 |
|
|
|
2016年5月31日(火)、しばらく平日の名古屋空港に来ていなかったこともありますが、久しぶりに三菱重工による戦闘機のテスト飛行に遭遇しました。午前9時ちょうど、この日の1stで小松基地所属のF-15J「イーグル」が出てきました。コールサインはご存じのとおり「キャッスル51」です。 三菱エプロンを出たF-15J「イーグル」は、独特の甲高いエンジン音を醸し出しながら展望デッキ前を通過。いつものようにW-1からフルレングスでローリング。滑走距離はめちゃくちゃ短いのですからインターセクションDEPでも十分なのに、必ずと言っていいフルレングスでの離陸。あっという間にリフトオフして遠くに飛び去って行きました。 |
|
午前10時15分、1時間10分のテスト飛行から戻って来ました。 |
いつもながら、背中のスポイラーを立て、機首を上げたままのタッチダウン。 |
|
|
W-5誘導路から滑走路を離脱。 |
三菱重工の工場内に戻って行きました。 |
午前9時ちょうどにテスト飛行に出発して行った小松基地所属のF-15J「イーグル」が、約1時間10分後に戻って来ました。だいたい1回の飛行時間は1時間なので、今回のテスト飛行は若干長めに行われたでしょうか。 F-15J「イーグル」のランディングはちょっと特徴があります。背中のスポイラーを立てて、機首を上げたままの姿勢で滑走するのです。見ていると仰向けにならないのか心配になるのですが、そこまで機首を上げることはパイロットもしないのでしょうね。 |
|
|
|
やばい、MRJ2号機が戻って来ました。 |
というわけで離陸シーンはありません。 |
|
午後1時17分、約1時間のテスト飛行を終えてファントムが戻って来ました。 |
ファントムのランディング時にはパラシュートが開きますので心して待っていました。 |
|
|
|
午後0時10分、いつもの2ndよりも少し遅い時間でしたが、この日の2ndとして岐阜基地飛行開発実験団所属のF-4EJ改「ファントムU」が出てきました。ファントムはコクピットに空調がないため、地上走行時にはシールドを上げていることが特徴ですね。 この日はMRJ2号機が初飛行を行っていましたが、残念なことにこいつが離陸する直前に戻って来てしまったのです。もちろん撮影のターゲットはMRJ2号機に決まっていますので、ファントムのテスト飛行出発の撮影は中断。でも、1時間後に帰還したときはバッチリ撮影しましたよ。 |
|
午後1時30分過ぎ、岐阜基地へ帰投する途中のファントムがタッチアンドゴー。 |
何だか急激に高度を下げてのタッチアンドゴーだったので、展望デッキがざわつきました。 |
|
|
|
午後1時30分、岐阜基地に帰投する「ファントム」がナゴヤTWRにコンタクトしてきました。コールサインは「マンボ」。実は私のエアバンドレシーバーは戦闘機が使用する帯域のUHFを受信できないので、VHFでも同時送信しているナゴヤTWR側のみをウォッチングしていたのですが、ナゴヤTWRが周囲のトラフィックに対して「エフフォー・タッチアンドゴー」と告げたのです。 その直後です。あまり高度を下げずにファイナルアプローチしてきたファントムが、急に高度を下げてタッチアンドゴーを敢行。その高度の下げ方があまりに不自然だったので、展望デッキで見ていた戦闘機マニアのおじさんたちがどよめきました。「今のは何?」「管制塔がタッチアンドゴーって言ったので、急にやったんじゃない?」ってな会話が聞こえてきました。 |
|
|
|
|
わずかの滑走でローテーション。 |
そして軽々とエアボーン。 |
|
|
午後2時30分、
この日の3rdで築城基地所属の「F-2B」が出てきました。これがこの日3機目のテスト飛行なのですが、私が平日の名古屋空港で見てきた中で、1st、2nd、3rdと1機ずつ出てきたのは初めての経験です。 F-2Bは複座のF-2。F-15J「イーグル」の場合、単座のほうがカッコいいと思うのですが、F-2に関しては単座のF-2Aと複座のF-2Bで特別な違和感を感じません。実にバランスのとれた戦闘機だと思いますね。 |
|
午後3時47分、約1時間のテスト飛行から帰還。 |
この日はまる1日楽しめました。 |
|
最初におもりのような白い物体が出てきて・・・ |
そのあとで黄色いパラシュートが出てくるのです。 |
|
|
午後3時47分、約1時間のテスト飛行を終えてF-2Bが戻って来ました。この日、この時間まで展望デッキに留まっていたのはこいつのランディングを見るため。つまりパラシュートが開くシーンを見るためでした。 F-2Bのパラシュートは鮮やかな「イエロー」。それにF-4EJ改「ファントムU」のものと比べるとかなり大型です。タッチダウン後、すぐに機体後方からおもりのような白い物体が出てきて、それに引っ張られるようにパラシュートが出てきます。この日は「3rd」でのテスト飛行が行われたおかげで、まる1日楽しむことができました。 |
|
|
