ホーガン・ウイングス エールフランス A340-300 (ランディングギア、スタンドつき)

 
  私がいちばん欲しかったのが、実はこのエアフラのA343でした。理由は以前パリのエールフランス・アンヴァリッド営業所で同じ1/200スケールモデルを購入し、自分でデカールを貼り直して所有していたことがあったからです。

 そのモデルはデカールの経年劣化もあってすでに処分してしまいましたが、エアバスA340が大好きな私にとっては、やはりこのモデルをコレクションに入れないわけにはいかなかったのです。

 しかし、すでにモデルの製造は終了していて新品の入手は困難な状況。今回は愛知県小牧市にある中古モデルショップが出品していた程度のいい中古品を入手することにしました。中古でもこのモデルは人気があって、落札価格は4000円まで上がってしまいました。


エアバス社の長距離用ワイドボディ機シリーズの4発型のA340-300です。

 主翼前方部分です。レジで確認しなければ、この部分A330とA340を見分けることは困難ですね。

 垂直尾翼です。こちらもA330&A340共通のものです。
  

ポートサイド斜め後方からのアングル。
4発のエンジンとセンターギアがA340の証しです。

 このモデルではこんな細いエンジンでもちゃんとブレードが回転します。

 エンジン基数が同じ胴体を使用するA330とA340の大きな外観上の違いですね。

 真上からのアングル。後退翼の小さい、細長い主翼と細めの4基のCFMインターナショナル製エンジンが特徴です。

胴体下部からのアングル。2輪のセンターギアがあるのが、エアバスA340の大きな特徴です。
 

真後ろからのアングルです。
 
実際の飛行機でこのアングルから見られるのは、
タクシング中の後方機のパイロットくらいでしょう(笑)。

 この第3ドアと第4ドアの間の窓が、実機では後方に行くに従い少し上昇しているのです。残念ですがホーガン製ではそれが再現されていません。

 これがホーガン製のスタンドです。私は飛行姿勢でのディスプレイが好きではないので使いません。
 

真横からのアングルです。
エアバス機にはホワイトボディと濃い目の垂直尾翼カラーがよく似合います。

ポートサイド斜め前方から。

そしてスターボードサイド側斜め前方からです。

 ホーガンのモデルはエアバス機とボーイング機で、パッケージを分けているのかもしれません。

 各モデル共通の組立図です。実際にはこんな図面を見る必要はありません。

 モデルの精度としては以前ご紹介したエアバスA330-200と全く同じレベルです。ただし、ヤフオクにおける価格は人気のあるAFのA343は高く、あまり人気のないA332は安い傾向にありますね。

 すでに実機についてもエアバス社がA340シリーズの生産終了を発表してしまいましたので、これからこのシリーズのモデルは入手が困難になっていくことでしょう。コレクションに加えたいとお考えの方は、なるべく早めに入手されたほうがいいと思います。

ボディ成形の正確さ:8、細部の再現性:7、デカールの精密さ:7・・・総合:7

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