先日までの地上走行試験の時と同じく、滑走路を横切って小牧基地側へ向かいました。 |
初飛行の時くらい、名古屋空港側のタクシーウェイを通ってほしかったです。 |
|
|
午前8時45分滑走路に進入して・・・ |
午前8時47分、力強く加速しエアボーン。 |
|
|
|
2016年4月22日(金)、20日に一度フライトキャンセルして迎えたこの日、朝まで雨が残っていたので、またキャンセルになるのではないかと思っていました。しかし、天気は午前8時を過ぎた頃から晴天になり、天候の問題はなさそうな雰囲気になりました。 そして午前8時40分、X-2ステルス実証機は三菱重工小牧南工場から出て、今までの地上走行試験の時と同じようにW-6誘導路から滑走路を横断し、小牧基地側へ向かって行きました。その後、E-1まで最後のタクシングをしてラインナップアンドウエイト。午前8時46分にローリング開始。あっという間にエアボーンし、2機のチェイサーといっしょに飛び去って行きました。 これでX-2ともお別れかと思うと、ちょっぴり寂しい気持ちになりました。もちろんこれからも各務原に行けば見らえるでしょうし、時折整備で三菱重工小牧南工場に戻って来ることもあるでしょう。まずは初飛行に成功してよかったと思います。 |
|
|
|
三菱エプロンから出たのち、2月24日の時と同様に滑走路を横断し、小牧基地側へ向かいました。 |
わざわざ小牧基地側に向かう理由は機密保持のためなのでしょうか。 |
E-4誘導路に入ったのち、小牧基地内を延々と南に進んで行きました。 |
展望デッキからは遠いですが、自衛隊機とのツーショットが見られるのはいいのですけどね。 |
|
|
どうやら原因はマイナートラブルとのことです。 |
左リアタイヤがパンクしているようにも見えます。 |
2016年4月5日(火)、先週に引き続き私は名古屋空港にやって来ました。週間天気予報が晴れの予報を出していたし、何より日柄が「大安」だったからです。私はそろそろX-2ステルス実証機が飛行するのではと思っていたのです。 午前8時前に展望デッキに到着した際、すでに数社のテレビ局が取材に来ていたので、私の予感は的中したと思いました。その中に某テレビ局の知っている記者を見つけたので話をしてみると、この日最後の地上走行試験を行うとのことでした。午前10時ちょうど、三菱重工小牧南工場内からX-2ステルス実証機が出てきました。そして2月24日と同様に、滑走路を横断し小牧基地側に入って行きました。 基地内エプロンを延々と走行し、ようやくE-1に到着。さあ、フルスロットルかと思いきや、何だか元気なく滑走路を低速走行して戻って行ってしまいました。あとで再び知り合いの記者に尋ねてみると、三菱重工からマイナートラブルが発生したので中止したとの発表があったそうなのです。写真を見ると左リアタイヤがパンクしているようにも見えます。これが原因なのかもしれません。 |
|
この日の「2nd」でF-4EJ改「ファントムU」(77-8399)が出てきました。 |
3月30日にも目撃した新田原基地所属のファントムで、コールサインは「キャッスル41」。 |
|
午前11時57分、滑走路に進入しフルスロットル。 |
強力なターボファンエンジンで一気にリフトオフ。 |
|
|
約1時間のテスト飛行を終えて戻って来たのち、一度ローアプローチを敢行しました。 |
そしてちょうど私たちの目の前で大きく右旋回。戦闘機特有の着陸パターンですね。 |
|
戦闘機配備の基地だと・・・。 |
この光景が日常なのですね。 |
離陸後ジャスト1時間でタッチダウン。 |
私はパラシュートを開く瞬間を見るのが大好き。 |
|
|
|
この日の三菱重工の戦闘機テスト飛行は、お昼前の「2nd」から始まりました。午前中は「X-2ステルス実証機」の地上走行試験に時間を空けてあったのでしょう。X-2があのような結果になったため、展望デッキの戦闘機マニアのおじさんたちからは、喜びの声が上がりました。 テスト飛行に出てきたF-4EJ改「ファントムU」は、先日3月30日に目撃したのと同じ新田原基地所属の77-8399でした。1度整備にやって来ると、何度かテスト飛行を行うようですね。コールサインは「キャッスル41」。およそ1時間のテスト飛行を行い、再び三菱重工小牧南工場に戻って行きました。 |
![]() |
|
コールサインは「キャッスル21」。 |
滑走路に進入していったん静止。 |
|
|
いつもなら1時間前後で戻ってくるのですが、この日のキャッスル21は1時間30分も飛んでいました。 |
そしてこれまたいつもと異なり、タッチアンドゴーを敢行したのです。 |
|
|
|
上昇後はすぐにVFRパターンに入って・・・。 |
滑るようにランディングしました。 |
|
|
午後2時30分、F-2Aがこの日の「3rd」で出てきました。レジは93-8551でしたので、あとで調べてみたら、築城基地所属のF-2Aでした。この時間からテスト飛行をするのは、最近では珍しいことです。これも午前中にX-2ステルス実証機の地上走行試験があったためでしょう。 午後2時38分、コールサイン「キャッスル21」でエアボーンし、戻ってきたのは午後4時を回った頃でした。しかし、いつもならすぐにランディングするのに、この日はタッチアンドゴーをリクエスト。さきほどのF-4EJ改「ファントムU」も一度ローアプローチしたので、この日は何だかいつもと違っていたのです。 タッチアンドゴーのあとはVFRパターンで再びファイナルアプローチ。ランディング後は私の大好きなパラシュートを開いてブレーキング。たまにパラシュートを開かずにブレーキングすることもあるので、開いてくれると何だかとってもうれしいです。 |
|
2016年3月30日、この日の1stで新田原基地所属のF-4EJ改「ファントムU」(77-8399)が出てきました。 |
ファントムは私の好きな戦闘機のひとつ。クラシックなスタイルで今でもファンが多いです。 |
|
|
そして午前9時05分、ローリング開始。 |
いつもながら、短い滑走距離でエアボーン。 |
|
|
|
離陸後およそ1時間で、南の空に戻って来ました。 |
そして午前10時過ぎにタッチダウン。 |
すぐにパラシュートを出してブレーキングの準備開始。私の大好きな瞬間がやって来ました。 |
F-4EJ改「ファントムU」のパラシュートはかわいいんです。 |
|
|
|
2016年3月30日、この日は朝8時から名古屋空港にやって来ていました。そして1stの時間となった午前9時ちょうど、新田原基地所属のF-4EJ改「ファントムU」 がコールサイン「キャッスル41」が出てきました。管制官の「ラインナップアンドウエイト」で滑走路に進入。爆音とともにあっという間に飛び去って行きました。 この日の三菱のテスト飛行はこの1機のみでした。多い時には一度に3機出てくることもあるのに、この日は年度末の前日ということもあってか、ちょっと物足りなさを感じる結果になってしまいました。それでもタッチダウン後はパラシュートを開いて減速。「これぞファントム」という映像を撮ることができました。 |
|
|
|
三菱エプロンを出たあと、滑走路を横切り小牧基地側の誘導路に入って行きました。 |
この日は中谷防衛大臣が地上走行試験を視察に訪れていたそうです。 |
|
|
|
|
|
|
X-2ステルス実証機が工場内に戻ったのち、小牧基地から黒塗りとバスがやって来ました。 |
この黒塗りのどちらかに中谷防衛大臣が乗っていたのだと思います。 |
2016年2月24日、この日は「X-2」ステルス実証機が出るような気がしたので、朝から名古屋空港展望デッキにやって来ていました。私の予想は的中していたと、展望デッキに着いた瞬間に気づきました。朝8時から展望デッキが飛行機マニアでいっぱいだったのです。早く到着してよかったです。もう少しでフェンス越しに撮影する場所がなくなるところでした。 午前9時30分、三菱エプロンから誘導路に出るところに付いている回転灯が回り、工場内からX-2ステルス実証機が出てきました。この日は通算3回目の地上走行だそうで、中谷防衛大臣が視察に訪れていたそうです。3度の地上走行のうち2度も遭遇できた私はラッキーだったかもしれません。 問題がひとつありました。それはこの日、MRJも飛行試験を行ったのです。MRJがタクシーアウトしたとき、ちょうどX-2ステルス実証機がこの日1回目の走行試験を行っている最中で、どちらを撮影するのか困ってしまいました。結局どちらも撮影することができましたが、欲を言えばどちらかの試験があと30分前後してくれていたら最高だったのですけどね。その代り、2機がすれ違うというこのうえないレアな風景を見ることができました。 |
|
|
|
|
|
|
|
平日の名古屋空港展望デッキは三菱重工から出てくる戦闘機をウォッチしているおじさんたちがたくさんいらっしゃいます。前述したようにテスト飛行は1日3回ありますが、この日は展望デッキが凍結していて、「1st」が始まる直前にオープンになりました。 最初に出てきたのはF-4EJ改「ファントムU」でした。調べたところ、那覇基地所属の「07-8428」でした。戦闘機ウォッチャーのおじさんたちの中にも熱狂的なファントムファンの方がおられます。まもなくF-35が実践投入されると、ファントムを見ることもどんどん少なくなっていくのでしょう。 |
|
|
|
|
|
|
バラバラでご紹介していますが、実は↑のF-4EJ改「ファントムU」とこのF-15DJ「イーグル」は、三菱重工から連続で出てきました。どのようにして飛行する順番を決めているのかわかりませんが、「1st」で出すか「2nd」で出すかくらいは予め決めてあると思うのが自然です。 このF-15DJ「イーグル」は前日にもテスト飛行を行っていた機体でした。私が平日2日か続けて名古屋空港展望デッキにやって来ることはめったにないので、もしかしたら2日連続でのテスト飛行実施は普通のことなのかもしれませんけどね。 |
|
|
|
|
|
|
3機目はあの東日本大震災の津波被害に遭った松島基地所属の「F-2B」(33-8122)でした。この日のフライトはコールサインが「キャッスル21」ではなく、「マンボ・ホワイト」だったので、もしかしたらすでに自衛隊側に引き渡したのちに、何らかの理由で三菱重工にドック入りしていたのかもしれません。 私は本来ミリタリーマニアではないので、こうして淡々と撮影してきた戦闘機たちをHPにUPしていますが、お住いの地域に航空自衛隊基地のないマニアの方からすれば、きっとすごくうらやましい環境にいるのでしょうね。だって、名古屋空港展望デッキにいれば、国内全戦闘機たちを、すべて捕獲することができるのですから。 |
|
|
|
|
|
|
|
三菱重工小牧南工場から出てくる戦闘機たちのテスト飛行時間はおよそ1時間。この日は「1st」で3機が連続で出発して行ったので、戻ってくるときも連続で戻ってくるのかななんて考えながら、あっという間に1時間が過ぎました。 最初に戻ってきたのはいちばん先にコ−ルサイン「キャッスル41」で出発した那覇基地所属の「F-4EJ改「ファントムU」でした。ファントムのランディングは私が楽しみにしている1シ−ンでもあります。なぜならパラシュートを開いてブレーキングするからです。 |
|
|
|
|
|
|
|
2番目に戻って来たのはコ−ルサイン「キャッスル51」でエアボーンした新田原基地所属のF-15DJ「イーグル」でした。飛行時間はやや長めの1時間30分。前日に引き続いてのテスト飛行は何を意味しているのでしょう。 F-15は機体デザインは洗練されていると思います。2枚の垂直尾翼は非常に特徴的ですし、薄っぺらい胴体もしかり。どこにエンジンがマウントされているのか不思議なくらいです。ただ、ランディングを見るのはややつまらない感があります。 |
|
|
しかし午前10時24分、こちらもやや長めのテスト飛行から戻って来ました。 |
今回はパラシュートが開く瞬間をパラパラ風に写真を並べてみました。 |
逆光なのが残念ですが、こうして写真を並べてみるのもいいものですね。 |
パラシュートによる減速Gはどのくらいパイロットが感じるのか知りたいです。 |
|
|
|
3機目はコールサイン「マンボ・ホワイト」でエアボーンした松島基地所属の「F-2B」でした。コ−ルサインが「キャッスル21」でなかったので、テスト飛行ではなく、岐阜基地に飛行したのかと思っていましたが、ちゃんと戻って来ました。 どうしてこの日のF-2が「キャッスル21」を使わずに「マンボ・ホワイト」だったのか、正確なところはわかりませんが、展望デッキにいたマニアのおじさんに尋ねてみたところ、「津波被害のF-2はマンボだよ」って言っていました。 |
|
|
|
|
|
午前11時18分ローリング開始。 |
今回はちゃんとエアボーンしました。 |
|
|
|
午前11時10分、ちょっと早いこの日の「2nd」が始まりました。まず出てきたのは、昨年11月30日に岐阜基地に緊急着陸した百里基地所属のF-4EJ改「ファントムU」でした。コールサイン「キャッスル42」でテスト飛行に出発して行きました。 先回見たのは今年の1月21日でしたが、その時は滑走路に入ったものの、ローリングすることなくW-2誘導路から出てきて、三菱重工小牧南工場に戻ってしまいました。しかし、この日はそんなことはなく、大空に向かい羽ばたいていきました。 |
|
さきほど離陸したばかりのF-4EJ改「ファントムU」がわずか20分ほどで戻って来ました。 |
単なる最終チェックだったのか、それともまだ何か問題があるのかはわかりません。 |
|
|
|
|
さきほど離陸していったばかりの百里基地所属のファントム「47-8327」がわずか20分足らずで戻って来ました。ほかのテスト機と違い、単なるチェックだったのかもしれませんが、あまりにも早い帰還だったので、ちょっとビックリしました。 ファントムって私たちの年代の人間からすると、戦闘機の代名詞みたいなものなのです。過去には騒音公害訴訟もありましたしね。そのファントムも後継機となるF-35Aの配備が始まる数年後には役目を終えることになります。こうしてファントムのパラシュートを見ることができるのも、あとわずかとなりました。 |
|
|
|
|
午前11時40分、W-1から滑走路に進入。 |
短い滑走でエアボーン。 |
|
|
|
先ほど着陸したファントムと入れ替わるように、今度は新田原基地所属のF-15DJ「イーグル」(02-8071」が出てきました。この機体も先日テスト飛行をするのを見た機体でしたので、何度目かのチェック飛行なのでしょう。イーグルは配備機数が多いこともあり、名古屋空港展望デッキでもいちばん多く見ることができる戦闘機です。 この日も本来はMRJの飛行試験再開を期待してやって来たのが目的だったので、お昼になったところで撤収することにしました。平日の名古屋空港展望デッキに来ると、本当に賑やかな風景に出会えていいですね。 |
|
小牧基地から珍しい飛行機がタクシーアウトしました。 |
まもなく絶滅する「YS-11」です。 |
|
|
この日、とても珍しい飛行機を見かけました。それはYS-11だったのです。国内民間機ではすでに全機が引退してしまったYS-11ですが、自衛隊機としてはこうしてまだ現役で残っています。このYS-11の飛行任務について詳しくはわかりませんが、余命幾ばくもないYS-11の飛行風景を見られる数少ない機体です。 自衛隊に何機のYS-11が残っているかわかりませんが、戦後初の国産旅客機だったYS-11。そして後継機とも言える「MRJ」が大空を舞い始めた昨今、名古屋空港で2機が並ぶ機会がないか、今私はそんな期待を持っています。 |
|
|
|
|
|
航空自衛隊所属の全戦闘機はすべて三菱重工小牧南工場で整備を受けるため、名古屋空港展望デッキにいれば、すべての戦闘機に遭遇できる可能性があります。ただ、プー太郎でもない限り、毎日通い続けるのは不可能ですけどね。 この日の1stで最初に出てきたのは三沢基地所属の「F-2B(43-8128)」でした。コールサインは「キャッスル21」。キャッスルは三菱のテスト飛行用のコールサインで、21の2はF-2用の2、最後の1はその日1番目ということになります。 |
|
|
|
|
|
三菱重工のテスト飛行は1日3回あります。マニアの間では午前9時を「1st」、お昼前を「2nd」、そして午後2時台を「3rd」と呼んでいるようです。この日の1stでは「F-2B」に続いてF-15DJ「イーグル」が出てきました。F-15J「イーグル」はまだ工場の中にいて、姿が見える前から独特な甲高いエンジン音が聞こえてくるのでわかります。 この機体は新田原基地所属でした。私はミリタリーマニアではないので、全国の航空自衛隊基地について詳しくないのですが、こうして遭遇した機体の所属基地を調べていると、少しですが全国の自衛隊基地のことがわかってきました。 |
|
午前10時15分過ぎ、コールサイン「マンボ」でF-15J「イーグル」がやって来ました。 |
このF-15J「イーグル」は岐阜基地所属で、タッチ&ゴーを敢行して岐阜に向かうようです。 |
|
|
小牧基地には戦闘機は配備されていませんが、おとなりの岐阜基地にはたくさんの戦闘機が配備されているようです。名古屋空港展望デッキにいると、岐阜基地に帰還する航空機たちが名古屋空港への最終進入コースを使ってアプローチする光景をよく見かけます。 昔、BA(ブリティッシュエアウェイズ)のロンドン−名古屋便が誤って岐阜基地に着陸したことがあったそうです。滑走路の磁方位も全然違うし、何より岐阜基地にはILSがないはずなのに、なぜBAは間違えて着陸したのか。岐阜基地所属の戦闘機がアプローチすると、そんなことを思い出させてくれます。 |
|
午前9時にテスト飛行に出発したF-2Bが約1時間15分のフライトから戻ってきました。しかし、いつもと違いタッチ&ゴーをリクエストしたもよう。 |
というのは戦闘機はUHFで交信するので、私のレシーバーでは受信できないのです。管制塔はVHFでも発信してくれるのでわかるのですけどね。 |
|
|
すぐに右旋回に入りました。 |
F-2のカラーリングが空と一体化しそうです。 |
|
|
|
私はF-2のタッチダウンが好きです。それはずばりパラシュートを開くからです。旅客機では絶対に見ることができない光景。そして同じ戦闘機でもF-15J「イーグル」では見ることができないのです。 午前9時に出発したF-2Bが戻ってきたのは、午前10時15分でした。しかし、いつもと違いいったんタッチ&ゴーを敢行。私が見た限りでは三菱重工から出発した戦闘機がタッチ&ゴーを行ったのを見たのはこれが初ではないかと思います。 |
|
午前10時30分過ぎ、約1時間のテストフライトを終えたF-15DJ「イーグル」が戻ってきました。 |
イーグルのランディングは背中のスポイラーを立ててブレーキをかけながら行います。 |
|
|
私は昔から名古屋空港で飛行機を見ていましたが、平日に来る機会がなかったこともあり、こんなにも「戦闘機」が離着陸しているとは思っていませんでした。知ってしまえば、国内の全戦闘機が三菱重工小牧南工場に整備にやって来るのですから、当たり前といえば当たり前なのですけどね。 この日の1stはF-2Bが1機、F-15DJ「イーグル」が1機の計2機がテストフライトを行いました、多い時だと一度に4機出てくることもあるそうなので、2機はまだ少ないほうなのかもしれません。それにしても名古屋空港展望デッキで戦闘機たちを見ていると、戦闘機の運動能力を高さとカッコよさを再確認させられます。 |
|
|
|
午前11時45分、W-1から滑走路に進入し、短いローリングで軽々とエアボーン。 |
いつも思うのは、インターセクションすればいいのにということです。 |
|
|
午前11時40分、この日の「2nd」が始まりました。私はちょっと早めの昼食をとっていたのですが、戦闘機マニアのおじさんたちが一斉に動き出したので、お昼ごはんを中断してその中に加わることにしました。 三菱エプロンから先に出てきたのは「F-2A」でした。登録番号は「13-8514」で調べたところ築城基地の所属でした。F-2Aはコールサイン「キャッスル22」で管制塔と交信。いつものようにW-1からのフルレングスでエアボーンして行きました。 |
|
|
|
|
いつ見ても、F-15のスタイルには動物的なものを感じます。動物といっても「鳥」なのだと思いますけど。 |
何でそう感じるのか、正直なところ私にもよくわかりません。 |
|
|
この日は1stに続いてお昼前の2ndでも、F-2とF-15がテスト飛行に出てきました。コールサインはF-2Aが「キャッスル22」、F-15DJ「イーグル」が「キャッスル52」でした。F-15の独特な甲高いエンジン音を残してRW34からエアボーン。あっという間に飛び去って行きました。 名古屋空港の展望デッキには、三菱重工で整備した戦闘機のテスト飛行を見るために毎日やって来るおじさんたちがいます。そのおじさんたちと話をすると、いろんなことを教えてくれます。私も会社を定年になったら、その輪の中に入ろうかなと考えています。 |
|
午後0時52分、岐阜基地所属のF-4EJ改「ファントムU」がやってきました。 |
この戦闘機も岐阜基地へ帰還する際に、名古屋空港へのファイナルコースでアプローチしたようです。 |
|
昼食を済ませたのち、お昼前の2ndで離陸したキャッスル便が戻ってくるのを待っていました。そんなとき、無線機から聞こえてきたのが「マンボ」。最初は何がアプローチしてくるのかわかりませんでしたが、近くを飛ぶトラフィックに「F-4アプローチ」と告げたので、次にやって来るのがF-4EJ改「ファントムU」であることがわかりました。 戦闘機たちの無線交信はどれもUHFなので、私のエアバンドレシーバーでは受信できません。しかし、ATCからの交信はUHFだけでなくVHFでも流しているので、私のレシーバーでも受信できるのです。やって来たファントムUはタッチ&ゴーを敢行し、大空へ戻って行きました。 |
|
|
|
|
午後1時8分、今度はフルストップです。 |
タッチダウン後少し滑走路を走行し・・・。 |
|
|
午後1時04分、1時間ちょっと前にテスト飛行に出発していた「F-2A」が戻ってきました。いつもならすんなりと着陸するのですが、この日はいったんタッチ&ゴーを行ったのちに着陸してきました。 着陸後は私の大好きなパラシュートを開いてブレーキング。紺色のボディに不釣り合いな黄色のパラシュート。最近ビデオ撮影をほとんどやっていなかったので、久しぶりにフルストップをビデオ撮影してみました。 |
|
午後1時15分過ぎ、F-2Aに続いてF-15DJ「イーグル」も戻ってきました。 |
タッチダウン後、背中のスポイラーを立ててブレーキング。こんな小さな板で減速できるのでしょうか。 |
|
F-2Aに続いてF-15DJ「イーグル」も戻ってきました。F-15にはパラシュートが付いていないのですが、その代りに背中のスポイラーを立てて減速します。見ているカンジでは、あんな小さなスポイラーを立てたぐらいで減速できるのだろうかと思えるのですが、ちゃんと静止するから驚きです。 このイーグルのフルストップもビデオ撮影してきました。400oズームを購入してからめkっきり減ったビデオ撮影ですが、また撮影回数を増やそうと思っています。ただ、戦闘機たちのエアボーンを撮影するのは速いうえに小さすぎて、なかなか大変なんです。 |
|
2ndの2機が着陸するのを待っていたかのように、さきほどタッチ&ゴーを行ったF-4が再び戻ってきました。 |
今度もタッチダウン後、再び上昇を開始。F-4の離着陸シーンを見られるのもあと数年ですね。 |
|
2機のキャッスルが着陸し、これでこの日のテスト飛行は終了となりましたが、再び「マンボ」がアプローチしてきました。やってきたのはまたも「F-4EJ改・ファントムU」でした。帰宅後パソコンで撮った写真を見て、同じ機体が2度もタッチ&ゴーを敢行したことがわかりました。 平日の名古屋空港展望デッキに来れば、三菱エプロンから出てくる戦闘機のテスト飛行に遭遇できる可能性はかなり高いのですが、こうして岐阜基地所属の戦闘機のタッチ&ゴーを何度も見られるのは少ないと思います。それも終焉間近のF-4戦闘機なので、これは貴重な写真になるかもしれません。 |
|
2016年2月11日(木・祝)、展望デッキには大勢の飛行機マニアが集まっていました。 |
何だろうと思って見ていると、何と三菱重工小牧南工場から「X-2」ステルス実証機が出てきたのです。 |
|
|
|
おや、通常の戦闘機たちと異なり、W-4からインターセクションしましたよ。 |
おかげで展望デッキからでも、エンジンの排気口がよく見えました。 |
|
|
|
2016年2月11日(木・祝)、前日にMRJが飛行試験を再開してしまったので、連日飛ぶことはないだろうと思いながらも、万が一のことがあるといけないので、いつものように午前8時過ぎに名古屋空港展望デッキにやって来ました。到着して驚いたのは、展望デッキの人の数の多さ。まさか、これだけの数の人が飛ぶかどうかもわからないMRJを見に来たとは思えず、もしかしたらもしかするぞと思いながら、フェンス越しにスペースを確保することにしました。 午前9時45分頃、展望デッキにどよめきが起こりました。三菱エプロンに「X-2」ステルス実証機が姿を現したのです。、いっせいにみんながカメラを手に取りました。「X-2」は三菱エプロンから出ると、事前のうわさを払しょくしてこちら側の誘導路に入りました。F-2戦闘機の初走行の際は、滑走路を横切り小牧基地側をタクシングしたので、今回もそうなるのではとつぶやかれていたのです。 その後W-4誘導路から滑走路に進入しました。滑走路進入後は一旦停止し、エンジンをぶん回していました。それでもF-4やF-15などの戦闘機たちと比べるとエンジンの音は静かに感じました。滑走路上ではゆっくり走行しては停止し、またゆっくり走行して停止。その後、W-6から滑走路離れ、三菱エプロンに入って行きました。 |
|
|
午前9時ちょと前、この日1回目の戦闘機テスト飛行の時間がやって来ました。実はまだ展望デッキが凍結で閉鎖されていたのですが、みんなが騒ぎ出したので、慌てて自動ドアを開けてくれました。 |
ところがW-1から滑走路に進入したところで、ファントムがフライトキャンセル。W-2から滑走路を離れ、三菱に戻ると管制塔に交信してきました。 |
|
|
|
|
2016年1月21日、この日は今年初めて平日に名古屋空港にやって来ました。朝いちばんに用事があったので仕事を休んだのですが、せっかくだったのでその足で名古屋空港にやって来たのです。この日は名古屋に雪が降った翌日ということもあって、午前9時近くまで展望デッキが凍結で閉鎖されていました。 ところが午前9時ちょっと前に、この日1回目の三菱重工小牧南工場に整備にやって来ている戦闘機のテスト飛行の時間が始まってしまいました。初めに出てきたのは「ファントム」でした。展望デッキの前室では戦闘機マニアのおじさんたちが血走っていて、それを見かねた?空港関係者がすぐにデッキを点検して開放してくれたのです。 すぐに展望デッキに出たものの、W-1から滑走路に進入したファントムが管制塔にフライトキャンセルを告げ、W-2から戻ってきてしまいました。キャンセルした理由はわかりませんが、この機体をネットで調べたところ、昨年11月30日にテスト飛行中にトラブルを起こして岐阜基地に緊急着陸した百里基地所属のものだったのです。まだトラブルの原因が残っていたのかもしれませんね。 |
|
ファントムが戻ってきたのと入れ替わりに、F-2Bがテスト飛行に出発しました。 |
F-2だけではありませんが、戦闘機の滑走距離はすごく短いです。500mもあればカンタンにエアボーン。 |
|
|
さきほどのファントムが戻ってきたのと入れ替わりに、次のF-2Bが滑走路に進入しました。もしかしてまたキャンセル?との不安がよぎりましたが、今度は何ごともなく飛び去って行きました。この機体ですが、調べたところ松島基地の配属機だったので、津波被害の1機だったようです。 このF-2は複座型(2人乗り)のF-2Bなのですが、同じ複座でもF-15Jになると単座のほうがスマートでカッコよく見えるのですけど、このF-2に関しては複座のキャノピーでも全くそう感じさせませんね。 |
|
午前9時30分過ぎ、自衛隊の基地間定期輸送便「ジャパン・フォース・スケジュール71」でC-1輸送機がやって来ました。 |
C-1は近くで見るとすごく小さな輸送機なのですが、こうして遠くから見ると大きな飛行機に見えるから不思議です。 |
|
|
午前10時、岐阜基地へ向かう築城基地所属のF-15DJ「イーグル」が、ローアプローチでやって来ました。 |
普段は三菱重工小牧南工場から出てくるテスト飛行のF-15ばかり見ているので、上空通過は新鮮です。 |
|
|
|
午前9時30分に定期便で到着したC-1が、45分後の午前10時15分に、再び「ジャパン・フォース・スケジュール71」で出発。 |
どこから飛来して、どこに飛んで行くのか、実に興味があります。デリバリーと交信して、フライトプランの承認を受けてほしいです。 |
|
|
|
今度は岐阜基地所属のC-1が、上空をローアプローチしていきました。 |
一瞬さきほどの014が戻って来たのかと思いましたが、全く別の機体でした。 |
|
この日いつもの平日よりもC-1輸送機を見る回数が多かったのです。「ジャパン・フォース・スケジュール便」は定例なので当然ですが、岐阜基地で訓練が行われていたのでしょう。さきほどのF-15DJ「イーグル」同様に、名古屋空港の上空をローアプローチして行きました。 C-1輸送機に個人的な恨みはありませんが、ちょっとやかましすぎですね。すでに後継機であるC-2がデビューしているのですから、早くC-2に機材をチェンジして基地周辺の騒音軽減に努めてほしいです。 |
|
午前10時30分、ほぼ1時間前にテスト飛行に出発した松島基地所属のF-2Bが戻ってきました。 |
F-2のランディングギアって本当にちゃちいです。まるでおもちゃみたい。 |
|
|
|
|
三菱重工小牧南工場から出発する戦闘機のテスト飛行時間はほぼ1時間と決まっているようです。この松島基地所属のF-2Bもきっかり1時間で戻ってきました。F-2Bをはじめとする戦闘機たちはC-130HやKC-767などと比べると小さい飛行機です。そのため、ファイナルアプローチしてくる時も、かなり近づかないと個体識別が難しいです。 このテスト飛行のコールサインは「キャッスル21」。このコールサインの使い回しが多いと思います。私はタッチダウン後にパラシュートを開いてくれないかなと期待して待っていました。そしてその期待に応えるように、機体と全く不釣り合いな黄色のパラシュートを開いてくれました。 |
|
午前10時40分、今度は「コスモ」のコールサインで入間基地所属のC-1がやって来ました。 |
「コスモ」は入間基地「第2航空輸送隊」のC-1輸送機用のコールサインです。 |
|
|
|
午前11時25分、入間基地から飛来したC-1が出発。滞在時間は45分くらいでした。 |
航空自衛隊の輸送機って、全国で1日何便くらい飛んでいるのでしょうか。 |
|
自衛隊の輸送機というと小牧配属のC-130「ハーキュリー」と岐阜基地などに配属されているC-1の2機種があります。どちらも普段自然に見ている機体ですし、それほど珍しくもないので、今までほとんど撮影していませんでした。 この日はなぜかC-1の飛来が多かったです。単なる偶然なのか、この日は確か木曜日だったので、曜日によって多く飛来するのかはわかりません。どちらも地味な機体ですし、今回のような企画でもしないと、撮影することも少ないかもしれません。 |
|
|
|
それにしても短いローリングでエアボーンしますね。 |
戦闘機たちの運動性能の高さを物語っています。 |
|
|
|
平日の名古屋空港展望デッキにいると、日本の航空自衛隊には実にたくさんのF-15J「イーグル」があることを実感します。平日の遭遇率は100%に近いんじゃないかと思います。それだけの機体を順次整備し続ける三菱重工小牧南工場もすごいですが、それが同工場の主な収入源かと思うとちょっと複雑な気持ちです。 今回出てきたF-15J「イーグル」は沖縄那覇基地第204飛行隊所属の「62-8866」でした。残念ながら三菱重工小牧南工場にやって来る戦闘機たちは、所属部隊のマークを剥がしてきているので、よほどのスペシャルマーキングを施した機体以外はどれを見ても同じ。それでもここにいれば、日本全国の戦闘機が見られると思うと、何だか得した気分になります。 |
|
午後1時10分、今度は「マンボ・グレイ」のコールサインで岐阜基地所属のF-4EJ改「ファントムU」がローアプローチして来ました。 |
岐阜基地へ向かう自衛隊機の多くは、名古屋空港上空をローアプローチして、岐阜のファイナルコースにインターセプトするようです。 |
|
|
|
|
|
いつもながら、W-1から滑走路に進入し、わずかのローリングでローテーション。 |
滑走距離からすればフルレングスで離陸する必要はないのですけどね。 |
|
|
航空自衛隊機たちのコールサインはちょっと不思議です。小牧基地配属機の場合は航空隊単位というか、機種ごとにコールサインが異なると言っていいと思います。C-130Hは「キャメル」、KC-767は「コビー」と言った具合です。ところがおとなりの「岐阜基地」はというと、どの戦闘機もみんな「マンボ」。マンボの後ろに「ホワイト」とか、「グレイ」などを組み合わせて使用しています。 この日、新たなコールサインを耳にしました。それはF-2Aが離陸の際に使った「ローレル09」。帰宅して調べてみたところ、「ローレル」は築城基地のコールサインでした。ちなみに三菱のテスト飛行に使用されているコールサインは、F-2が「キャッスル21,22・・・」、F-4が「キャッスル41、42・・・」、そしてF-15が「キャッスル51,52・・・」。何となくわかる気がしますね。 |
|
|
これは驚きました。最初に見た瞬間は、「ロケットエンジンが出てきた!」と思いましたが、ここ三菱重工小牧南工場ではロケットやっていないし、そもそもロケットエンジンはもっとデカイですよね。 そこでこれはいったい何?とよく見てみると、排気口部分の形状に見覚えがありました。そうです、F-2戦闘機のエンジンだったのです。あんな小さな機体に、こんなどでかいエンジンを搭載しているのですね。すごいものを見ることができました。 |
|